■横浜環状南線と横浜湘南道路
この計画は、横浜市の横浜横須賀道路(通称:よこよこ)「釜利谷JCT」から「戸塚IC」の9.8kmを結ぶ横浜環状南線(通称:よこかんみなみ)と、横浜環状南線「栄IC・JCT」から新湘南バイパス「藤沢IC」までを結ぶ7.5kmの横浜湘南道路です。
神奈川県内において、横浜市戸塚区や鎌倉市、藤沢市は周囲に高速道路が少ない地域です。この地域の周囲の高速道路といえば、首都高や第三京浜へつながる横浜市戸塚区の横浜新道「戸塚IC」から、新東名や東名高速につながる藤沢市の新湘南バイパス「藤沢IC」までをつなぐ高速道路がなく、一般道か、大きく迂回して東名高速道路を利用することになります。
国土交通省と東日本高速道路(NEXCO東日本)の調べでは、この計画が完成することにより、神奈川県横浜市の「本牧JCT」より、東名高速「海老名JCT」まで42分から34分へ「8分」短縮され、さらに中央道「八王子JCT」までは115分から51分と「64分」の短縮が可能とし、地震災害時の緊急迂回路としての役割や、沿岸部の津波災害時の緊急輸送路などの役割も果たし、利便性は大きく向上する見込みとしています。
■開通見込みは2025年度
現在の開通見込みですが、横浜湘南道路は2024年度、横浜環状南線は2025年度としており、釜利谷JCTから藤沢ICまでが結ばれるのは2025年度ということになります。
当初の計画よりも遅れており、横浜湘南道路では地中の可燃性ガスの濃度が高く対策を行なったこと、横浜環状南線ではトンネルの施工方法を変更したため、両道路とも一時は開通時期が示されないこともありましたが、現在は上記のように開通見込みが示されています。
工事の進み具合は、国交省やNEXCO東日本がWebサイトなどで広報していますが、本線部分の高架区間の橋脚やトンネル工事、設置予定の各「IC(インターチェンジ)」や「JCT(ジャンクション)」などの工事も進んでいます。
■横浜市と周辺にとって期待の道路
圏央道は首都圏3環状道路のひとつですが、開通予定区間は圏央道の一部となり、これによるメリットは首都圏中心部への交通流入を抑制するだけではありません。
神奈川県の観光地である江の島や鵠沼海岸、国の史跡「朝夷奈の切通」がある朝比奈峠など、この地域の利便性の向上は周囲住民のみならず、観光客やバイクでツーリングを楽しむ人たちへもメリットが大きいのではないでしょうか。
また、横浜環状南線という名前のとおり、横浜市の環状道路の一部でもあり、横浜市や周辺の人や物の流れの円滑化という点でも期待が大きくなっています。
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