TOYOTA GAZOO Racingは2月7日、2020年のモータースポーツ活動計画について発表した。スーパーGT GT300クラスでは、aprからTOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GTが2台、埼玉トヨペットGreen Braveからは東京オートサロン2020で発表されたトヨタGRスープラが1台、そしてレクサスRC F GT3が4台参戦することになった。
トヨタブランドのJAF-GT車両では、すでに東京オートサロン2020で発表されたとおり、埼玉トヨペットGreen Braveから新造されたJAF-GT車両であるトヨタGRスープラの参戦が決まっており、吉田広樹と川合孝太がドライブする。
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一方、同じくJAF-GTのトヨタ・プリウスPHVは昨年同様aprから2台参戦することになった。ブリヂストンを履く31号車は、嵯峨宏紀と中山友貴、ヨコハマを履く30号車は永井宏明と織戸学というコンビは変わらず。2台のプリウスは不変の体制で臨むことになった。
また、レクサスRC F GT3で参戦するマシンは2019年から増え、4台が参戦することになったが、その陣容は変更がみられている。まず驚きなのはLM corsaだ。吉本大樹のパートナーとして、全日本F3選手権で活躍する河野駿佑がGT300初参戦を果たすことに加え、タイヤも変更。PACIFIC - D'station Racingに続きミシュランを装着することになった。
一方、2019年にチャンピオンを争ったK-tunes Racingは、新田守男と阪口晴南というコンビに変更はないものの、タイヤを2019年までLM corsaが使用していたダンロップに変更することになった。また、Panther arto Team Thailandはヨコハマを履くことは決まっているが、まだそのドライバーは未定となった。
そして新たなレクサスRC F GT3使用チームとして参戦することになったのは、2019年までスーパー耐久ST-Xに参戦していたMax Racingだ。ヨコハマを履き、ドライバーにはGT300復帰となる久保凛太郎と、2019年までFIA-F4で活躍していた三宅淳詞が乗り込むことになった。スーパー耐久でもつちやエンジニアリングがメンテナンスしており、2020年もHOPPY team TSUCHIYAとピットを並べることになりそうだ。
GRスープラの登場、さらにレクサスRC F GT3の台数増と、2020年はGT300クラスでもトヨタ/レクサス勢が大いに存在感を示しそうだ。
スーパーGT GT300クラス
トヨタ/レクサス参戦チーム一覧
NoTeamCar NameDriverTyre30aprTOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT永井宏明/織戸学YH31aprTOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GT嵯峨宏紀/中山友貴BS52埼玉トヨペットGreen Brave埼玉トヨペットGB GR Supra GT吉田広樹/川合孝汰BS35Panther arto Team Thailandarto RC F GT3TBN/TBNYH60LM corsaSYNTIUM LMcorsa RC F GT3吉本大樹/河野駿佑MI96K-tunes RacingK-tunes RC F GT3新田守男/阪口晴南DL244MAX Racingたかのこの湯 RC F GT3久保凛太郎/三宅淳詞YH
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