オートバックス、電動モビリティのサブスク・レンタルサービス開始

オートバックスセブンは、TENTが運営するレンタル＆サブスクモール「カウリル」に出店し、電動モビリティのサブスクリプション・レンタルサービスを開始した。

これは、「カウリル」上で電動キックボードや電動バイクを月額定額制でレンタルできるサービス。最低利用期間は3か月で、試乗や車体の受け取り、メンテナンス、修理は一部のオートバックス店舗で対応可能だ。

オートバックスグループは2024年2月から一部店舗で電動キックボードなどのマイクロモビリティの取り扱いを始め、試乗から整備までワンストップでサービスを提供してきた。今回のサービス開始により、より多くの顧客のニーズに応えることを目指す。

レンタル車両はすべてナンバー登録済みで、自賠責保険と任意保険にも加入済みのため、受け取り後すぐに利用できる。購入を迷う人や短期間の利用者だけでなく、営業活動や観光地でのレンタル用途として、企業や自治体の利用にも対応している。

取り扱う車種は、電動キックボード型のMeister.F（フグイノベーションズジャパン）、KS6 PRO（ヤディア）、自転車型のe-FREE01（カーメイト）の3種類。これらは2023年7月1日施行の新基準「特定小型原動機付自転車」に適合し、安全性が確認されている。

利用者はスーパーオートバックスMITAKA（東京都）で試乗や受け取りが可能で、今後順次拡大予定だ。法人や自治体向けには受け取り場所の相談も受け付けている。