2026年1月9日から開催された「東京オートサロン2026」(千葉県・幕張メッセ)では、毎年おなじみのロッキーオートより、初代フェアレディZのレストモッドモデルが展示された! 望めば購入可能な1台に迫る。
VQ35DEエンジンに換装
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東京オートサロン2026において、旧車ファンの熱い視線を集めた一台があった。
ロッキーオートが展示したのは、見た目こそ往年の名車「フェアレディZ(S30)」でありながら、現代の心臓を持つ意欲作だ。
一見すると美しくレストアされた初代フェアレディZだが、ボンネットの下には別のエンジンが隠されている。
本車両は、Z33型フェアレディZに搭載されていた「VQ35DE」エンジン、すなわち3.5リッターV型6気筒NAエンジンを移植したのだから驚きだ。
トランスミッションには6速マニュアルが組み合わされていて、軽量なS30のボディに3.5リッターの大排気量エンジンを搭載するという、夢のようなパッケージングとなった。
特筆すべきは、単なるエンジンスワップに留まらない完成度の高さだ。
ロッキーオートの渡辺社長によれば、エンジンだけでなくインパネまわりなどのインテリアもZ33のものを移植しており、現代的なコクピットが構築されている。
さらに、オリジナルのS30のボディ剛性では現代のハイパワーを受け止めきれないため、フレームから製作し直すほどの手が加えられている。結果、ハンドリングは“レーシングカー並み”に仕上がっており、剛性の高いボディと相まって、極めて高い走行性能を発揮するというから興味深い。
なぜ、あえてL型エンジンではなくVQ35を選んだのか? インタビューに応じた渡辺社長は「L型エンジンも素晴らしいが、速さを求めてチューニングすればするほど、どうしても耐久性が犠牲になり、壊れやすくなる」と社長は述べる。L型でハイパワーを出そうとすれば、常にエンジンの限界と隣り合わせになり、真夏の渋滞などが危うくなる。
そこでロッキーオートが導き出した答えが、現代の純正エンジンをそのまま使うという手法だ。ノーマルのVQ35であれば、特別なチューニングを施さなくても十分すぎるほどのパワーとトルクがあり、何より圧倒的な信頼性がある。「280psのエンジンでも、この軽いボディなら十分すぎるほど速い。むしろノーマルだからこそ壊れない」という言葉には、長年旧車と向き合ってきたからこその説得力がある。
さらに社長が“絶対条件”として挙げたのが、エアコンだ。近年の日本の猛暑、キャブレター車のL型エンジンを渋滞の中で維持するのは、ドライバーにとっても車にとっても過酷な試練となる。しかし、本車両であれば現代車と同様にオートエアコンを効かせながら、涼しい顔で渋滞を乗り切ることができる。
「L型のカリカリにチューニングしたクルマは“クルマが乗り手を選ぶ”が、このクルマは“誰でも乗れる”」という社長の言葉が、コンセプトを端的にあらわす。
気になる車両本体価格は¥27,000,000。フレームから再構築されたボディ、信頼性の高いパワートレイン、そして現代車同等の快適装備を備えた“毎日乗れる初代フェアレディZ”として考えれば、その価値は十分にあるように思う。
ちなみに、なぜベースエンジンにZ33を選んだのか? という問いに対し、社長は「安いから」と笑いを誘いつつも、部品の供給体制やメンテナンス性を考慮した現実的な選択であることを明かした。
ロッキーオートのフェアレディZ VQ35は、見た目こそ色褪せない昭和の名車でありながら、中身は令和の交通事情に対応したモンスターマシンだ。旧車が持つ“走る楽しさ”に加えて、“快適さ”も諦めたくないという、クルマ好きへの究極の回答かもしれない。
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