現行型アル&ヴェル用の後付けキット
安全性や燃費性能、自動運転技術など、車にはさまざまな性能が求められているが、クルマの魅力のひとつに「操る」ことが挙げられるのはいつの時代も変わらないわけで。そこで注目したいのがパドルシフトの存在だ。
純正を外して交換するだけ アルファード&ヴェルファイアのメーターが高級ドイツ車風の画面に
スポーツカーだけでなくファミリーカーにも採用が広がるこのパドルシフトだが、ミニバンのジャンルで揺るぎない人気を誇るアルファード&ヴェルファイアにはなぜか非搭載で、標準装備されることを望んでいるユーザーは多い。そんな声に応えアフターパーツメーカーからは、後付けの「パドルシフトキット」が登場しているので紹介しよう。
パドルシフトのメリットとは
そもそもパドルシフトとは、ドライバーから見てステアリングの奥側、ステアリングボス部分に装着されるシフトチェンジを行うためのユニット。もともとはレーシングカーで、ドライバーがステアリングから両手を離さずにシフトチェンジできるように開発され、広まったもので、現在では新型車の一部グレードや高級車に純正採用される装備だ。
一番のメリットは、一般的なフロアシフトよりもシフトチェンジを素早く安全にできること。ステアリングすぐ奥の左右に操作用レバー(パドル)が備わるから、コーナリング中でもステアリングを握ったまま指を伸ばせばシフトチェンジできる。
操作方法は多くの車種が、右手側のパドルを手前に引くとシフトアップ、左手側のパドルを引くとシフトダウンするのが一般的。ステアリングに両手を添えたまま思いどおりにシフト操作ができるので、スポーツ走行時だけでなく高速道路やワインディングでも恩恵を受けられる。
純正部品を使用したキットだから安心
このように走行面で多くのメリットがあるパドルシフト。30アルファード&ヴェルファイアは、純正でマニュアル式のスポーツドライビングシフト機能が搭載されているのだが、どのグレードにもパドルシフトは採用されていない。本来の優秀な機能を生かすためにも、パドルシフト化は有効だ。
ここで紹介する30アルファード&ヴェルファイア用の後付けパドルシフトは、どちらもトヨタ純正部品(シルクブレイズ・ジークはレクサスIS-F用純正品)を使用したキットだから、品質や信頼度も折り紙付き。パドルシフトが備わるステアリングコラムをまるごと交換する方式だから車両側を加工する必要がなく、もし取り外すことになっても、元の純正状態にキッチリ戻すことができる。
ちなみにシルクブレイズの商品は、ガングリップ形状のステアリングも一緒になったものが基本セットで、ステアリングスポークは「オールレザー(レッドステッチ)」「黒木目」「カーボン」の3タイプから選択可能だ。
純正機能を一切阻害せずに使用可能
操作方法は純正のシフトレバーで「マニュアルモード」を選ぶのが前提となり、あとはいつでもシフトを操作したいタイミングで、右側のパドルを引けばシフトアップ、左側のパドルを引けばシフトダウン。そして純正のシフトレバーを「D(ドライブ)モード」に戻せば通常どおりとなる仕組みなので、操作面でも不安を抱くことなく使用できる。
クルマを操っている感を満喫したい、スポーティなドライビングを楽しみたい、もっと安全性を高めたい。そんなすべてを兼ね備えられるのが、パドルシフトの魅力。
ドライバーが積極的にシフトポジションを選ぶことで、車重のあるアルファード&ヴェルファイアでも、より安定した加減速が可能となる。
言うまでもないが、そもそもレーシングカーへの採用がバックボーンとなっている装備だから、装着すればコクピットがしっとりとスポーティに、高級車感満点になるのもアドバンテージ。走りだけでなく、ドレスアップにもしっかりと効いてくれるアイテムだ。
[スキッパー]スポーツアルファ・プラス(パドルシフトキット)□価格:4万2000円(税抜)□対応車種:30系アルファード&ヴェルファイア(一部グレード非対応)
[シルクブレイズ・ジーク]パドルシフトステアリングセット□価格:4万9800円~6万4800円(税抜)□対応車種:30系アルファード&ヴェルファイア(一部グレード非対応)
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みんなのコメント
お手軽に高級感までプラス出来るのに純正採用していないことも不思議。
ブレーキだけで制御するとブレーキランプ付く回数が増えて運転が下手に見えるのも個人的には嫌い。