昭和元年から数えて、2025年は昭和100年にあたる年。その間、多くのクルマが市場に現れたが、生活に根ざしたクルマにもっとも大事な「実用性能」の高さに驚いた! という日本のクルマ10台を、渡辺陽一郎氏に選んでいただいた!!
※本稿は2025年4月のものです
文:渡辺陽一郎/写真:スズキ、ホンダ、ダイハツ、トヨタ、三菱 ほか
初出:『ベストカー』2025年5月26日号
全高約1.7mの初代ワゴンRにビックリ!! 現行同様の機能も! 実用性の高さに驚いた日本車BEST10
【画像ギャラリー】バツグンの実用性に渡辺陽一郎氏もビックリ!! 実用性能の高さに驚いた日本車(21枚)
30年以上前から優秀
実用性能ベストは初代スズキ ワゴンR。その後の軽自動車の「標準」になったのだから影響力の大きさがわかる。基本性能の高さは今も同じだ
一般的に実用性能とは居住性、積載性、運転のしやすさなどを指す。また価格の割安度も評価対象に入る。
1位は1993年に登場した初代スズキ ワゴンRだ。全高が約1.7mと高く、自然な姿勢で座れて後席の足元も広い。後席の背もたれを倒すと座面も下がり、床の平らな広い荷室になる。助手席の下に大型収納ボックスも備わり、30年以上前から現行ワゴンRと同様の機能があった。
2位は2001年のホンダ モビリオ。燃料タンクを前席の下に搭載するから車内後部まで床が低く、3列目も膝が持ち上がらない。全長が4m少々でも車内は広く、視界も優れていた。全長が4.3m前後のミニバンを同様の方式で開発すれば、3列目が大幅に快適になる。
3位は1996年の初代ホンダ ステップワゴン。全高が1.8m超のミニバンでは、最初の前輪駆動車で、低い床と余裕ある室内高に驚いた。今のミニバンの基本形状を確立したクルマだ。
4位は2013年の3代目ダイハツ タント。現行型と同じく左側のピラーはスライドドアに内蔵され、前後のドアを開くと開口幅が約1.5mに達する。雨天時などはベビーカーを抱えて乗り降りできる。子育て世代の実用性を追求した。
5位は2004年の初代トヨタ ポルテ。左側に1枚の大型電動スライドドアが備わり、床面地上高は30cmと低いから、助手席の乗降性が抜群にいい。高齢者に優しいコンパクトカーだ。
6位はダイハツ アトレー7。軽商用車のアトレーをベースにしたコンパクトミニバンで、ボディの後部を伸ばしたから、2/3列目にも余裕があった。
7位は2007年の三菱デリカ D:5。悪路走破力が優れ、全長が4.8m以下のミニバンでは3列目も一番広い。ミニバンで唯一のディーゼル車でもある。
8位は1998年の5代目トヨタ ビスタアルデオ。ワゴンだが全高が1.5mを上回り、後席を含めて快適だ。視界も優れていた。
9位は1981年に発売された背の高いコンパクトカーの初代ホンダ シティ。10位はSUVながら独自のフルフラットシートを備えた1995年の初代ホンダ CR-Vだ。
渡辺陽一郎氏が選ぶ「実用性能の高さに驚いた日本車10台」
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