オートポリスで行なわれたスーパーフォーミュラ第4戦では、 平川亮(carenex TEAM IMPUL)が優勝を飾った。以下は決勝後の記者会見での、トップ3ドライバー、優勝監督のコメントだ。
星野一義監督(carenex TEAM IMPUL)
■福住仁嶺、タイヤ交換義務消化せず失格。規則の解釈に関し「理解がなっていなかった」と道上監督|スーパーフォーミュラ第4戦
「昨日の予選は納得していなかったので寝付きが悪かったですが、ドライバーには思い切りやってこい、と声をかけていました。KONDO RACINGのドライバー(サッシャ・フェネストラズ)がニュータイヤに交換してタイムを上げてくるだろうから、ということで、タイヤを温存していたのがすごいですね。ちょっとたまげたね」
「(インタビューで)監督が良い、と言ったけど監督は何もしていなくて。ピットワークなどを担当していた40代のスタッフ達には敵わない。ピットインの判断が完璧でしたね。タイヤ交換が8秒台になったことは想定内でした。スタッフがひとりギックリ腰になり、臨時でスタッフを増やしたので。そんな中で、(平川の)走りは今までで一番すごかったんじゃないかな。今日は褒めてあげたいです」
優勝:平川亮(carenex TEAM IMPUL)
「常に優勝を狙ってはいますが、予想より良い結果を残せて驚いています。特に1周目のスタートが決まったことが良かったと思っています。今回に関しては、野尻(智紀)選手がピットに入ってからのペースが良くなかったので、ピットインのタイミングを引っ張り、自分のタイヤの性能が落ちるまでに入った、という形です。タイヤ交換のメカニックが腰痛で、ピット作業に不安がありましたが、チームワークで優勝を手にすることができました。また流れを取り戻せた感があるので、SUGOでは予選を頑張りたいです」
2位:サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)
「今シーズンは僕が思った以上の良い結果を残せている。今回は長いレースに感じた。オートポリスはタイヤのデグラデーションが大きいから、レースの最初からタイヤをマネジメントすることを考えていたけど、うまくやれた。とにかく良い結果に終われて満足している。チームにとっても、昨年は厳しいシーズンになっていたからね」
3位:三宅淳詞(TEAM GOH)
「元々は早めにタイヤ交換をする作戦でしたが、周りのマシンと比べてタイヤの持ちが良く、ロングランのペースが良かったので、ピットインを引っ張る作戦をとりました。終盤タイヤが厳しかったですが、エンジニアさんや伊沢(拓也)アドバイザーなどが的確なアドバイスをくれたことで、落ち着いてマネジメントできました。チームと共にこの3位という結果を勝ち取れて良かったと思います」
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