「クルマは機械で、移動の道具だ」という意見もある。けれども、道具だと思って使っているうちに、いつの間にか心が通い合うようなクルマも存在する。こんかいは、つい感情移入をしてしまう、そんなキャラクターを持ったクルマにフォーカスする。サブスクやカーシェアリングのこれからの時代、愛されキャラしか生き残れない!? ミドル級チャンピョン、アウディTTロードスターの実力に迫る!
Cars with Smiles都会ジャストなサイズ感
すべてがちょうどいいオープンカー
アウディTTはサイズはコンパクトながら、性能的にはミドル級といっていいスポーツカーだ。ボクシングと同じくミドル級は激戦区で、ミドル級のボクサーと同様、パワーとスピードとテクニックが高いレベルでバランスしていないと勝てない。
ミドル級のスポーツカーで難しいのは、ライト級スポーツカーと違って快適性や耐候性も求められることだ。また、浮世離れしたスーパーヘビー級スポーツカーと違って、都心の狭いコインパーキングに停めざるをえないこともあるし、闇雲に維持費をかけるわけにもいかない。
といったあれやこれやをトータルで考えるとアウディTTロードスター45 TFSI quattroがミドル級王者の有力候補となる。
アウディ独自の4駆システムがエンジンパワーを一滴も無駄にせずに4輪に正確に振り分け、美しいフォームでコーナーを駆け抜ける。すっきりとした所作は、アルミを多用するアウディお得意の軽量ボディ構造のおかげもあるだろう。「一糸乱れぬ」という言葉で表現したくなるコーナリングの感覚は、アウディTTならではのものだ。
Cars with Smilesドライブモードを「ダイナミック」にセットすれば、ハンドルの手応えはグッと骨っぽくなり、エンジン回転やシフトがさらに研ぎ澄まされ、素早くなる。一方、「コンフォート」を選べば安楽な移動も可能だ。
アウディTTは、そのドライブフィールで新しい時代のスポーツカーにふれる興奮を味わわせてくれる。根性ではなく、科学的なトレーニングと栄養補給で力をつけた、ミドル級のチャンピオンだ。
Audi TT RoadsterアウディTTは、1998年に登場した初代モデル以降、同社のデザイン的アイコンの役割も担う。3世代目となる現行モデルも、よりアグレッシブになったシングルフレームグリルや、鋭いキャラクターラインでアピールする。日本仕様のTTロードスターは、最高出力230psを発生する2ℓターボエンジンと4駆を組み合わせる。
SPEC 全長×全幅×全高:4190×1830×1360mm ホイールベース:2505mm 車両重量:1510kg 乗車定員:2名 ¥6,260,000
Photos ウツミ Utsumi / Words サトータケシ Takeshi Sato
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