【実際に購入レポート】ポルシェ・タイカンの長期テスト(7) ポルシェのショールームがあるホテルに泊まりました
2022/07/06 00:50 AUTOCAR JAPAN 3
2022/07/06 00:50 AUTOCAR JAPAN 3
ポルシェセンターみなとみらい×ウェスティンホテル横浜
この6月13日にウェスティンホテル横浜がオープンし、その1階には、ポルシェセンターみなとみらいのショールームが開設されたという。
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ポルシェで初めての、ホテル併設のショールームの開設ということなので、早速、旅館の経営の勉強も兼ね、泊まりに行くことにした。
また、丁度良いチャンスなので、まだ、体験していなかったポルシェの急速充電を行うことにした。
この日は、横浜に行く前に、世田谷のサービスセンターに寄り、かねてより懸案であった、サービスキャンペーンの実施も行った。
作業そのものは、1時間ほどで終了したが、プログラムの再インストールのほか、ウインドウ・ウォッシャーの追加や、タイヤの空気圧の調整など、日常の点検も実施してくれて、とても助かった。
世田谷サービスセンターは、タイカン用の専用ブースが用意され、バッテリーの脱着など、特殊な作業にも対応できるようになっているそうだ。
150kWの充電器 実用化はまだまだ先
首都高速のみなとみらいインターから1分ほどのところに完成したウェスティンホテル横浜は、写真のようにポルシェのロゴマークが設置され、遠くからも非常に目立つ。
建物をぐるりと回った裏側の駐車場にある急速充電器は、まだ、150kWのものは装備されておらず、90kWの充電器からの充電であった。
ポルシェ・ジャパンの広報によると、150kWは、まだ、木更津のPEC内で運用されているだけで、一般には、使用が開始されていないという。
その原因は、水冷ケーブルの対応がおくれていることが原因だそうだ。確かに、150kWの急速充電となれば、ケーブルにも相当の負担がかかり、冷却が必要になるのも判る。
更に、6月30日付けで、ポルシェとアウディの充電アライアンスの開始が延期になる、という発表があった。
アウディジャパン側の進捗は、現在のところ分からないが、7月6日より、アウディeトロンGTを試乗する事になっているので、その時、情況を聞いてみようと思っている。
インフラの整備には、いろいろと時間が掛かるようだ。
90kWでの充電 30分で67%→95%
90kWでの充電は、予め、ポルシェのチャージングシステムに入会していたため、スムーズに行うことができた。
充電開始時の残量は67%であったが、30分後には、95%、386km走行可能な状態まで復活できた。
待ち時間は、新装なったショールームで、お茶をしていたが、その間にも、タイカンが出入りをしていて、よく売れているなあ、という印象を強くした。
後日、メールで3720円(税込み)の充電使用料が送られてきた。この数字はかなり割高だが、装置代や、すぐに走ることが可能なことを考えれば、やむを得ないだろう。
しかし、通常は自分の充電器での充電が経済的なのは当然だ。早く150kWも試してみたいと思う。
ウェスティンホテル横浜の気になったところ
またまた、蛇足だが、開業したばかりのウェスティンホテルの気になったところも書いておこう。
客室が300室以上もあるのに、家族3人で泊まるには、エクストラベッドの選択しかなく、それも、猛烈に硬いソファベッドで、危うく、腰を痛めるところだった。
また、夕食前にシャンパンでも飲んでから、と思ってラウンジに行くと、驚くべき光景が広がっていた。
それは、アルコールと共に、炊き込みご飯やみそ汁、簡単なおかずも出されていて、それをお皿に山盛りにした家族が、ソファを占領していて、明らかに夕食代わりに食べている、という状況であった。
ここはビュッフェレストランかと間違えるような有様で早々に退出したが、果たしてこれで良いのだろうか?
さて、7月1日現在で、私のタイカンの走行距離は4814kmとなった。
このところ、あまりポルシェらしい走りをしていないせいか、満充電時の走行可能距離は伸び、遂に415kmとなった。400kmを超えると、本当に心強い感じがする。
この1週間ほどは猛烈に暑い日が続くが、タイカンのエアコンはしっかりと効き、何の問題もなく快適である。
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