■新“ラージ”ミニバン誕生
日産のドイツ法人は2025年6月5日、フル電動LCV(ライト・コマーシャル・ビークル=小型商用車)「タウンスターEV」の新たなバリエーションを拡充するとともに値下げを実施したと発表しました。
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タウンスターは、日産が欧州で展開している小型LCVで、ルノー「カングー」と兄弟車関係にあたります。そのEV(電気自動車)仕様であるタウンスターEVは、最高出力90kW(122馬力)、最大トルク245Nmを発揮。バッテリー容量は45kWhで、15%から80%までの急速充電にかかる時間は37分程度となっています。
ボディはショート(L1)とロング(L2)の2種類あり、今回新たに追加されたのはL2をベースにしたパネルバンのダブルキャブ(2列シート)およびコンビ(乗用モデル)の3列7人乗りです。これにより業務ユースからファミリーユースまで、より幅広いニーズに対応できるようになりました。
ロングモデルのボディサイズは、ボディサイズは、全長4910mm×全幅1860mm×全高1854mm、ホイールベースは3100mm。
グレード体系も見直され、従来のエントリーグレードが廃止されて「Acenta」からの展開となりました。全車にインテリジェント緊急ブレーキ、ドライバー疲労検知、車線逸脱警報といった先進安全装備を標準化し、安全性能の底上げが図られています。
上位グレードの「N-Connecta」と「Tekna」では、快適装備や運転支援機能もさらに充実。保証内容は従来通りで、車両本体には5年または16万km、駆動用バッテリーには8年間の保証が付帯します。バッテリーは、8年後も容量の70%以上を維持することが保証されています。
価格はタウンスターEVバンが3万3010ユーロ(約540万円)から、乗用モデルのコンビが3万6490ユーロ(約600万円)からと、従来よりも手の届きやすい設定に見直されました。これは、さらなる拡販を狙った戦略的な価格設定です。
多彩な仕様と改良された装備、安全性能の向上に加え、価格の引き下げを実施したタウンスターEV。商用車としてだけでなく、EVファミリーカーとしての可能性も広げる1台として、今後の展開に注目が集まりそうです。(近藤 英嗣)
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