車種別・最新情報 [2026.09.06 UP]
新型「RAV4」オーナー注目!ヘッドランプのデザイン&安全機能を後付けアップグレード
今知りたい!魅力のポイント《RAV4》
今知りたい!! 注目モデル魅力のポイント総まとめ!
今回の企画はニューモデルや定番人気モデルなど、要注目国産モデルを厳選! プロフィールやコンセプトをひも解くとともに、それぞれの魅力のポイントをピックアップ。さらに、おすすめのグレードやオプションなど、クルマ選びの際に知っておきたい詳細まで深掘りして紹介する。
●文:川島 茂夫
※本記事の内容は月刊自家用車2026年10月号制作時点(2026年8月中旬)のものです。
ミドルSUVのど真ん中を狙い、3つのキャラで選択肢も豊富
現代的なクロスオーバーに求められる要件をクリア
2025年ののFMCで内燃機車が整理され、HEVとPHEVの構成となったが、それでもミドルSUVを代表し基準となるモデルなのは間違いない。パワートレーンはRAV4が体現しているようにストロングハイブリッドが今の時代の”普通“なのだろう。
基準と言えるひとつの要素はパッケージングだ。現行型の車体外寸は先代と大きくは変わっていない。ミドルSUVは日常用途とレジャー用途のほどよいバランスポイントであり、RAV4のパッケージングは絶妙と言える。
全車ともハイブリッドシステムを採用するが、システム自体は従来と同じスプリット式で駆動方式はツインモーター式。ただしeAxleを含めハードウエアを最新型に一新。その結果、アドベンチャーで新旧を比較すると車重は同等でWLTC総合モード燃費では旧型対比で1割以上向上した22.9㎞/ℓを達成している。さすがにカローラクロスには及ばないが、その差は1.7㎞/ℓでしかない。ミドルSUVの中でもトップレベルの燃費優等生だ。
大幅に改良が加えられたハイブリッドシステムの美点は燃費だけでなく、状況に合わせた微細な駆動トルクの加減などにより、路面状況や運転に応じた滑らかな走りや安心感のある操り心地に洗練。車体や足回りの改良も合わせて走りも改善されている。
新型RAV4を語る上で欠かせないのが3つの個性だ。Z、アドベンチャー、GRスポーツの3グレードが用意され、標準系に相当するZに対して悪路とアウトドア趣味に振ったアドベンチャー、オン&ラフロードのスポーツドライビング適性を高めたGRスポーツというキャラ付け。また、パワートレーンの設定もグレードによって異なり、ZにはHEVとPHEVが用意されるが、アドベンチャーはHEV、GRスポーツはPHEVのみの設定となっている。
最低地上高は搭載パワートレーンで異なるが、その差はわずか5㎜。低い方のHEVでも190㎜が確保されている。この数値は従来型から変わっていない。また、スポーティなGRスポーツはローダウン型のオンロードスポーツではなく、高い悪路対応力も備えている。ダートスポーツとしての走りが期待できるのも魅力だ。
アウトドア趣味のSUVとしてバランスの取れたパッケージングや性能、経済性があり、その上で3つのキャラからの選択できるのが現行型の特徴。純ガソリン車はなくなったが、嗜好的な選択範囲は拡大している。ミドルSUVの定番車種となるのも当然だ。
TOYOTA RAV4
●発表年月(最新改良):'25年12月('26年2月)
■Z(左) ■アドベンチャー
■GRスポーツ/グレード体系は主として上下関係ではなくキャラクターの違いとなる。タイプごとにHEVまたはPHEVが設定されていて、RAV4だけでミドルSUVに対する幅広いニーズに応えている。
コックピットは直線基調でシンプル&機能的。派手なギミックや加飾のない落ち着いた印象がまさに王道。大型センターディスプレイが示唆するように車載ITやインフォテイメントはトヨタの最新仕様だ。
荷室は2段デッキボードを備え、リヤシートのアレンジやサブトランク、サイドポケットなど、積載は容量も機能も充実している。
2.5ℓエンジンにトヨタのお家芸である動力分割機構を用いたシリーズ・パラレル式(スプリット式)ハイブリッドシステムを搭載。
