楕円形のテールパイプが採用されたリアセクションがハイライト
アストンマーティン「DB12」の超高性能版となる、「AMR」クーペとヴォランテ両バージョンがニュルブルクリンクで目撃された。同ブランドは4月、待望のミッドシップスーパーカー「ヴァルハラ」を発表、市場ではフェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンと直接競合することになる。しかし、ニュルブルクリンクで撮影された2台の「DB12 AMR」のスパイショットを見ると、アストンはハードコアな愛好家向けモデルであってもフロントエンジンのルーツを捨てるつもりはないようだ。
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「AMR」は「Aston Martin Racing」の略で、同ブランドがドライバー重視の車種に付けているバッジだ。先代のヴァンテージとDB11には両方ともAMRバージョンがあったが、CEOのエイドリアン・ホールマークは、アストンがAMRバージョンをより強化する予定予定で、今後このバッジをさらに目にすることになるかもしれないと示唆した。
AMRモデルは伝統的に、パワーアップされ、よりスポーティなシャーシチューン、エアロコンポーネントの改善を含むデザイン強化が施されており、スパイショットデビューを果たしたDB12 AMRクーペとヴォランテのプロトタイプでは、それらの最後の強化を確実に見ることができる。
標準のDB12は、すでにバンパーに突出したリップスポイラーが組み込まれたアグレッシブなフロントエンドデザインを備えているが、ニュルで捉えたAMRプロトタイプでは、両端に小型のスラットを備えた専用のフロントリップが追加されている。また、水平のグリルバーは、アストンのクラシックなレーシングカーのグリルを参考にしたデザインに変更されていることがわかる。
側面ではサイドシルも新設計されているが、ハイライトはリアセクションだろう。楕円形のテールパイプレイアウトを各コーナーに1つずつではなく、両側に2つずつ積み重ねたレイアウトに変更、よりアグレッシブになっている。これはかつてレクサス(IS F)やフェラーリ(カリフォルニア)でもみられたデザインだ。
また、ダウンフォースが必要ないときには収納されるアクティブスポイラーがトランクリッドに取り付けられている代わりに、AMRには小さな固定式のガーニーフラップが装備されている。
アストンの新型ヴァンキッシュにはV12エンジンが搭載されているが、DB11からDB12への切り替えでは、ヴァンテージやDBXなどの他のモデルで使用されているAMG製4.0リットル V8ツインターボへの移行と同時に行われた。
標準のDB12では最高出力680psを発揮するが、これは旧型のDB11 AMRのV12エンジンよりも41ps高い。DB12 AMRではヴァンキッシュの最高出力835psを発揮するV12エンジンがDB12のボンネットの下に収まる可能性もあり、その場合、最高出力は750ps程度に若干デチューンされるだろう。DB12 AMRのワールドプレミアは、2026年内と予想される。
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