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YAMAHA FACTORY RACING TEAMの体制固まる。2026年もミラーとロカテッリの鈴鹿8耐参戦が決定

掲載 更新 15
YAMAHA FACTORY RACING TEAMの体制固まる。2026年もミラーとロカテッリの鈴鹿8耐参戦が決定

 5月11日、ヤマハ発動機株式会社は『2026 FIM世界耐久選手権 “コカ·コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第47回大会』に参戦するYAMAHA FACTORY RACING TEAMは、体制を発表した。昨年に引き続き、中須賀克行に加えてジャック・ミラーとアンドレア・ロカテッリを起用する。

 1984年に鈴鹿8耐への参戦を開始したヤマハは1987年、1988年、1990年、1996年に優勝を飾り、その後も2015年から4連覇を達成するなど強豪チームとして知られている名高きチームだ。2019年の決勝レースは赤旗終了で迎え、トップでチェッカーを受けて暫定表彰式では真ん中に立ったものの、カワサキの優勝に覆る結果となり、それ以降は活動を休止していた。

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 ところが、2025年にYAMAHA RACING TEAMとしてファクトリー体制を復活させ、ファン待望の再始動を果たした。ヤマハを知り尽くす中須賀に加え、MotoGPライダーのジャック・ミラーとWorldSBKライダーのアンドレア・ロカテッリを招聘。優勝には届かなかったが、6年ぶりの参戦とは思えぬ熟練したヤマハYZF-R1の仕上がりと競争力を発揮した。

 そして2026年もチーム名をYAMAHA FACTORY RACING TEAMとし、鈴鹿8耐への参戦を継続することがすでに発表されている。ライダーのひとりはすでに発表されており、チームになくてはならない存在の中須賀だ。今季いっぱいでの引退をすでに表明しているため、より一層気が引き締まるレースとなりそうだ。

 そして、今回は追加情報が解禁となり、昨年と同様にミラーとロカテッリを引き続き起用することが明らかとなった。この人選に関して、ヤマハはプレスリリースにて「ライダーに関してはすでに強硬なチームワークがあり、ファクトリー仕様のYZF-R1に順応し、高い実力を持ち合わせバランスのとれた昨年の3名が勝利のためにベストなパッケージであると判断して、昨年と同様のラインアップとしました」と記している。

 ロカテッりは昨年が初めての鈴鹿8耐参戦となったが、ヤマハでの経験はとても豊富で、それを活かして初めてのトップ10トライアルでも躍動し、2番グリッド獲得に繋げた。ミラーもトップ10トライアルでは転倒があったものの、決勝で表彰台獲得に貢献する走りを見せた。

 さらに今回の発表にて、ゼッケンはヤマハのエースナンバーである『21』になることも併せて明らかとなった。昨年と同様の強力な布陣を敷くYAMAHA FACTORY RACING TEAMは、2018年以来9回目となる優勝を目指して戦う。

 なお、5月12~13日に実施される鈴鹿サーキット主催 特別スポーツ走行"Suzuka Test Session"には、中須賀のみの参加で、ミラーとロカテッリはレギュラーシーズンとの兼ね合いから欠席でから、ウィーク直前のテストから合流し、本戦に臨む予定だという。


■ジャック・ミラー

「今年も鈴鹿8耐に出場できるなんて本当に嬉しいかぎりです。昨年はTOP10トライアルで転倒があったし、決勝は2位と、とても悔しい思いをしました。一方で、多くのファンやヤマハの従業員たちに支えられ、中須賀さんやロカ、チームの仕事も最高で、本当に楽しい時間を過ごすことができました。そして今年は、昨年のすべての上回ることが目標となります。ポールポジションを獲得し、優勝して引退する中須賀さんと一緒にポディウムの真ん中に立つのです! そして日本をはじめ世界中のファン、ヤマハの皆さん、チームのみんなと最高の8時間を作りたいと思います!」


■アンドレア・ロカテッリ

「今年も日本から最高の知らせが届きました! 再びファクトリーチームから鈴鹿8耐に参戦できることに感謝しかありません。素晴らしいファクトリーマシンとチームスタッフ、そして、中須賀さんとジャックという最高のチームメイトとともに戦えることは、自分の成長にとっても重要だからです。そして今年は、昨年逃した優勝がターゲットです。そのため中須賀さんに加え、鈴鹿8耐の経験がある僕とジャックが選ばれたのだと理解しています。ライバルは強いですが、僕たちも負けていません! みんなで力を合わせてチャレンジし、ファンの皆さんに最高の結果を届けます!」


■中村正氏(モータースポーツ統括部MS価値創造部長)

「ついに、2026年のラインアップを発表することができました。ライダーは昨年と同様の3名ですが、勝利を最優先に考えたときのベストな布陣であると思っています。ミラー選手とロカテッリ選手は2025年、予選、TOP10トライアル、決勝と、世界のトップライダーらしい圧倒的なパフォーマンを披露してくれました。しかし、再び彼らをチームに迎えた一番の理由は、やはりチームへの献身です。昨年、彼らがチームの勝利を最優先に挑戦するその姿勢があったからこそ、ライバルと最後まで戦い抜くことができたと感じています。そして今年も、当社従業員の応援ツアーを企画しています。全社が一丸となって勝利を目指し、ファンの皆さまとともに、私たち自身もこの活動で感動を味わいたいと思います」

「最後に、引退を発表した中須賀選手とともに鈴鹿8耐で勝利を目指すことは、チームにとっても特別な意味を持つ挑戦であると捉えています。この挑戦は、ライダー・スタッフ、そしてヤマハ発動機が一体となり、勝利に向けチームの結束をさらに強くすると考えています。ぜひ、鈴鹿8耐でのYAMAHA FACTORY RACING TEAMにご期待ください」

[オートスポーツweb 2026年05月11日]

文:AUTOSPORT web

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