《魅力ポイント》総合的な技術力を証明するトップクラスの燃費性能
HEVが普及して一般化した現在は以前のようには重視されなくなったが、燃費性能はクルマの基本性能の重要なポイントのひとつだ。エンジンからタイヤ等々の総合的な効率化の目安になる。RAV4のカタログ燃費はミドルSUVではトップクラス。SUV以外の同車格モデルと比べても中々の優等生である。内燃機と電動の双方の技術を効率よく運用するハイブリッドシステムが優秀で、燃費はRAV4の先進性の証のひとつとなっている。また、RAV4を乗り継ぐユーザーにしてみれば、燃費の向上は信頼性の向上にも繋がることだろう。
《魅力ポイント》HEVとBEVのいいとこ取りなPHEVも選べる
外部充電可能なPHEVはHEVとBEVの中間的なポジションにあり、RAV4では先代からPHEVをラインナップしている。満充電時のEV走行航続距離はWLTCモードで151㎞(Z)にもなり、ライバルとなるアウトランダーの102㎞を上回る。買い物や通勤通学には十二分な余裕がある航続距離であり、中長距離ドライブ以外は自宅などでの充電電力でまかなえる見当だ。また、余裕の蓄電量は災害時やレジャーでの外部給電システムとしての利便性にも繋がる。上手に使えばHEVとBEVのいいとこ取りである。
《RAV4》主要諸元
■主要諸元(アドベンチャー) ●全長×全幅×全高: 4620×1880×1680mm ●ホイールベース:2690mm●車両重量:1710kg ●乗車定員:5名 ●パワーユニット:2487cc直列4気筒DOHC(186PS/22.5kg-m)+前後モーター(フロント:100kW/208Nm、リヤ:40kW/121Nm) ●トランスミッション:電気式CVT ●駆動方式:4WD ●WLTCモード総合燃費:22.9km/ℓ ●ブレーキ:ベンチレーテッドディスク(F)/ディスク(R) ●サスペンション:マクファーソンストラット式(F)/ダブルウィッシュボーン式(R) ●タイヤ:235/60R18
《RAV4》おすすめグレード
アドベンチャー
●価格:450万円
最もRAV4らしさを感じられて実用性で見た費用対効果もベスト
プレミアム性や先進性を求めるか、アウトドア趣味のレジャー志向でまとめるか。カラーHUD(ヘッドアップディスプレイ)など上級クラスの雰囲気や装備も楽しめるのが新型の魅力でもあるが、個人的にはSUVらしい外観や実用的な装備と手頃感のある価格設定のアドベンチャーが一番RAV4に似合いと考える。好み抜きで実用性基準のコスパで選んでもベストだと思われる。
《RAV4》おすすめオプション
運転支援&安全装備(緊急時操舵支援等)
標準装備でひと通り揃うがグレードによっては追加もあり
車外からの操作で駐車作業が可能なアドバンストパークやドライバー異常時に自動で路肩に寄せる機能、カラーHUDなど、安全性と利便性を高める支援機能がセットオプション等で用意されている。ZとGRスポーツ向けが大半なのは残念だが、アドベンチャーの安全&運転支援機能はカテゴリー相応に充実しているので、これらのOPはリスクの最小化を求めるユーザー向けだ。
《RAV4》ライバルチェック
NISSAN エクストレイル
●価格:384万3400円〜494万6700円 ●発表年月(最新改良):'22年7月('25年8月)
後輪駆動主体の走りができるe-4ORCEが一番のポイントだ
4WDシステムはRAV4と同じくツインモーター式を採用するが、前輪を主たる駆動輪とするRAV4に対し、後輪の駆動力を高めて走りの上質感を狙っているのがエクストレイルだ。また、3列シート仕様が設定されるのも見どころ。一方、PHEVの設定はRAV4のみのアドバンテージ。BEV的な運用をPHEVでひと足早く味わいたいユーザーに対応できるのもRAV4の強味。
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