2020年のF1は7月5日に開幕を迎えた。ただ新型コロナウイルスの影響もあり、現在の開催カレンダーは欧州での8レースのみが発表されている状況だ。
しかしmotorsport.comの調べでは、9月13日にムジェロ・サーキットでのレースが追加され、スパ・フランコルシャンとモンツァに続いた3連戦が実施されるという。ムジェロ・サーキットでのF1開催の可能性はこれまでにも盛んに語られてきたが、現実のものとなるようだ。
■リカルド「ムジェロでF1マシンを走らせたら……興奮間違いなし!」
なおグランプリの名称については地元トスカーナ地方のサポートを反映したものとなると考えられている。
またその後9月27日には当初の予定通りソチでロシアGPが開催される模様だ。実際に主催者は既にこれまで保留されていたチケット販売の宣伝を開始している。
こうした動きは、ロシアGPが2020年のF1において最初の観客入りのレースとなる可能性を示唆するものだ。
以降のレース開催地についてもいくつか情勢の変化がある。まずロシアGPの直後にカナダGPが開催される望みは薄くなっている。天候面を考慮すると、10月上旬しか現実的な範囲がなく、その枠はポルトガルのアルガルヴェ・サーキット(ポルティマオ)が獲得すると予想されている。
開催する場合10月だと考えられている中国GPとベトナムGPについては対照的な状況だ。
ベトナムGPはここ数週間で開催に向けた勢いを取り戻している。主催者は今季の開催を諦め、2021年を待つ覚悟も有ると考えられていたが、政府が最近になってレース開催を支持すると表明しているためだ。
一方の中国だが、今週になってスポーツ当局が発表した声明によって開催が危ぶまれている。当局は2022年の冬季オリンピックの準備として開催されるものを除いて、“原則として”主要なイベントを国内で開催しないと述べている。
F1の次なるレースカレンダーの発表は9月と10月をカバーするもので、11月については当面はフリーとなると考えられる。ただアメリカGP、メキシコGP、ブラジルGPの3レースについては開催に向けて強い疑いが持たれており、カナダGPが開催されないだろうことを合わせると、今季はアメリカ大陸でのグランプリ開催は無いと考えられている。
なおシーズンの終盤は、バーレーンで11月29日と12月6日に連戦が行なわれ、12月13日にアブダビで閉幕を迎えるものと予想されている。
また開催が噂されていたイモラ・サーキットとホッケンハイムリンクの2箇所については、待機状態であり、地域の気候条件が許す限りカレンダーのギャップに投入される可能性がある。
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