現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 長期テスト トヨタ・ミライ(4) EVの魅力を深める燃料電池 シートは難

ここから本文です

長期テスト トヨタ・ミライ(4) EVの魅力を深める燃料電池 シートは難

掲載 更新
長期テスト トヨタ・ミライ(4) EVの魅力を深める燃料電池 シートは難

もくじ

ー 積算5632km シートは快適 乗降性に難あり
ー 積算6357km ライフスタイルに合うEV
ー バッテリー残量が減らない
ー テスト車について
ー テストの記録

長期テスト トヨタ・ミライ(3) 水素にまつわる安全性、もちろん問題なし

積算5632km シートは快適 乗降性に難あり

ミライのシートは快適ではあるものの、クルマに乗り込むのに難がある。シートに座るためにはまず固いシートの土台をまたがなくてはならないので、ルーフに頭をぶつけそうになるのだ。

エンジンを切るとドライバー・シートが自動的に後ろに下がるが、このありがた迷惑な設定はオフにした。

積算6357km ライフスタイルに合うEV

電気自動車が大好物なわたしにとってミライも例外ではない。水素をエネルギーとするこのセダンタイプのテスト車を数カ月間ほぼ独り占めした結果、他のEVに負けず劣らず、わたしのライフスタイルにぴったりだとわかった。

短い通勤時間中にミライの快適さと使いやすさを堪能しつつ、たまにもう少し長い距離を走ったりもした。M40を走ったり、何度かホームセンターにも出掛けたが、何の問題も生じなかった。

ソフトな乗り心地と格別な優雅さを備えたミライは、高速道路の走行が得意なようだ。難なくスピードを出せるし、ペダルを踏み込んでも他のバッテリー式電気自動車のように航続可能距離が激減することもない。実際、表示されている航続可能距離はちゃんと一貫性があり、信頼できるようだ。

ロンドンからシルバーストンまでの257kmを走っているときと、AUTOCARアワードのために戻ってくるとき、何カ所かのラウンドアバウトで落としたスピードを取り戻すべく、片側3車線のA43でパワーモード走行を選んでみた。

バッテリー残量が減らない

通常モードの加速が遅いわけではないが、パワーモードだとそのパフォーマンスを存分に愉しむことができる。ただ、スイッチひとつでモードの切り替えができるので、燃費と航続可能距離のためには通常モードあるいはエコモードに戻すのがいいだろう。

バッテリー式電気自動車を運転したことがある身としては、ダッシュボード上のバッテリー残量のインジケーターがまったく空にならないことに戸惑ってしまう。

必要に応じて燃料電池から駆動用電池に給電されるため、ダッシュボード上部のインジケーターが残量4分の3から1目盛り以上下がることはない。駆動用電池を充電しなくても走行できるEVというのがこういうものであるのなら、前よりもずっと好きになってしまう。

テスト車について

モデル名:トヨタ・ミライ
新車価格:6万6000ポンド(942万円)
テスト車の価格:6万1500ポンド(878万円) 政府助成金4500ポンド(64万円)を差し引いたもの

テストの記録

燃費:85km/kg H2
故障:無し
支出:無し

こんな記事も読まれています

SHOEIヘルメットにビルトイン可能! バイク用インカムの新製品
SHOEIヘルメットにビルトイン可能! バイク用インカムの新製品
バイクのニュース
フェルスタッペン、アメリカでの3戦で使用するスペシャルヘルメットを発表。ライトブルー基調に
フェルスタッペン、アメリカでの3戦で使用するスペシャルヘルメットを発表。ライトブルー基調に
AUTOSPORT web
テスラ モデル 3、新グレード「パフォーマンス」を追加…最高速度262km/h
テスラ モデル 3、新グレード「パフォーマンス」を追加…最高速度262km/h
レスポンス
ハコスカなんて偏平率82%よ! 昭和の時代は薄っぺらいタイヤが履けなかったって知ってた?
ハコスカなんて偏平率82%よ! 昭和の時代は薄っぺらいタイヤが履けなかったって知ってた?
ベストカーWeb
10年目にして一新! マツダ「ロードスター」は事実上のモデルチェンジ!? ドライビングファンは現代版ロータス「エラン」でした
10年目にして一新! マツダ「ロードスター」は事実上のモデルチェンジ!? ドライビングファンは現代版ロータス「エラン」でした
Auto Messe Web
フォルクスワーゲン、「Polo GTI」誕生25周年記念限定車「Edition 25」を発売開始
フォルクスワーゲン、「Polo GTI」誕生25周年記念限定車「Edition 25」を発売開始
月刊自家用車WEB
テスラ モデル3に爆速モデルが登場! 0→100km/加速タイムはなんと3.1秒だ!!
テスラ モデル3に爆速モデルが登場! 0→100km/加速タイムはなんと3.1秒だ!!
Webモーターマガジン
トヨタの大きなカクカク「最新SUV」発売! ゴツさ満点&快適車中泊な仕様も登場!? 新250のアイテムとは
トヨタの大きなカクカク「最新SUV」発売! ゴツさ満点&快適車中泊な仕様も登場!? 新250のアイテムとは
くるまのニュース
[カーオーディオ・プロショップに行こう♪]プロなら、使い勝手の良い「サブウーファーボックス」を作れる!
[カーオーディオ・プロショップに行こう♪]プロなら、使い勝手の良い「サブウーファーボックス」を作れる!
レスポンス
新しいマツダのセダン、EZ-6登場!──GQ新着カー
新しいマツダのセダン、EZ-6登場!──GQ新着カー
GQ JAPAN
【ドゥカティ】ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京で開催されたイベント「Ducati Day 2024」のレポートを公開
【ドゥカティ】ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京で開催されたイベント「Ducati Day 2024」のレポートを公開
バイクブロス
ノーマルシビックに羽根を授ける! モデューロが新たな実効空力テールゲートスポイラーを公開!
ノーマルシビックに羽根を授ける! モデューロが新たな実効空力テールゲートスポイラーを公開!
ベストカーWeb
楽天市場お買い物マラソンで MAXWIN のドラレコなどが最大20%OFF!
楽天市場お買い物マラソンで MAXWIN のドラレコなどが最大20%OFF!
バイクブロス
日産自動車、北京モーターショーで4車種の新エネルギー車のコンセプトカーを公開
日産自動車、北京モーターショーで4車種の新エネルギー車のコンセプトカーを公開
月刊自家用車WEB
FIA F2バルセロナ・インシーズンテストがスタート。初日はマクラーレン育成ボルトレートが最速
FIA F2バルセロナ・インシーズンテストがスタート。初日はマクラーレン育成ボルトレートが最速
AUTOSPORT web
高速道路でクルマが故障! 「謎の△」無いと罰金6000円!? 使い方わからない人も多い「三角表示板」とは
高速道路でクルマが故障! 「謎の△」無いと罰金6000円!? 使い方わからない人も多い「三角表示板」とは
くるまのニュース
こんないいクルマあるなら日本で売ってよスズキさん! 乗りたい欲が抑えきれない「海外専売モデル」4台
こんないいクルマあるなら日本で売ってよスズキさん! 乗りたい欲が抑えきれない「海外専売モデル」4台
WEB CARTOP
あえて今、「マニュアル車」という選択肢! “電動化時代”におけるその存在意義とは
あえて今、「マニュアル車」という選択肢! “電動化時代”におけるその存在意義とは
Merkmal

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

850.5955.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

130.01298.0万円

中古車を検索
H2の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

850.5955.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

130.01298.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村