もくじ
ー デザイン/エクセル 2グレード展開
ー 欧州専用チューンとは
ー アヴェンシスの後釜 受け入れられるか?
デザイン/エクセル 2グレード展開
トヨタ・カムリ新型が、イギリスで販売されることになった。新たに発表された英国向け仕様は2つのグレードが用意される(画像は欧州市場モデル)。
Design(デザイン):2万9995ポンド(440万円)~のエントリーモデル
Excel(エクセル):3万1295ポンド(459万円)~の上級モデル
「デザイン」は17インチアルミホイールや本革内装、左右独立温度コントロール・フルオートエアコン、スマートエントリー、バックガイドモニター、シートヒーターなどを装備する。
「エクセル」は、LEDフォグランプやブラインドコーナーモニター、各デバイス用無線充電、車線変更支援機能などを搭載する。
2つのグレードともホワイトやグレーを含む5色のボディカラーが用意される。また、8インチ・インフォテインメントシステムを標準で装備し、ヘッドアップディスプレイやメーター周りの7インチディスプレイも選択可能。
内装はベージュかブラックの本革のみが用意され、電動リクライニングシートも選択できる。
14年ぶりに英国に投入されるカムリはアベンシスの後釜に座り、フォード・モンデオの新たなライバルとなる。全世界で最も売れているセダンでありながらも、英国市場では長らく姿を消していたカムリ。英国仕様の情報が入ってきた。
欧州専用チューンとは
イギリス仕様は、日本同様にハイブリッドモデルのみが用意される。2.5ℓ直列4気筒エンジンと電動モーターの組み合わせにより、最高出力218ps/最大トルク22.5kg-mを実現した。0-100km/h加速は8.3秒で、最高速度は180km/hとなる。
RAV4にも搭載されているハイブリッドシステムは電気モーターのみの走行が可能。競合車はフォルクスワーゲン・パサートGTEや、フォード・モンデオ・ハイブリッドになろう。トヨタによれば、都市地域などではおおよそ半分を電気のみで走行することが可能という。
CO2排出量はNEDC基準下で98~101g/kmとなっており、燃費はWLTP基準下で17.8~18.8km/ℓとなる。
最新のカムリは、プリウスやC-HR、RAV4などと同様にTNGAプラットフォームで開発されている。これを用いたことにより、従来型よりも剛性が3割程度向上している。
トヨタは欧州市場に投入するカムリは専用のチューニングが施されるとしており、イギリスに投入されるモデルもよりシャープな乗り味やハンドリングが味わえるのではないかと推測される。
アヴェンシスの後釜 受け入れられるか?
全長4885mm、全高1445mm、全幅1845mmのサイズはBMW 5シリーズと比較してほとんど同じ長さだが、高さも車幅も抑えられている。トランクスペースも524ℓと、5シリーズよりも小さい。
トヨタは販売不振を理由に英国でのアヴェンシスの販売を8月に終えていた。2017年はわずか3473台しか販売されず、2016年よりも1660台少ない台数となった。より大型で豪華なカムリは主にフリート向けの需要があると推測され、これにより販売が押し上げられるのではないかと思われる。
カムリは1983年に英国で販売が始まったが、2004年には販売不振を理由に英国向けラインナップから姿を消した。だがイギリス以外の市場では依然として販売が好調で、とくに米国では最も売れているセダンとなっていた。全世界の累計販売台数は70万台以上となっている。
英国向けカムリは7月1日からデリバリーが開始される。
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