2025年5月16日(現地時間)、 F1第7戦エミリア ロマーニャGPがイタリア・ボローニャ近郊のイモラサーキットで開幕する。いよいよF1グランプリは欧州ラウンドに突入、ここからチャンピオン争いが本格化する。今シーズンはここまでマクラーレンがリードを広げているが、ここからどういう展開となるのか興味深い。
大幅なアップデートでシーズンの流れが変わる可能性も
欧州にF1グランプリが帰ってくるのは、昨年9月のイタリアGP以来、8カ月ぶり。エミリア ロマーニャGPは欧州ラウンドの幕開けを告げるグランプリで、ここからモナコGP、スペインGPと続く3週連続開催となる。
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今シーズンはここまで6戦が終了しているが、マクラーレンが5勝をあげてシリーズをリードしている。とくにオスカー・ピアストリは今季すでに4勝、3連勝中と独走状態に入ろうとしているようにも見える。
ライバルチームも策を講じており、エミリア ロマーニャGPでは大幅なアップデートを持ち込むチームも多く、シーズンの流れが変わる可能性もある。
2025年F1ドライバーズランキング(第6戦終了時)
1位 81 O.ピアストリ(マクラーレン) 131
2位 4 L.ノリス(マクラーレン)115
3位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル)99
4位 63 G.ラッセル(メルセデス)93
5位 16 C.ルクレール(フェラーリ)53
6位 12 K.アントネリ(メルセデス)48
7位 44 L.ハミルトン(フェラーリ)41
8位23 A.アルボン(ウイリアムズ)30
────────────
11位 22 角田裕毅(レッドブル)9
2025年F1コンストラクターズランキング(第6戦終了時)
1位 マクラーレン 246
2位 メルセデス 141
3位 レッドブル 105
4位 フェラーリ 94
5位 ウイリアムズ 37
6位 ハース 20
────────────
8位 レーシングブルズ 8
昨年はシーズンをリードするレッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝したが、ポールポジションから好スタートで主導権を握ったものの、レース後半にかけては後方から追い上げてきたマクラーレンのランド・ノリスに対して防戦一方。残り15周を切るとその差は2秒を切ったが、ここでフェルスタッペンが粘り、そのままフィニッシュを迎えた。
フェルスタッペンはこのエミリア ロマーニャGPでシーズン5勝目をあげたが、いつものような楽勝ではなく、薄氷の勝利だった。
【参考】2024年F1第4戦エミリア ロマーニャGP決勝 結果
1位 1 M.フェルスタッペン(レッドブル・ホンダRBPT)63周
2位 4 L.ノリス(マクラーレン・メルセデス)+0.725s
3位 16 C.ルクレール(フェラーリ)+7.191s
4位 81 O.ピアストリ(マクラーレン・メルセデス)+14.132s
5位 55 C.サインツ(フェラーリ)+22.325s
6位 44 L.ハミルトン(メルセデス)+35.104s
7位 63 G.ラッセル(メルセデス)+47.154s
8位 11 S.ペレス(レッドブル・ホンダRBPT)+54.776s
9位 18 L.ストロール(アストンマーティン・メルセデス)+79.556s
10位 22 角田裕毅(RB・ホンダRBPT) +1周
────────────
13位 3 D.リカルド(RB・ホンダRBPT) +1周
ファステストラップ 63 G.ラッセル(メルセデス)
グリッド順を決める予選はとても重要となる
エミリア ロマーニャGPが行われるイモラサーキット(正式名称アウトードロモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ)はかつてはイタリアらしい超高速コースだったが、何度かコースが改修されて、タンブレロ、アクア・ミネラリ、バリアンテ・アルタ、バリアンテ・バッサなど有名な高速コーナーはかつてのものとは少し異なるものとなっている。
それでもストレート部分こそ長くないが高速コーナーが多く、高低差も約30mあり、さまざまな設定のコーナーが21も配されるのでマシンのセッティングが難しい。
またコース幅は場所によって狭くトリッキーでオーバーテイクが簡単ではなく、しかもピットレーンが528mと長いこともあってピットインでのロスタイムが大きくタイヤ交換は有利な作戦とは言えず、グリッド順を決める予選はとても重要となる。
決勝ではしばしばアクシデントが起こるが、セーフティカーの導入や天候の急変などの混乱がない限りタイヤ交換は通常は1回のみで、タイヤ選択が鍵を握ることになるだろう。
タイヤを供給するピレリは「イモラの路面は摩耗が少なく、昨年のレースでは路面温度が50度を超えていたにもかかわらず、デグラデーションも少なく安定したパフォーマンスを発揮したことから、今年は1段階柔らかい、ハード=C4、ミディアム=C5、ソフト=C6のコンパウンドを供給します。C6タイヤはレースで使用されることはないでしょうが、フライングラップで高いグリップを発揮する可能性があります。イモラサーキットはタイヤにかかる平均負荷が低く、劣化は最小限に抑えられますが、オーバーテイクの機会が限られているため、いいポジションから、適切なレース戦略を立ててタイヤをマネジメントすることが重要となります」とコメントしている。
2025年F1第7戦エミリア ロマーニャGPは、5月16日13時30分(日本時間20時30分)からのフリー走行1回目で開幕、予選は5月17日16時(日本時間23時)、決勝は5月18日15時(日本時間22時)に開始される。
2025年F1第7戦エミリア ロマーニャGP タイムスケジュール
フリー走行1回目:5月16日13時30分~14時30分(日本時間20時30分~21時30分)
フリー走行2回目:5月16日17時~18時(日本時間24時~25時)
フリー走行3回目:5月17日12時30分~13時30分(日本時間19時30分~20時30分)
予選:5月17日16時~17時(日本時間23時~24時)
決勝(63周):5月18日15時~(日本時間22時~)
[ アルバム : 2025年F1第7戦エミリア ロマーニャGP プレビュー はオリジナルサイトでご覧ください ]
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