現地時間3月9日、2024年F1第2戦サウジアラビアGPの決勝レースが行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季2勝目、自身通算56勝目をポール・トゥ・ウインで飾った。2位にセルジオ・ペレス(レッドブル)、3位にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。角田裕毅(RB)は14位。今回がデビューレースとなったオリバー・ベアマン(フェラーリ)は7位でチェッカーを受けた。
市街地コースのジェッダ・コーニッシュ・サーキット舞台に開催された今季2戦目。スタートタイヤは20台中18台がミディアム(C3)を選択。11番グリッドのベアマン、16番グリッドのバルテリ・ボッタス(キック・ザウバー)の2台はソフト(C4)をチョイス。50周の決勝レースは気温は25度、路面温度は32度というコンディションでスタートを迎えた。
フェルスタッペンが好スタートを決める後ろでルクレールとペレスによる2番手が白熱するが、ここはルクレールが守る。
一方9番手スタートの角田はランス・ストロール(アストンマーティン)にかわされ10番手に後退。さらにソフトを履くベアマンが角田に仕掛けるが、角田は巧みにポジションを守り切る。
また、18番グリッドスタートのピエール・ガスリー(アルピーヌ)はフォーメーションラップ中にギヤボックストラブルを無線で訴え、一旦はスタートを切るも1周走りきる前にピットに戻りレースを終えている。
4周目のターン1でペレスがルクレールを攻略。これでレッドブルのワンツーとなる。一方9番手ストロールを先頭に角田、ベアマン、ケビン・マグヌッセン(ハース)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)が数珠繋ぎとなる。
そんななか、7周目のターン22で左フロントをウォールにヒットしたストロールがクラッシュ。これでセーフティカー(SC)導入となる。8周目を迎えるタイミングでフェルスタッペン、ペレス、ルクレール、ピアストリら上位4台を含む、13台がピットインしハードタイヤ(C2)に交換。
一方、5番手につけていたランド・ノリス(マクラーレン)を筆頭に、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、周冠宇(キック・ザウバー)の4台はスタートタイヤのミディアムのままステイし、2度目のSCといった後半に起こりうるチャンスにかける作戦に。
10周目にレース再開を迎えると、ベアマンがターン1で角田をオーバーテイクし12番手(タイヤ交換組の7番手)に浮上する。RBはハードタイヤでのペースが伸びず、12周目にはベアマンに1秒差をつけられ角田はDRSが使えなくなる。
フェルスタッペンは13周目にステイ組トップのノリスをかわし、ラップリーダーの座を取り戻す。一方、12番手を走る角田の背後にはケビン・マグヌッセン(ハース)が接近する。ただ、ステイ組の周冠宇が前に現れたことで、15周目よりふたたびDRSが使える状況に。
しかし、角田は17周目にマグヌッセンにかわされ13番手(タイヤ交換組の9番手)に後退する。ただ、マグヌッセンはアルボンとの接触、そしてコース外走行でアドバンテージを得た(角田をオーバーテイクした)ことにより、合計20秒のタイムペナルティが下っている。
21周目、ステイ組のヒュルケンベルグを攻略したベアマンが9番手(タイヤ交換組の7番手)に浮上する。一方、26周目にルクレールがステイ組最上位のノリスをかわし3番手の座を取り戻す。しかし、この時点で2番手ペレスとは8秒の差広がっていた。
29周目の最終ターンでわずかにミスをしたマグヌッセンの隙をついた角田は30周目のホームストレートで前に出る。しかし、マグヌッセンはターン1~2で強気なブロッキングを見せ、角田はターン2立ち上がりで白線の外側に。その間隙をついたエステバン・オコン(アルピーヌ)が角田を先行する。
12番手マグヌッセンを先頭に、オコン、角田、アルボン、サージェントの6台が数珠繋ぎとなり、後続はマグヌッセンのペースに付き合わされる。その間に、17番手のダニエル・リカルド(RB)、最後尾18番手ボッタスまでが追いつき、後続の7台が3.5秒以内となる。そんななか、角田は33周目のターン1でアルボンに攻略され15番手に後退する。
34周目に10番手(ステイ組3番手)だったヒュルケンベルグがピットへ。ピットアウトするとマグヌッセンの前、11番手でコース復帰を果たす。20秒のタイムペナルティにより自らの入賞は困難なマグヌッセンだが、チームメイトをサポートし、チームは「本当に素晴らしいチームワークだ」と無線を飛ばす。大仕事を終えたマグヌッセンは、そこから1周につき2秒近くペースを上げ、徐々にオコンとのギャップを広げる。
38周目にステイ組最上位だったノリスがピットイン。これで残り12周を迎えフェルスタッペン、ペレス、ルクレール、ピアストリ、アロンソ、ラッセル、ベアマン、ノリス、ハミルトン、周冠宇(タイヤ交換義務未消化)、ヒュルケンベルグというトップ11に。
入賞圏内の7番手につけたベアマンだったが、6秒後方のノリス、7秒後方のハミルトンがソフトに履き替え、そのギャップを着々と縮めにかかる。カルロス・サインツの代役として急遽F1デビューを果たした18歳が、ノリス、ハミルトンから7位の座を守れるかが終盤最大のトピックスとなった。
50周目を終え、フェルスタッペンが2戦連続のポール・トゥ・ウインを飾った。2位にペレスが入り、前戦に続きレッドブルがワンツーフィニッシュとなった。3位ルクレールはファイナルラップでファステストラップを記録。
4位ピアストリ、5位アロンソ、6位ラッセル、そして後続とのギャップを守り切ったベアマンが7位。ベアマンは得票率48%でドライバー・オブ・ザ・デーも獲得している。8位ノリス、9位ハミルトン、10位ヒュルケンベルグまでがポイント獲得。小松礼雄チーム代表率いるハースが今季初ポイントを獲得した。RBの角田は14位、リカルドは16位となった。
次戦となる2024年F1第3戦オーストラリアGPは3月22~24日に、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで開催される。
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