トヨタのドライバーとしてFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦し、シリーズタイトルを2回、ル・マン24時間優勝を1回経験しているホセ・マリア・ロペス。彼は日本のスーパーGT参戦にも関心があるようだ。
ロペスは2017年からトヨタのWECプログラムに参加し、小林可夢偉らと共に上記のような実績を残してきた。彼はそれ以前にも世界ツーリングカー選手権(WTCC)を3連覇しており、フォーミュラEにも参戦した他、2010年にはUSF1からのF1参戦に近付くなど、多彩なキャリアを送ってきた。
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そんな39歳のロペスはmotorsport.comに対し、スーパーGTのGT500クラスが挑戦したいカテゴリーのひとつであると認めた。
「僕はこの(WEC)プログラムに専念しているけど、チャンスがあればやってみたいね」
「僕はスーパーGTやスーパーフォーミュラを見るのが好きだ。このふたつのシリーズはレベルが高くて、多くのヨーロッパ人が走っている。トヨタのスーパーGTマシンを見た時、とても印象的でかなり気に入った」
ロペスは来季もトヨタのWECラインアップに残ることを望んでいるが、仮にスーパーGTに転向することになれば今も速さを発揮することができると考えている。
「僕はキャリアの大部分で箱車に乗ってきたから、できない理由はないよ」
「もちろん僕はもう20歳ではない。時間が何年も残されているわけではないし、(スーパーGTの)レベルはとても高い」
「国内シリーズ、国際シリーズに関係なく、どんなシリーズでも大抵そこにずっといるドライバーがいるもので、簡単ではない。でも僕はできると思う」
日本国内のレースに参戦した経験がないロペスだが、WEC富士に向けて来日した際に、トヨタの同僚たちと共にもてぎでその一端を体験していた。マイク・コンウェイとセバスチャン・ブエミはモリゾウこと豊田章男トヨタ社長と水素カローラでタイムアタック対決を実施し、ロペスはGRMNヤリスで国内ドライバーと対戦した。
「楽しい1日だった」とロペスは振り返る。
「僕たちはアキオに挑戦した。彼は本当に上手くて驚いたよ」
「僕たちはヤリスでプロのドライバーと対戦した。相手が何度も練習している中で僕たちは1周しかしなかったので勝つことはできなかったけど、良い経験だった」
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