サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「ピカッ!」と光ったらもう遅い!? オービスのフラッシュが赤い理由とは

ここから本文です

「ピカッ!」と光ったらもう遅い!? オービスのフラッシュが赤い理由とは

■赤外線だから「赤い」わけではない

 スピード違反を取り締まる速度違反自動取締装置、通称「オービス」は、作動すると赤い光が投射されます。なぜ、青や緑などではなく赤い色の光が発せられるのでしょうか。

ガソリンなんて気にしない! 国産車燃費激悪ランキングワースト3!

 速度違反自動取締装置には赤外線カメラが使用されていますが、赤外線は人間の目では見えません。目に見える赤い光は、オービスが作動したことをドライバーに知らせるために投射されるといわれています。

 オービスの作動をドライバーに知らせ、速度を抑制するのが目的であれば、フラッシュの色は青や緑など何色でも良さそうです。

 オービスをライセンス生産する東京航空計器に取材を申し込みましたが、「オービスについては何も答えられない」とのこと。オービスの仕様については、守秘義務があるようです。また、警察庁への取材でも「捜査情報に関わるため回答できない」といいます。

 しかし、なぜ投射される光が赤いのかは、光の波長から考えることができます。

 目に見える可視光線のうち、その色は波長の短い側から順に、紫、青、水色、緑、黄、橙、赤となっています。

 赤い光は波長が長いですが、さらに波長が長い不可視光線を「赤の外の光線」として、赤外線と呼びます。逆に、紫よりさらに波長の短い不可視光線が「紫外線」です。

 夜間にオービスで撮影する場合、被写体となる違反車両から反射される光が少ないためフラッシュを投射する必要が生じますが、このフラッシュの投射機器には赤外線を透過するフィルターが使用されていると思われます。

 撮影時に赤外線を投射し、反射した赤外線を撮影することで、夜間など反射光が少ない状況でも違反車両を撮影することができるのです。

 そして、このフィルターにもあえて目に見える「赤」を使用することで、ドライバーはオービスの作動に気が付きます。

 オービスが作動したことを、ドライバーに知らせる必要はあるのでしょうか。

 オービスで撮影された車両およびドライバーのもとには、数日から30日以内に警察から出頭通知が送付され、違反者は指定された場所へ出頭しなければなりません。

 撮影されたこと(スピード違反を犯したこと)をきちんと自覚させるためにも、ドライバーへはオービスのフラッシュを認識させる必要があるのではないでしょうか。

 また、オービスの使用目的について、神奈川県警は「交通事故抑止のためとドライバーに実勢速度を下げさせること」と説明しており、取り締まりそのものが目的ではないとしています。

■最近のオービスには白く光るタイプもある

 2016年4月から稼働を始めた可搬式のオービスについては、白色の光が投射されるタイプがあります。現在確認されている可搬式のオービスは、東京航空計器製と、センシス・ガッツォグループ製です。

 このうち、センシス・ガッツォグループ製の機種については、白いフラッシュが投射されるようで、動画サイトにはその瞬間を確認できる映像もアップロードされています。

 なぜ、センシス・ガッツォグループ製の機種は白い光を投射するのでしょうか。

 これについては、センシス・ガッツォグループ製の機種が、違反車両をカラーで撮影しているためと考えられます。

 暗所を走るクルマを適切なカラーで撮影するためには、撮影するカメラのホワイトバランスに合わせた白いストロボを投射する必要があります。

 そのため、センシス・ガッツォグループ製のオービスでは、おもに撮影用として白い光が投射されるのではないでしょうか。

 一方、これまでボーイング社のオービスをライセンス生産してきた東京航空計器製の可搬式オービスについては、福岡県警がSNSで動画を公開しており、日中の映像ながら赤い光が投射されていることを確認できます。

 赤い光が投射された被写体をカラーで撮影すると、当然赤く撮影されてしまいます。

 そのため、東京航空計器製の可搬式オービスは赤外線撮影をおこなっており、撮影された場合、証拠となる写真は赤外線で撮影された白黒写真であると予想されます。

※ ※ ※

 従来、オービスは速度違反が顕著で危険性の高い場所に設置され、一般道路では30km/h以上、高速道路では40km/h以上の速度超過1回で免停となる赤切符の違反のみを取り締まり対象として動作するといわれていました。

 しかし、可搬式のオービスについては、これまで取り締まりが困難であった狭い生活道路などにも設置することが可能になり、青切符となる15km/h以上の速度超過でも動作するという情報もあります。

 また、可搬式オービスの運用については、各警察署のホームページなどで告知されているとして、予告看板が設置されないこともあるようです。

おすすめのニュース

サイトトップへ

(株)カービュー関連サービス

メールマガジン メールマガジン

愛車無料一括査定

あなたの愛車今いくら?

車の種類を選択
事故車 商用車
お住まいの郵便番号を入力
-
※郵便番号がわからない方はこちら

※(株)カービューのページへ移動します