2月27日、静岡県の富士スピードウェイにて、スーパーGT GT500クラスの車両12台が参加したメーカーテストがスタートした。3メーカーが揃うメーカーテストは今季開幕前では今回が最後となる予定で、初日は落ち着いた晴れ模様のなかで精力的に走行が進められた。
今回参加した12台のなかで、ホンダ・シビック・タイプR-GT陣営は開発車両となる99号車を含め、8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT、17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT、64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTの4台が走行した。
【タイム結果】2025スーパーGT GT500クラス富士メーカーテスト 2月27日午前/午後セッション
パドックでは、99号車のガレージで山本尚貴と牧野任祐の姿が確認できたほか、8号車には同じくARTAの16号車のふたりのドライバーも加えた4人でマシンをシェアしている様子。17号車Astemoと64号車Moduloはレギュラードライバーが乗り込んでいると思われる。また、17号車と99号車は前日26日にも午前午後ともに走行していた。
GRスープラ勢は、今季は王者のゼッケンナンバー“1”をつける1号車au TOM’S GR Supraに加え、19号車WedsSport ADVAN GR Supra、38号車KeePer CERUMO GR Supra、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supraという4台が参加している。
ニッサン陣営は3号車Niterra MOTUL Z、12号車TRS IMPUL with SDG Z、23号車MOTUL AUTECH Z、24号車リアライズコーポレーション ADVAN Zという全4台のニッサンZニスモGT500が参加し、各車にレギュラードライバーが乗り込んでいるものとみられる。なお、TEAM IMPULの12号車はカラーリングこそ以前のカルソニックブルーを彷彿とさせる色だが、今回はスポンサーロゴが貼られていない。
今回のテストにはGT500クラス全15台のエントリーのうち12台が参加したが、GT500は参戦する各マシンおよびタイヤメーカーに対してテストの上限時間がスポーティングレギュレーションで定められていることに加え、2025年は参戦する全車両のモノコックが新品に入れ替わるタイミングにもなっているため、その作業との兼ね合いもあって参加車両が分かれているようだ。
この日最初のセッションは、9時から12時までの3時間で行われ、開始とともにまずはホンダ開発車両の99号車がコースイン。最初の1時間のうちにGRスープラ勢も1号車au、38号車KeePer、39号車DENSOがピットを離れ、ニッサン陣営の23号車MOTUL Zを加えた計5台がまずは周回を重ねていった。
10時台からは残る7台も続々とコースインを始め、セッション後半の11時には全車が走行を開始。このころには陽も上がって気温も少しずつ上昇し、参加全車となる12台が順調に走行を続けた。
こうして午前のセッションは、全12台がコースインと周回を繰り返しつつ順調に進み、トップタイムは前年王者の“1号車”auが記録した1分26秒072となった。2番手には今季からの新カラーリングで登場した64号車Moduloが1分26秒169、3番手には38号車KeePerが1分26秒338で続いた。テストは27日午後と、翌28日も行われる予定になっている。
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