現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 魅せると走るを両立した「ハコスカ」に今どきチューニング! 日産3代目「スカイライン」が搭載するパワーユニットは注目です

ここから本文です

魅せると走るを両立した「ハコスカ」に今どきチューニング! 日産3代目「スカイライン」が搭載するパワーユニットは注目です

掲載 6
魅せると走るを両立した「ハコスカ」に今どきチューニング! 日産3代目「スカイライン」が搭載するパワーユニットは注目です

見た目はハコスカだけど中身は別格

ノーマルフォルムを色濃く残しながら、最新の技術と美意識で再構築された日産3代目「スカイライン」、通称「ハコスカ」がNostalgic 2days(ノスタルジック2デイズ)に登場しました。見た目の美しさだけでなく、内部に秘めた機能性と走行性能も圧巻の完成度。旧車という枠に収まりきらない、進化したカスタムカーの今を体現する1台です。

部品取り車だった「ハコスカ」を1年かけて仕上げた苦心作!「長谷見昌弘仕様」カラーリングで仕上げて全国のサーキットを走ってます

最新のチューニング手法も積極的に採用した意欲作

ビンテージカー人気は世界的に高まりを見せており、それに比例して「ストック重視」の傾向も強まっている。この流れは国産旧車にも当てはまり、カスタム車両やチューニング車両は徐々に数を減らしつつある。 そうした潮流があるなかで異彩を放っていたのが、福岡県のショップ「ENERGY(エナジー)」が手がけた日産KGC10型「スカイライン」、通称「ハコスカ」だ。

ボディはブルーグレーにペイントされ、低いスタンスに大径ホイールを履く。じつは2025年2月22日~23日に横浜で行われたNostalgic 2days(ノスタルジック2デイズ)の開催直前に完成したばかりの個体だという。

アメリカのプロツーリングやレストモッドといった手法を取り入れ、旧車カスタムの定番にとらわれることなく、最新のアイテムを積極的に採用。国産旧車カスタムとしては珍しい、先進性を感じさせる1台となっている。

定番にとらわれないパーツチョイス

基本的なシルエットはハコスカのレース仕様をオマージュしながらも、公道走行を前提にバンパーを残し、ヘッドライトカバーはクリアタイプを採用している。オーバーフェンダーはサーキット仕様に近い形状で、大型のチンスポイラーや純正形状のリアウイングなども装着する。

このように見た目はある意味トラディショナルである一方、機能面においてはアップデートのオンパレードといってよい。足まわりにはコモンスナッパー製のKANDENサスペンションを採用し、ブレーキにはフェラーリ「F360」用のブレンボキャリパーを流用。ホイールは17インチのバラマンディデザインデイのサンダーを装着する。さらに、ステアリングはラック&ピニオン方式へ変更されるなど、見えない部分にも細かな手が入れられている。

インテリアに目を向けると、スムージング処理を施したダッシュパネルにオートメーターのSPEK PROシリーズのメーターが並ぶ。形状のみ純正を尊重したセンターコンソールには、電装品を集中制御するMoTeC製PDM用キーパッドが設置されている。レカロシートやドアパネルはワンオフで張り替えられたカスタムインテリアとなっている。

魅せるパワートレーンはOS技研のツインカムユニット

搭載されるエンジンはOS技研製TC24 B-1Zのコンプリートユニットで、排気量は3.2L。φ55のスロットルボディを用い、MoTeC製M130で制御されている。トランスミッションにはNISMO製6速マニュアルを組み合わせており、走行性能も申し分ない。

とりわけ特筆すべきは、その美しく仕立てられたエンジンルームだ。不要な穴は埋められ、ボディ同様に美しくペイントが施されている。さらに、アメリカのショーカーに見られる「ワイヤータック」と呼ばれる配線処理を採用し、配線や配管が目立たないよう巧みにまとめられている。その結果、エンジンがまるで浮いているかのような印象を与えている。

アメリカには「SHOW&GO」という言葉がある。ショーカーとしての美しさと、実走行におけるパフォーマンスの両立を意味するものである。このハコスカは、まさにそのSHOW&GOの理念を体現した1台といえるだろう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

