ライトウェイトスポーツのベスト。最新モデルは原点に回帰し魅力を鮮明化
マツダ・ロードスターは、世界中のスポーツカーに影響を与えた偉大な存在だ。もしロードスターが誕生していなかったら、世界の自動車シーンは味気ないものになっていたに違いない。
ロードスターは、1989年のNA型の誕生以来、スポーツカーの核心的な存在として日本、いや世界に君臨してきた。ロードスターという本当のスポーツカーが生まれたからこそ、クルマ好きはそれに刺激を受けた。そしてロードスターに影響を受けた、さまざまなメーカーのスポーツカーやスポーティカーを享受することができたのだ。一度は絶滅しかけたスポーツカー市場を再興した立役者こそマツダ・ロードスターだった。
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第4世代の現行ND型では原点回帰とばかり、ライトウエイトスポーツの本質を改めて見つめ直した。初代の哲学に立ち返ることで、モダンなオープンスポーツカーを再定義したのだ。いくら名車でも世代を超えてアイデンティティを継承するのは至難の技。ND型の開発には相当な苦労があったに違いない。
ロードスターはスポーツカーの理想形。どこでも楽しい!
ラインアップはキャンバストップと、電動RHT仕様のRFの2シリーズ。ND型の魅力は普遍的で美しいフォルムと、幅広い技量のドライバーを受け入れるワイドレンジな性能にある。タイヤを車両4隅に最適配置し、低く構えたスタンスは。走りの素性を無言のうちに語りかけてくる。まるで「どうだ乗ってみろよ」とドライバーに挑んでくるようだ。
走りは文句なく痛快。しかもいつでもどこでも味わうことができる。ガレージを飛び出し、一つ目の交差点を曲がったときから、もう愉快が始まる。スポーツカーを操っていると実感する。そしてワインディングやサーキットが待ちきれなくなる。
縦置きFR用へと専用セッティングされたRF用の2ℓ(184ps)はもちろん。キャンバストップが積む1.5ℓ(132ps)もエンジンは気持ちいい。スポーツカーにとって無用に多い気筒数や大きな馬力は必要ないことを教えてくれる。そして“軽さ”と、コンパクトなサイズこそが正義であることを語りかける。そう、ロードスターはスポーツカーの核心であると同時にお手本なのだ。
だからワインディングロードやサーキットが楽しいことはもちろんのこと、タウンユースでも盛り上がる。しかもND型には適度なGT性能さえ備わっている。ロードスターは乗るだけで心がリフレッシュする。そしてドライビングは面白いと実感させてくれる。日本が世界に誇る無敵のリアルスポーツ。改めてロードスターを生み、育ててきたマツダに敬意を表したい。
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みんなのコメント
ボディーはふにゃふにゃ、それに合わせて足もふにゃふにゃ、ガサツで非力なエンジン、しょぼい内装。
オープンのFRであることだけが評価されてた。
やれデミオと同じエンジンだの、安っぽいだの文句ばっかり。
専用設計で安いものなんて作れないのに・・・・。