エンスージァストには見逃せない役者
輸入車だけではなく、国産旧車も魅力的な顔ぶれが揃った。定番のハコスカはなかったが、エンスージァストには見逃せない役者が並んだ。
【画像】古今東西のコンディションの良いコレクターズカー35台が登場!全リザルト掲載 全35枚
中でも主役といえる存在が『練馬5』のシングルナンバーを維持するホンダSM600だ。ワンオーナー、未再生でオリジナルの姿を保つ歴史的にも貴重な1台だ。実走行2万km台で、オリジナルのタイヤ、ホイールを始め純正ハードトップも付属する。2度と得難いS600だけに入札はヒートアップし、最終的にS600の相場を大きく超える832万5000円で決着がついた。
もう1台注目を集めたのが、イメージカラーのマッハグリーンを纏う1979年マツダ・サバンナRX-7SE(SA22C)の初期型だった。フルレストアされたように見えるが、実は未再生の極上車だったのである。
オリジナルにこだわるオーナーにより室内保管で維持され、塗装はもちろん内装やゴム類もラインオフした状態を保っている。走行も4万9000kmと進んでいなこともあり、721万5000円まで値を上げた。
これまでオークションに姿を見せなかった1981年日産ブルーバードSSSターボSは244万2000円、レストア済みの1975年トヨタ・コロナ・マークII 2000GSSが610万5000円で落札されたが、トヨタ2000GTとマツダ・コスモスポーツは流札してしまった。
ホンダS2000は2台出品。そのうちの1台は初代オーナーが納車直後に亡くなり、家族がガレージに保管。その後、譲り受けた現オーナーが引き継ぎ整備したもの。現在オドメーターは1092lmを示し、フルオリジナルの状態にあるだけに1021万2000円で落札された。もう1台の走行9000kmのS2000は、843万6000円で終えている。
チャリティオークションは大盛況
今回のオークションのもうひとつのハイライトといえるのが、三浦商事の厚意により提供されたスーパーカー関係のパーツによるチャリティオークション。
三浦氏がストックしていた貴重なパーツを、次代を担う子供たちの支援に役立てたいと出品することになった。売り上げから手数料を引いた全額が『社会福祉法人読売光と愛の事業団段寄付され、子供育成支援と被災者支援に役立てられる予定だ。
チャリティオークションのハイライトは、フェラーリF50関連パーツが人気を集め高額で落札されたことだ。
ステアリングホイールは188万7000円、三浦氏が最高のサウンドを求めてワンオフで製作したエキゾーストシステムが166万5000円で落札された。このほかフェラーリ288GTOステアリングホイールは44万4000円、未使用のフェラーリF355用純正カーカバーセットが36万6300円と、貴重なアイテムが多かったことから高額落札が続出した。
一方で用途が限られるパーツや競合がなかったアイテムは安価で落札され、オークションならではの妙味も味わえた。チャリティオークションの落札結果は以下のとおりだ。
フェラーリ・テスタロッサ・ハブナット 5万5500円
フェラーリ・テスタロッサ・ステアリングホイール 18万8700円
フェラーリ365GTキャレロ3 3/4テールライトセット 1万1100円
ケーニッヒ・コンペティション・エヴォFレンズセット 6万6600円
ファンネル12ピース 6万6600円
フェラーリ288GTOドライビングランプ 11万1000円
フェラーリ・パーツセット 3万3300円
フェラーリ360スペースセイバースペアホイール 2万2200円
フェラーリ360モデナ・カーカバーセット 9万9900円
ランボルギーニ・ディアブロVTスピードメーター 5万5500円
フェラーリF40ヘッドライト昇降モーターRH 8万8800円
フェラーリ456用ニーズ・ホイール 11万1000円
フェラーリ365GT4/BBスピードメーター 16万6500円
MVアグスタRG3 ECU CRCスプロケット 1万1100円
*落札額は、落札手数料と手数料の消費税を含めた額で表示。
10月、11月にもリアルオークション開催予定
BHオークションはこの後、10月31日に今回と同じお台場のシティサーキット東京ベイでの開催が予定されている。続く11月29日には新たな会場となる、有明エリアにあるブリリア・ランニングスタジアムで行われると発表された。
続けてオークションを開くことからBHオークションでは出品するコレクターズカーを広く募集しているという。詳細については同社まで問い合わせを。
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