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「横断歩道の車停止率」最下位から1年でトップ4位に! 宮城県警さん何をした!?

各都道府県がヒヤヒヤ見守るJAFの調査結果とは?

 JAF(日本自動車連盟)は2021年10月、「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」2021年版の結果を発表しました。信号機のない横断歩道を歩行者が横断しようとしている場合、クルマは一時停止しなければいけませんが、この調査によると、歩行者が横断歩道を渡ろうとしている場面で一時停止したクルマは全国平均で30.6%でした。ちなみに2016年の調査開始以来、30%超えは初とのこと。

【都道府県別】横断歩道での「車の一時停止率」ランキング

 この調査では、都道府県別の結果も発表しており、各都道府県警察などの関係者から注目されています。不本意にも最下位となってしまった県は、その県内で大きく報道されることもあり、県民からも大きく注目されることになります。

 そうしたなか、前回(2020年)に最下位だった宮城県は、その屈辱をバネに(?)、2021年は全国トップ4位へ大躍進を果たしました。今回の宮城県の一時停止率は51.4%。最下位だった2020年は5.7%だったので、一時停止したクルマの数は約10倍に跳ね上がっています。

 この1年間、宮城県で一体何があったのか。宮城県警の交通企画課は次のように話します。

「あえて理由をあげると、県民の方が最下位を残念だと思って止まるようになったこと、止まらないといけないと再確認したこと。それと同じタイミングで、県警だけでなく、県や関係団体も様々な形でキャンペーンを打ち出し、止まるというルールの再確認にできたことが、意識の向上、今回の結果に繋がったのではないでしょうか」

具体的に何したの?

 実は、2018年に一時停止率0.8%で最下位になった栃木県も、翌年は29位(3.2%)と大きく順位をあげています。その際も、最下位という結果を逆手にとり、“脱! 止まってくれない栃木県”というスローガンを掲げ、パンフレットやポスターを作成して広報活動を展開していました。やはり、「最下位」というキーワード、ランキングが県民やドライバーへの意識付けに貢献しているようです。

 それにしても、宮城県の躍進ぶりは目を見張るものがあります。宮城県警では、具体的にどんな取り組みを行ったでしょうか。

 まず2021年3月から行ったのが、毎月10日を「十○(とまる)日」と定め、チラシを配る。さらに、ポスターやステッカーでマナーアップ、ルールの再認識を訴求。

 そして、「秋の全国交通安全運動」初日から新たにスタートさせているのが、「サイン・サンクス運動」です。「サイン」は、横断歩道を渡る前に手をあげてドライバーに合図、「サンクス」は一時停止してくれたドライバーにお礼をするという施策です。

 このサイン・サンクス運動、どれくらい効果があるのか、地元NHKの番組「知っトク東北」で、実証実験を行っています。その結果、なにもしない場合、停止した車は10台中、5台(50%)でしたが、 “サイン”、つまり手をあげた場合は、なんと10台中10台(100%)が止まったそうです。

 この結果から分かることは、渡るのか渡らないのか、ドライバーに意思表示することの大切さです。ドライバーは、止まらないといけないというルールを知っているものの、歩行者が渡るのか渡らないのか不明なため、一時停止しないケースがあるようです。

 2021年3月には、交通安全教育の典拠となる「交通の方法に関する教則」と「交通安全教育指針」が改正され、“横断するときは、手を上げるなどして運転者に対して横断する意思を明確に伝えるようにすべき”との記載が追加されました。こうしたこともあり、他の都道府県でも意思表示の啓発を行う動きがあります。サイン・サンクス運動を展開する宮城県だけでなく、全国的に、来年のJAFの調査結果が注目されます。

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