サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で行なわれたアメリカGPのF1スプリント。メルセデスのルイス・ハミルトンは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンを追いかけたことで、今季マシンW14の課題を認識することができたと語った。
ハミルトンはF1スプリントを3番手からスタート。オープニングラップのターン1でフェラーリのシャルル・ルクレールから2番手を奪うと、ポールからスタートしたフェルスタッペンに迫った。
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最初の数周はフェルスタッペンと同等のペースで走ったハミルトンだったが、周回を重ねるにつれて引き離されることになってしまい、最終的には9.4秒差でチェッカーを受けた。
ハミルトンは、依然として今季既にダブルタイトル獲得を決めたレッドブルの優位性は大きいとしながらも、フェルスタッペンに接近して走ったことで得られたモノは、メルセデスがRB19から学ぶ上で助けになるだろうと語った。
「マックスのマシンがどうなっているのか、どんな挙動をしているのかを見るのに良いポジションにいた」とハミルトンは振り返った。
「少しの間観察して、彼らがどこで強いのかを見ていた。もちろん、それはGPSとかでも確認できることだけどね」
「でも少なくとも僕らの状況……僕らがどこで速くて、どこで遅いのかを把握して、それをチームに報告することができる。結局、みんなスティント終盤にはタイヤが苦しくなっていたと思う」
フェルスタッペンを追いかけたことでどのような教訓を得られたか、と訊かれたハミルトンは次のように答えた。
「僕たちにはやるべきことが沢山あるってことだね。彼らの後ろを走る全員に課題が沢山ある」
「来年、彼らに追いつくのは並大抵のことじゃない。彼らは素晴らしい開発チームがいて、しっかり進歩していくから、僕らがその差を縮めるのはさらに大変になる」
「でも僕らはそれを成し遂げることができると、チームに100%の信頼を置いている」
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パワーアップ100億円とか