ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、今季のF1ドライバーズタイトルを争う最大のライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、初めてチャンピオンを争う立場であるため、大きなプレッシャーを感じているはずだと語った。
ハミルトンはこれまで7回のF1チャンピオンを獲得し、それ以外にも複数回タイトルを争った経験を持っている。一方のフェルスタッペンは、今シーズンが事実上初のチャンピオン獲得のチャンスということになっている。
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ハミルトンはキャリア初期に経験したことを思い出し、チャンピオンを争うというプレッシャーが、今のフェルスタッペンに重くのしかかっている可能性があると語った。
「間違いなく彼は認めないだろうし、仮定するつもりもないけどね。でも、最初にタイトルを争った時のことをよく覚えているし、その時は間違いなく(プレッシャーが)高まったよ」
そうハミルトンは語った。
「それは難しいことだった。強烈だったよ。さまざまな感情を経験した。そのことは、常に最高のモノに導くとは限らなかった」
「多くのプレッシャーがある。巨大なチームで働いているし、勝ちたいという願望が大きい。そうすると、大きな自分への期待と、プレッシャーが生まれるんだ。そのことを僕は共感し、理解する。でも、僕らはこれから成長し続けるということを理解している」
ハミルトンはまた、ホイール・トゥ・ホイールのバトルの際には、経験が重要になると信じている。
「僕らは皆賢くならなければならず、コーナーでの権利を主張するべきではない時があることも知っている必要がある。それは、次のコーナーまで生き残るということを確実にすることに繋がる」
そうハミルトンは語った。
「そして、経験を通じてそのバランスを見出すことになるし、ひとつのコーナーだけで勝敗が決するわけではないことを知ることになるんだ」
「さっきも言ったように、最初にチャンピオンに挑む時の熱意がどのようなモノなのかということを理解している。そしてその間に、様々な感情を経験することになるんだ」
なお先日行なわれたイタリアGPでは、ハミルトンとフェルスタッペンがクラッシュ。フェルスタッペンのマシンがハミルトンのマシンの上に乗り上げるような格好となり、レッドブルの右リヤタイヤが、ハミルトンのヘルメットに接触した。ハミルトンは当初、この影響によって首に痛みがあると訴えていたが、すでにその影響は残っていないと明かした。
「レースの後で、確かに少し痛みを感じた。僕はその時、検査を受けるつもりだとも言った」
「僕はレース直後と飛行機に乗っている時にアンジェラ(カレン/ハミルトンの理学療法士)と協力して、翌日検査を受けた。その後で、鍼治療やその他のことに取り組んだんだ」
「生命の危機だったとは言っていない。もちろん、ほんのコンマ数秒でどんなことだって起こり得ると思う。でも、僕はマシンから降りることができ、ひどい怪我をせずに済んだことを感謝している。前を向いて進んでいくよ」
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