F1第5戦F1 70周年記念GPのフリー走行3回目がイギリスのシルバーストン・サーキットで行なわれた。トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)で、タイムは1分26秒621だった。
前日に行なわれたフリー走行では、先週のイギリスGPよりも1段階柔らかいソフトタイヤの摩耗にほとんどのチームが苦しんだ模様。限られたセット数のミディアムタイヤ、ハードタイヤを予選・決勝に向けて温存するためか、フリー走行ではソフトタイヤを積極的に使用するチームが多く見られた。今回のセッションでもタイヤ選びには注目と言える。
■ソフトよりミディアムの方が速い? 予選・決勝に向け、各チームはタイヤ選択に苦慮
気温23℃、路面温度34℃という快晴のシルバーストンで60分間のセッションがスタートした。セッション最初の10分間にフェラーリ勢、ハース勢がハードタイヤでインスタレーションラップをこなした。
その後マクラーレンの2台がコースイン。ランド・ノリスがソフトタイヤ、カルロス・サインツJr.がミディアムタイヤを履いてタイムを計測した。そしてフェラーリの2台もミディアムタイヤを履いてタイムを計測し、シャルル・ルクレールが1分28秒346でトップタイムとなった。
その後メルセデスの2台がソフトタイヤで周回。バルテリ・ボッタスが1分27秒509でトップに立つと、ルイス・ハミルトンが1分27秒526でそれに続いた。セッション最初の30分を終え、3番手以下はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)、ランス・ストロール(レーシングポイント)となった。
ハミルトンは最初のアタックで使用したソフトタイヤを履いたままコースに留まり、1分27秒280にタイムを更新してトップに立った。
多くのマシンが2セット目のソフトタイヤを投入してコースに出始める中、ノリスはただひとり新品のミディアムタイヤを履いてアタックし、1分27秒202でハミルトンを上回りトップにつけた。
残り15分間は新品ソフトタイヤを履いたマシンによるタイム更新合戦となった。メルセデス勢はハミルトンが1分26秒621、ボッタスが1分26秒784でワンツーを取り戻すと、ノリスに続く4番手、5番手にニコ・ヒュルケンベルグ、ストロールのレーシングポイント勢がつけた。フェルスタッペンはセクター1で全体ベストタイムを記録していたが、セクター2のベケッツでストロールに引っかかってしまい、アタックを諦めてしまった。
レッドブルの2台はその後タイムを更新するが、フェルスタッペンが7番手タイム、アレクサンダー・アルボンが8番手タイムに留まり、セッションは終了となった。結果的にメルセデスは今週末3度のフリー走行全てでワンツーとなり、盤石の体制で予選に挑む。
3番手はノリス。このセッションでミディアムタイヤを使用して連続周回をしたのはノリス、サインツJr.、ルクレール、ベッテルの4台のみだった。
4番手以下はヒュルケンベルグ、ストロール、ルクレール、フェルスタッペン、アルボンと続き、9番手エステバン・オコン(ルノー)、10番手サインツJr.というトップ10だった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ふたりの偉業達成に、影薄まるドゥカティ勢。ドルナ買収による今後とレースの健全性/MotoGPの御意見番に聞くアメリカズGP
トヨタ、ランドクルーザー新型“250”シリーズの特別仕様車“First Edition”を限定8000台発売
5年ぶり開催のF1中国GP、路面は再舗装ではなくペイントしただけ? 複数のドライバーが不安視。サインツJr.「特殊な状況で処理されているみたい」
ランス・ストロールがトップ。ピアストリ、フェルスタッペン続く。角田裕毅は12番手|F1中国FP1速報
予測しづらいマシンの改善に取り組むメルセデスF1、日本GPで確かな手ごたえ「結果に表れてなくても、進歩が見られた」
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?