もくじ
ー AMG 最初のPHEVは2020年
ー ブランド名 F1と同じ「EQパワー+」に
ー AMGモデルは技術的アイコン
GLBのAMG版 メルセデス-AMG GLB35 公道テスト目撃 306ps?
AMG 最初のPHEVは2020年
メルセデス-AMGは、将来的に全ラインナップのプラグイン・ハイブリッド仕様を開発する。メルセデス・ベンツのEQパワー・システムをチューニングして、パフォーマンスを向上させたものになるという。
この動きは、メルセデスが力を入れているプラグイン・ハイブリッド・テクノロジーの一部である。同社は企業平均CO2排出量を劇的に減らすため、その鍵となる電動化技術に90億ポンド(1.3兆円)を投資している。メルセデス-AMGによる最初のPHEVは2020年に登場する見込みだ。
メルセデス-AMGは現在、CLS53やE53などのマイルド・ハイブリッド・モデルを手掛けている。これらのモデルには、メルセデスのEQブーストと呼ばれる48Vスターター/ジェネレーターが搭載され、22psと25.5kg-mを発生してエンジンをアシスト。だが、ますます厳しくなる欧州連合の排ガス規制目標値に対応するならば、これはおそらく途中の段階に過ぎない。
「全てのAMG車には将来、プラグイン・ハイブリッドを選択肢として用意します」 メルセデスで排ガス関係の対外担当を務めるフランク・オバーマイヤーは語る。「マイルド・ハイブリッドはAMGの方策ではありません。なぜなら、それによって削減できる排ガスは非常に少ないからです」
ブランド名 F1と同じ「EQパワー+」に
メルセデス・ベンツ・ブランドは現在、Cクラス、Eクラス、SクラスにEQパワーというバッジを付けたPHEVを設定している。間もなくGLCやGLEにも加わる。コンパクトカー専用に開発された新しいプラグイン・パワートレインを搭載するAクラスを含め、2020年末までに20車種のPHEVが投入される予定だ。
これらのモデルには、メルセデスの第3世代PHEVシステムが採用される。122psと44.9kg-mを発生する電気モーターにより、50kmの距離を電気のみで走行可能だ。メルセデスはこの距離をさらに伸ばすための開発を続けており、2020年に登場する次期型Sクラスのシステムは排ガスを出さずに100kmの距離を走れる見込みだ。
メルセデス-AMGのモデルでは、このシステムをベースに、いくらかの航続距離と引き換えにパフォーマンスがさらに引き上げられ、EQパワー+(同社のF1マシンに合わせて)というブランド名が与えられるだろう。
AMGモデルは技術的アイコン
「バッテリー自体と電気モーターを含む仕組みは同じです。大幅に(パフォーマンスを)引き上げれば航続距離は減りますが、運転体験はもっと素晴らしいものになるでしょう」とオバーマイヤーは言う。「同じバッテリー、同じドライブトレイン、異なる使い方です。SUVでは100km走れるとすれば、AMGモデルでは60~70kmに留まるでしょう」
平均排ガス量を減らすためには、電動化や他の効率改善技術を推し進めていくことになるが、高性能なAMGモデルはメルセデスのラインナップにおける重要な一部として残るだろうとオバーマイヤーは語った。
「AMGモデルはわれわれのブランドにおける技術的アイコンです」と彼は言う。「新たな世界のことも忘れるわけにはいきません。電気自動車には財源が必要です。われわれの既存の高収益なモデルがその財源となります」
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