フェラーリのルイス・ハミルトンは、F1スペインGPで苦戦し7番手でフィニッシュ。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のペナルティで6位に繰り上がったが、レース内容の悪さにかなり落胆したようだ。
5番グリッドからレースをスタートさせたハミルトンは好スタートを決め、1コーナーでジョージ・ラッセル(メルセデス)を抜いて4番手に浮上。しかしその後は終始ペースに苦しんだ。10周目にはチームからの指示で、より速いペースのチームメイト、シャルル・ルクレールに前を譲り、ピットストップのサイクルでメルセデスの2台にも先行されて7番手まで後退した。
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レース終盤にメルセデス勢の一角、アンドレア・キミ・アントネッリがリタイアしたことでひとつポジションを上げたハミルトンだったが、セーフティカー明けにザウバーのニコ・ヒュルケンベルグにオーバーテイクを許してしまい、再び7番手に落ちてのチェッカーであった。
そのため、レース後のハミルトンは明らかに話をしたくないといった雰囲気で、インタビューでも短く言葉を交わすにとどめた。そのやりとりは以下の通りだ。
Q「厳しい午後でしたね。最後は中古タイヤで引き離される展開になりましたが、かなりフラストレーションが溜まったのでは?」
ハミルトン「みんな同じタイヤだったよ」
Q「ではペースはどうだったんでしょうか? 序盤からリヤのグリップがないと話していましたが、それが全てだったのでしょうか」
ハミルトン「当然そうだ」
Q「ギャップもキープできなかった印象ですが、レース中にマシンのフィーリングが良くなった場面は?」
ハミルトン「なぜそんなことを言うのかわからない」
Q「あなたの経験を持ってしても、何も手かがりを得られなかったと」
ハミルトン「これまでで最悪のレースだった」
Q「今週末から何かポジティブな要素は得られそうでしょうか? カナダGPに向けてチームとどのようなことに取り組みますか? 何を調べて、何に取り組んで、何をシミュレーションするのでしょうか」
ハミルトン「そうするつもりだ」
Q「では、この先どのようなことに取り組もうとしているのですか?」
ハミルトン「家に帰ることだ」
一方のルクレールは、ハミルトンよりもふたつ後ろの7番グリッドスタートだったにもかかわらずポジションを上げ、終盤のセーフティカー明けにはハードタイヤを履くフェルスタッペンを抜いて3位表彰台を獲得した。
モナコに続いて2戦連続表彰台のルクレールは次のように語った。
「2位や3位で舞い上がることはない。でも今回の3位は正直驚きだったから気分はいいね」
「モナコではFP1からFP3のすべてで強さを見せていたから、予選で失敗したときの落胆は大きかった。でも今回は予選までずっと調子が良くなかった。ただレースペースを重視して予選セットアップを犠牲にしたことが、少しの幸運も手伝って報われた形だ。だから良いサプライズだったよ」
「週末としては満足しているけど、チームとしての全体的なパフォーマンスには満足していない。そこは早急に改善が必要だ」
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