現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタとWaymoが自動運転の普及に向けた戦略的パートナーシップを締結

ここから本文です

トヨタとWaymoが自動運転の普及に向けた戦略的パートナーシップを締結

掲載 1
トヨタとWaymoが自動運転の普及に向けた戦略的パートナーシップを締結

トヨタとWaymoは、自動運転の開発と普及における戦略的パートナーシップに関して基本合意したことを発表した。

Waymoの技術とトヨタのクルマづくりの知見の融合に期待

最高出力830PS、最高回転数9500rpm!フェラーリから自然吸気V12エンジン搭載モデル「12チリンドリ」が登場

トヨタのソフトウェア及びモビリティの新技術を開発するウーブン・バイ・トヨタもこの協業の検討に加わり、すべての人に安全と移動の自由を届けるという共通の想いのもと、ともに進めていくとしている。

これからトヨタとWaymoは、互いの強みを結集し、新たな自動運転の車両プラットフォーム開発における協業を目指す。Waymoの技術とトヨタのクルマづくりの知見を生かし、トヨタの将来の市販車両の自動運転技術の向上を、共に模索していく。協業の範囲、詳細についてはさらなる議論を進めていく。

これまでトヨタは交通事故ゼロ社会の実現に向けて、人・クルマ・交通環境の三位一体で取り組んできた。クルマについては、事故の回避を目指した自動運転、先進安全分野の研究開発を進めてきた。

「安全技術は普及させてこそ社会に貢献できる」という想いのもと、トヨタ独自の先進安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を開発し、世界中のユーザーに安心・安全なクルマを提供。今回の協業を通じて、運転支援技術の高度化及び自動運転技術の普及をより一層進めていく。

一方、自動運転技術の世界的リーダーであるWaymoは現在、サンフランシスコ・ベイエリア、ロサンゼルス、フェニックス、オースティンで毎週25万回以上の運行を行っている。走行距離は数千万マイルに達し、人間が運転する場合と比べ、負傷を伴う衝突を81%削減するなど、Waymoが運行する場所において道路の安全性を高めていることをデータが示している。

Waymoは、様々な車両プラットフォームや事業に柔軟に対応できる自動運転システムを時間をかけて開発している。またWaymoは、商用展開している配車サービスのWaymo Oneを拡大し続けており、今回の戦略的パートナーシップを通じて、市販車両向けの技術の一部を導入していく予定としている。

トヨタの取締役・副社長 中嶋裕樹氏のコメント

「トヨタは交通事故ゼロ社会の実現と、すべての人に移動の自由をお届けするモビリティカンパニーへの変革を目指しています。自動運転技術を通じてより安全な社会の実現を目指すWaymoとはまさに共通の想いとビジョンをもっており、今回の協業によりWaymoと自動運転技術を世界に普及させ、事故ゼロ社会へ一歩近づくことができると確信しています。両社で安全・安心なモビリティ社会の実現に向けた歩みを着実に進めてまいります」

Waymoの共同CEOであるテケドラ・マワカナ氏のコメント

「Waymoのミッションは、世界で最も信頼されるドライバーとなることです。このミッションの実現には、トヨタのような道路の安全性向上と誰もが利用しやすい交通手段の拡大という私たちのコミットメントを共有するグローバルパートナーが必要です。この戦略的パートナーシップを通じて、トヨタの車両を当社の配車サービスに導入し、Waymoの自動運転技術でトヨタのお客様に感動をお届けしていくことを楽しみにしています」

