F1ベルギーGPのフリー走行3回目が行なわれ、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがトップタイムをマークした。なおセッション最終盤には、フェラーリのルイス・ハミルトンがクラッシュを喫した。
今年のベルギーGPも2日目を迎えた。FP3は上空には青空が広がり、気温19度、路面温度34度という過ごしやすいコンディションで開始時刻を迎えた。
【リザルト】F1第10戦ベルギーGPフリー走行3回目順位結果
しかしセッション序盤は各車とも様子見。開始から5分ほど経過した頃、数台のマシンがようやくコースインしてきた。選んだタイヤは各車ミディアムかソフトであった。
セッション開始から20分が経過した段階で首位に立っていたのは、フェラーリのルイス・ハミルトンで、1分46秒789。ただまだこの時点では、メルセデスの2台は全くコースインしておらず、レッドブルのマックス・フェルスタッペンもようやくコースインしたばかりという状況であった。
そのフェルスタッペンは、ハミルトンに届かず2番手。3番手にはレーシングブルズのアービッド・リンドブラッドがつけた。
残り時間が35分を切ろうかというところで、メルセデス勢がようやくコースインした。
ちょうどその頃、レッドブルのアイザック・ハジャーが2セット目のタイヤに履き替えて再びコースインしようとしたところで、ピットレーンの出口でストップしてしまう。これによりピットレーンにイエローフラッグが振られた。
遅れてコースインしたメルセデスは、圧倒的に速かった。アンドレア・キミ・アントネッリが、1分45秒990を記録。ハミルトンに0.799秒という非常に大きな差、チームメイトのジョージ・ラッセルにも1.296秒もの差をつけた。
セッション残り時間が15分ほどとなった頃から、上位勢を中心に2セット目のタイヤを投入するマシンが増え始める。
フェルスタッペンはこの2セット目で、「アップシフトが素晴らしい」と無線で嫌味を発しつつも、セクター3で全体ベストを記録してペースアップ。自身のベストタイムを更新したが、首位アントネッリには0.148秒届かなかった。マクラーレンのランド・ノリスは、1セット目のアタックでは上位に顔を出していなかったが、2セット目のタイヤでのアタックをまとめ、フェルスタッペンを抜いて2番手に浮上した。
アントネッリもこのタイミングで2セット目のタイヤを履き、アタックに向かったが、ターン1のブレーキングをミス。アタックをしなおすことになった。
そのやり直しアタックではペースアップすることができなかったアントネッリ。しかし1セット目のタイヤでのタイムは、このセッションの最速を確保する上で十分すぎるものであった。逆に2セット目のタイヤでのアタックが完了できていれば、どれほど後続に差をつけたのか、大いに注目されるところだ。
結局2番手はマクラーレンのランド・ノリス、2番手にはフェルスタッペンが続いた。
メルセデスのジョージ・ラッセルはアントネッリから0.367秒遅れの4番手。1回目のアタックを終えた時点であった1.2秒差を考えれば縮まったが、それでも差が大きいのが実に気がかりである。
5番手にはハミルトンが続いた。しかしセッション最終盤、ハミルトンはターン13~14で挙動を乱してクラッシュ。リヤウイングと右リヤサスペンションを大破させ、コース上にマシンを停めた。前日にピエール・ガスリー(アルピーヌ)が起こしたクラッシュと、場所、シチュエーション共にほぼ同じというクラッシュであった。
中団グループ最上位だったのはアウディ勢で、ニコ・ヒュルケンベルグが8番手、ガブリエル・ボルトレトが9番手だった。レーシングブルズ勢も11~12番手につけており、予選Q3進出争いは、非常に熾烈となろう。
キャデラックのバルテリ・ボッタスは17番手になり、中団グループに完全に分け入ってきた印象。キャデラックのアップデートは成功したと言えるかもしれない。
アストンマーティン・ホンダ勢は、フェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手と最下位。ただ前日と比べるとライバルや首位との差が僅かながら縮まった印象である。
この後日本時間の23時から、予選が行なわれる。
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ、F1パワーユニット開発体制を変更。深尾洋一郎氏が新たな開発責任者(LPL)に就任
ホンダ、F1パワーユニット開発体制を変更! 深尾洋一郎氏が新LPLに就任「次世代への技術継承を見据えた移行」
【アストンマーティン・ホンダ】アロンソ、大ダメージを負ったマシンで母国戦完走……その判断は自分自身で?「フィニッシュした後は1速で走った。皆の熱気を感じたかったんだ」
レーシングブルズ、スタート直後にサインツJr.と接触の角田裕毅は「少なくとも1周0.5秒をロスしていた」と語る
スタートで角田裕毅と絡んだサインツJr.、同郷アロンソとも接触。「無線で訴えて僕にペナルティを科させた」と恨み節
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
恐るべき19歳。
F1界に新しいカリスマが誕生したのだろう。