今年のF1モナコGP決勝では、レース中に3つの異なるタイヤセットを使用しなければならないという特別ルールが適用され、ライバルを出し抜いたチーム、後手に回ったチームと悲喜こもごもの結果に終わった。
レッドブルの角田裕毅は予選12番手からポジションを上げるため、1周目終わりにピットストップを行なう戦略を取ったものの、これが噛み合うことはなく17位に終わった。
■ノリスがモナコ初制覇。特別ルール適用の”チェスマッチ”で悲喜こもごも……角田裕毅は奇策実らず17位|F1モナコGP決勝
しかし角田としては、自らアクションを起こさなければいけないポジションにいたと考えている。そして予選でQ3に進出し上位スタートができていれば、また違った展開もあり得たと語った。
「これまでで1番長いレースでした。あのポジションでは、僕らは何かしらやる必要がありました。特に前には2台で走るチームがふたつもいましたからね。彼らがゲームを仕掛けてくることは分かっていました」
「僕はその状況に自分で自分を追い込んでしまいました。予選ではもっと良い走りをしなければならなかったんです」
角田はバーチャルセーフティカー(VSC)中の1周目にピットインすることでタイムロスを削減することに成功したが、前方を走るレーシングブルズ、ウイリアムズ、そしてメルセデスが2台のうち1台を先行させてタイヤ交換義務を消化させるため、もう1台を盾役にするという戦略を取った。
この隊列の後ろを走っていた角田はモナコで抜くに抜けず。ただただライバルのリヤウイングを見つめながらラップを消化するしかなかった。
レース序盤に角田は、同じ戦略を取ったアルピーヌのピエール・ガスリーにヌーベル・シケインで追突されるというシーンがあったものの「レース後に軽く見たところでは、少なくとも大きなパーツは問題なさそうでした」と振り返った。完走できたという点は、数少ないポジティブな点のひとつだろう。
角田はこれでレッドブル昇格6戦目を終えた。モナコGPはカレンダーの中でも特異的な位置づけではあるものの、フリー走行ではまずまずの走りができていたと振り返った。そして本来のペースを結果に結びつけるため、予選のアプローチを改善してく必要があるとの考えを示した。
モナコGPの総括を求められた角田は次のように答えた。
「ペースは問題ありませんでした。正直なところ、予選は本当にとっ散らかっていました。モナコは一筋縄ではいかないと分かっていましたが、全ての面で雑でした」
「それにQ2では、計測に入るとことでもっと上手くやれたはずです。正直なところ、僕には1周しかなくて、コースコンディションがベストな時に、フレッシュなタイヤで走ることができませんでした」
「FP3ではポジティブなこともありましたが、それを結果で示せずとても悔しいです」
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