関連情報:https://global.toyota/jp/

構成/土屋嘉久

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

トヨタが自動運転普及に本腰! 新たな自動運転の車両プラットフォーム開発に向けてWaymoと協業
トヨタが自動運転普及に本腰! 新たな自動運転の車両プラットフォーム開発に向けてWaymoと協業
くるくら
トヨタが米ウェストバージニア工場に8800万ドルを追加投資、次世代ハイブリッドトランスアクスルの組み立てラインを導入
トヨタが米ウェストバージニア工場に8800万ドルを追加投資、次世代ハイブリッドトランスアクスルの組み立てラインを導入
@DIME
デンソーとローム、半導体で戦略的パートナーシップ締結 電動車や自動運転向けを共同開発
デンソーとローム、半導体で戦略的パートナーシップ締結 電動車や自動運転向けを共同開発
日刊自動車新聞
キャデラック初のEV「リリック」にみる自動車販売の変化
キャデラック初のEV「リリック」にみる自動車販売の変化
@DIME
NEXCO中日本がETCのシステム障害で迷走!?利用者を大混乱させた「珍対応」の結末
NEXCO中日本がETCのシステム障害で迷走!?利用者を大混乱させた「珍対応」の結末
@DIME
ホンハイ開発のEVを三菱自にOEM供給する覚書の締結 ウインウインを構築
ホンハイ開発のEVを三菱自にOEM供給する覚書の締結 ウインウインを構築
Auto Prove
フェラーリ初の電気自動車がデビュー!その名も「Elettrica(エレトリカ)」でも本当にこの名前なの?
フェラーリ初の電気自動車がデビュー!その名も「Elettrica(エレトリカ)」でも本当にこの名前なの?
AutoBild Japan
燃費も向上! 耐久性もアップ! トヨタが発表したFCV用第三世代燃料電池ってどんなもの?
燃費も向上! 耐久性もアップ! トヨタが発表したFCV用第三世代燃料電池ってどんなもの?
WEB CARTOP
三菱 新型EV導入へ、台湾「Foxtron」と連携 OEM供給を締結
三菱 新型EV導入へ、台湾「Foxtron」と連携 OEM供給を締結
グーネット
今週、話題になったクルマのニュース4選(2025.5.10)
今週、話題になったクルマのニュース4選(2025.5.10)
@DIME
11年目のフォーミュラEの見どころは?電動モータースポーツの最前線を目いっぱい楽しもう
11年目のフォーミュラEの見どころは?電動モータースポーツの最前線を目いっぱい楽しもう
Webモーターマガジン
「つなぐ技術、未来を創る」矢崎総業、次世代モビリティ技術を披露…人とくるまのテクノロジー展 2025
「つなぐ技術、未来を創る」矢崎総業、次世代モビリティ技術を披露…人とくるまのテクノロジー展 2025
レスポンス
フォルクスワーゲンのベストセラーSUV「ティグアン」はどう進化を遂げたのか?
フォルクスワーゲンのベストセラーSUV「ティグアン」はどう進化を遂げたのか?
@DIME
いすゞとUDトラックス、初の共同出展で次世代物流技術を披露…人とくるまのテクノロジー展 2025
いすゞとUDトラックス、初の共同出展で次世代物流技術を披露…人とくるまのテクノロジー展 2025
レスポンス
全長は5m超!プラグインハイブリッドへと進化したBMWのハイパフォーマンスモデル「M5」の実力
全長は5m超!プラグインハイブリッドへと進化したBMWのハイパフォーマンスモデル「M5」の実力
@DIME
三菱「新型SUV」26年後半に登場! 全長4.3m級&一文字ライト!? 鴻海傘下Foxtron製モデル、オセアニアで発売! OEM供給について覚書を締結
三菱「新型SUV」26年後半に登場! 全長4.3m級&一文字ライト!? 鴻海傘下Foxtron製モデル、オセアニアで発売! OEM供給について覚書を締結
くるまのニュース
プラグインハイブリッドの利便性と力強さを手にいれたメルセデスAMGの最強セダン「E53 ハイブリッド4MATIC+」
プラグインハイブリッドの利便性と力強さを手にいれたメルセデスAMGの最強セダン「E53 ハイブリッド4MATIC+」
@DIME
今さら聞けない「オリエンテーション」の目的とやり方
今さら聞けない「オリエンテーション」の目的とやり方
@DIME

みんなのコメント

1件
  • isk********
    イーロンとトランプのおかげかな?日本政府は既得権ガチガチで身動きできないんだろうか。なんにしても自動運転が普及してくれればありがたい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村