現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > アストンマーチン、自慢の“緑色”をより見やすくする変更を計画中……しかし最低重量が問題に?

ここから本文です

アストンマーチン、自慢の“緑色”をより見やすくする変更を計画中……しかし最低重量が問題に?

掲載
アストンマーチン、自慢の“緑色”をより見やすくする変更を計画中……しかし最低重量が問題に?

 アストンマーチンは2021年にレーシングポイントから改称する形でF1参戦を開始したが、彼らはマシンのカラーリングに弱点があると見ている。しかし2022年に色合いを変更する場合には、マシンの重量面で損失がないようにしなければいけないと考えている。

 アストンマーチンは、マシンカラーリングをレーシングポイント時代に慣れ親しんできたピンク色から、自動車メーカーのコーポレートカラーでもある深みのある緑色をメインとしたモノへと変更した。

■アストンマーチンF1が目指した“美しいグリーン”。そこには12ヵ月にも及ぶ長い戦いが

 チームはこの緑色には満足していたが、映像を通じて観戦している人々に、色が伝わりづらいという問題を抱えていた。特に光のあたり方次第では、メルセデスのブラックカラーと見分けがつき辛いアングルも見られた。

 そして今年初め、チーム代表のオットマー・サフナウアーは、使用されているグリーンの種類を再検討するだろうと述べていた。

「太陽光の下でも、実際に目にしても、素晴らしい色だと思っている」と、彼は言う。

「しかし我々は外で見た時のこのグリーンを失うことなく、映像でもう少しポップに見えるように検討すべきだと思う」

「それが可能なのがどうかはわからない。しかし国際映像で、他のダークカラーのマシンとの区別を確実にすることは、我々の考えていることのひとつだ」

 アストンマーチンは2022年のカラーについて、シルバーストンのファクトリーで話し合いを今週から開始しているという。

 ただし、サフナウアー代表は2022年に色の変更を加えることは、慎重に検討しなければならず、マシンの重量が増え過ぎてしまう場合には、難しいだろうとも語っている。そして、チームが2022年に向けて直面している重要な課題のひとつが、最低重量に近づけることだと話した。

「その件について検討し始めたばかりだ」

 サフナウアーは、アメリカGPを前にそう語った。

「我々は上級チーム責任者のミーティングを開き、来年の塗装について、どの色でどのくらいを塗装するのか、話し合いを始めた」

「だが重量は大きな要素となっている。我々としてはできるだけ重量を削らなければならないんだ。そのため、今はプロセスを進めているところだ」

 新レギュレーションの導入される2022年に向けて、最低重量に近づけるための課題に直面しているのは、アストンマーチンだけではない。

 新レギュレーション、衝突試験の基準、大型化した18インチホイールやブレーキなどによって、マシンの重量は増加。さらにチームは予算上限が施行されていることもあり、軽量で高価なものの使用には思うところがあるようだ。

こんな記事も読まれています

運転免許証「12桁の数字」どんな意味? 個人情報はドコまで分かる?最後の“1桁“に隠れているコトとは
運転免許証「12桁の数字」どんな意味? 個人情報はドコまで分かる?最後の“1桁“に隠れているコトとは
くるまのニュース
バイクのタイヤ交換した! 交換したタイヤのベストな保管方法とは
バイクのタイヤ交換した! 交換したタイヤのベストな保管方法とは
バイクのニュース
レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
レスポンス
東京ディズニーの新ホテル、1泊34万円超の豪華客室も[新聞ウォッチ]
東京ディズニーの新ホテル、1泊34万円超の豪華客室も[新聞ウォッチ]
レスポンス
遂に試乗!原点回帰のランクル新型「250シリーズ」。「300」、「70(ナナマル)」、先代もイッキ乗り!!
遂に試乗!原点回帰のランクル新型「250シリーズ」。「300」、「70(ナナマル)」、先代もイッキ乗り!!
月刊自家用車WEB
フェラーリが大型スポンサー契約締結! 米テクノロジー大手とのタッグでチーム名も『スクーデリア・フェラーリ HP』に
フェラーリが大型スポンサー契約締結! 米テクノロジー大手とのタッグでチーム名も『スクーデリア・フェラーリ HP』に
motorsport.com 日本版
渋滞40kmも!? 関越道「イライラGW渋滞」今年はいつが酷いのか 「穴場の時間帯」知ればストレス全然違う!? 鬼門の「高坂SA」の状況は
渋滞40kmも!? 関越道「イライラGW渋滞」今年はいつが酷いのか 「穴場の時間帯」知ればストレス全然違う!? 鬼門の「高坂SA」の状況は
くるまのニュース
あの「ハチハチ」を再現!! ホンダ「NSR250R」が1/12スケール完成品モデルで新登場
あの「ハチハチ」を再現!! ホンダ「NSR250R」が1/12スケール完成品モデルで新登場
バイクのニュース
アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
レスポンス
スバル、レガシィセダンの生産を2025年春に終了 セダンはWRXのみのラインアップへ
スバル、レガシィセダンの生産を2025年春に終了 セダンはWRXのみのラインアップへ
日刊自動車新聞
三菱ふそう、キャリアカー仕様のeキャンター新型など展示予定…ジャパントラックショー2024
三菱ふそう、キャリアカー仕様のeキャンター新型など展示予定…ジャパントラックショー2024
レスポンス
フェイスリフトされた新型「アウディ A3」をテスト&徹底チェック!第4世代A3の性能と評価は?
フェイスリフトされた新型「アウディ A3」をテスト&徹底チェック!第4世代A3の性能と評価は?
AutoBild Japan
いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
レスポンス
新型ヴェゼルがビッグマイナー! 新グレードも!
新型ヴェゼルがビッグマイナー! 新グレードも!
グーネット
やっぱりダイハツ不正の影響は大きい! 2023年度の新車販売台数ランキング「盤石のクルマ」と「急落したクルマ」
やっぱりダイハツ不正の影響は大きい! 2023年度の新車販売台数ランキング「盤石のクルマ」と「急落したクルマ」
WEB CARTOP
レッドブルF1、注目集まる2025年ドライバーラインアップ決定は”シーズン終盤”に「我々は今のペアで満足」
レッドブルF1、注目集まる2025年ドライバーラインアップ決定は”シーズン終盤”に「我々は今のペアで満足」
motorsport.com 日本版
ダイハツの「軽バン」は何に使える? 「車中泊好き」オジサンにピッタリ!? フラットフロアできる「アトレー」とは
ダイハツの「軽バン」は何に使える? 「車中泊好き」オジサンにピッタリ!? フラットフロアできる「アトレー」とは
くるまのニュース
最高に便利なアイデア! 大事なギアを保護して、スッキリ収納にも役立つ b/c 「CRUMM CR」【車に積みたいアウトドアアイテム】
最高に便利なアイデア! 大事なギアを保護して、スッキリ収納にも役立つ b/c 「CRUMM CR」【車に積みたいアウトドアアイテム】
月刊自家用車WEB

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村