■市販化計画も進行中!? 次世代ロータリーEVスポーツカーを公開
マツダは2024年3月13日、ロータリーEVスポーツカーのコンセプトモデル「MAZDA ICONIC SP(マツダ アイコニック エスピー、以下アイコニックSP)」を、マツダ広島本社ショールーム(広島県府中町)に展示しました。
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アイコニックSPは、2023年10月25日から11月5日まで開催された第1回「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー2023:JMS2023)」で世界初公開された、コンパクトスポーツカーのコンセプトモデルです。
ボディサイズは、全長4180mm×全幅1850mm×全高1150mm、ホイールベース2590mmで、車両重量は1450kgです。
パワートレインには、マツダ独自技術であるロータリーエンジンを活用した、最高出力370PSの「2ローターロータリーEVシステム」を搭載しています。
ロータリーエンジンは、1967年にマツダが世界に先駆け「コスモスポーツ」で量産化に成功。小型軽量な設計を生かし「RX-7」などスポーツカー向けパワートレインとして発展を遂げてきました。
しかし2013年に「RX-8」の生産が終了して以降、スポーツカーへの搭載は行われていません。
そんななか、JMS2023で登場したアイコニックSPは、美しい内外装デザインとともに、次世代のロータリーEVを搭載したスポーツカーとして大きく注目を集め、SNSなどでは市販化を熱望するマツダファンの声も多く見られました。
その後の動きも早く、2024年1月12日にはマツダの毛籠社長がロータリーエンジンの専属開発チームを立ち上げると発表し、アイコニックSPの市販化に向けた流れが大きく前進しています。
なおマツダによると、マツダ広島本社ショールームでのアイコニックSPの展示期間は未定とのこと。
実車を見たい場合は、早めに訪問したほうがよさそうです。
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