三菱「eKクロスEV」など4万台超リコール、意図しない加速をするおそれ
三菱「eKクロスEV」など4万台超リコール、意図しない加速をするおそれ
グーネット
スバル 「レックス」 待望のハイブリッドモデル追加! 燃費で選べる一台に
スバル 「レックス」 待望のハイブリッドモデル追加! 燃費で選べる一台に
グーネット
スバル 新型「ステラ」スライドドアが嬉しい!もっと使いやすい軽ワゴンに進化
スバル 新型「ステラ」スライドドアが嬉しい!もっと使いやすい軽ワゴンに進化
グーネット
トヨタが描く“未来”の走り!液体水素で走る次世代レーシングカー初公開
トヨタが描く“未来”の走り!液体水素で走る次世代レーシングカー初公開
グーネット
これぞアルピーヌの最高峰! 「A110R ウルティム」が特別なブルーまとい日本上陸
これぞアルピーヌの最高峰! 「A110R ウルティム」が特別なブルーまとい日本上陸
グーネット
アストンマーティン・ヴァルキリー、繰り上がりでの予選通過は“ボーナス”。「活力を与えてくれる」
アストンマーティン・ヴァルキリー、繰り上がりでの予選通過は“ボーナス”。「活力を与えてくれる」
AUTOSPORT web
FP3は5号車ポルシェ963がトップ。キャデラックが最後のアタックでタイム更新し2-3を奪う
FP3は5号車ポルシェ963がトップ。キャデラックが最後のアタックでタイム更新し2-3を奪う
AUTOSPORT web
「一番の目標は、楽しむこと」急遽ル・マンのサポートレースへ出走するトヨタ育成・中村仁
「一番の目標は、楽しむこと」急遽ル・マンのサポートレースへ出走するトヨタ育成・中村仁
AUTOSPORT web
セラミックコーティングとは?特徴やおすすめ商品、業者の選び方を紹介
セラミックコーティングとは?特徴やおすすめ商品、業者の選び方を紹介
グーネット
レクサス、フェラーリとの差は埋まるか。マクラーレン佐藤万璃音「改善点ははっきりしている」/ル・マン24時間
レクサス、フェラーリとの差は埋まるか。マクラーレン佐藤万璃音「改善点ははっきりしている」/ル・マン24時間
AUTOSPORT web
特別“塗装”のAMGは残り2台に。FP1でクラッシュのアイアン・リンクス、63号車のシャシーを交換
特別“塗装”のAMGは残り2台に。FP1でクラッシュのアイアン・リンクス、63号車のシャシーを交換
AUTOSPORT web
新型「コンパクトSUV」がスゴイ! 全長3.8mの“ちょうどいいボディ”に「メーカー初の機能」採用! フラットな「めちゃ広ッ室内空間」で“大人2人寝られる”ヒョンデ「インスター」とは?
新型「コンパクトSUV」がスゴイ! 全長3.8mの“ちょうどいいボディ”に「メーカー初の機能」採用! フラットな「めちゃ広ッ室内空間」で“大人2人寝られる”ヒョンデ「インスター」とは?
くるまのニュース
計61個のLED搭載のヘッドライトが凄すぎだろ!! 日常ドライブのほとんどで物理ブレーキを使用せず!? 日本上陸した「Q6 e-tron」の実力は
計61個のLED搭載のヘッドライトが凄すぎだろ!! 日常ドライブのほとんどで物理ブレーキを使用せず!? 日本上陸した「Q6 e-tron」の実力は
ベストカーWeb
5200万円!? 1.8リッターエンジンで「325馬力」×2人乗りの究極モデル! アルピーヌ「A110 R ULTIME」登場!  世界限定110台の特別なクルマとは
5200万円!? 1.8リッターエンジンで「325馬力」×2人乗りの究極モデル! アルピーヌ「A110 R ULTIME」登場! 世界限定110台の特別なクルマとは
くるまのニュース
レトロ顔のダイハツ「タフト」公開! “軽”ロッキーな旧車デザインの「5ドア軽SUV」!約225万円の「Brat仕様」とは
レトロ顔のダイハツ「タフト」公開! “軽”ロッキーな旧車デザインの「5ドア軽SUV」!約225万円の「Brat仕様」とは
くるまのニュース
人気プレミアムミドルセダンのロング版 アウディ新型「A5L」世界初公開! ホイールベースを77mm延長した“広いA5”とは
人気プレミアムミドルセダンのロング版 アウディ新型「A5L」世界初公開! ホイールベースを77mm延長した“広いA5”とは
VAGUE
オデッセイの「進化型ロングネックパター」は打点がズレても“安定した転がり”を実現! キリンネックとAIインサートが融合したメリットとは?
オデッセイの「進化型ロングネックパター」は打点がズレても“安定した転がり”を実現! キリンネックとAIインサートが融合したメリットとは?
VAGUE
ダカールラリー2026のルート概要が公開。サービスなしのマラソン・ビバークは2箇所に設定
ダカールラリー2026のルート概要が公開。サービスなしのマラソン・ビバークは2箇所に設定
AUTOSPORT web

みんなのコメント

6件
  • goo********
    この手の車のいじり方はそれぞれだね。
    S型L型をチューンし、とにかく当時物又はそれに準じたチューンに拘る人。
    新型パーツを取り入れ、速さや快適さや維持のしやすさ……でも“外観”拘る人。
    まぁどちらもも良いんじゃない?とは思う。
    「もったいない」って人の意見も分かるが、現代の技術でメーカーがハコスカや30Zや………を出してくれたら……そんな意見にも賛同できるし。
  • 八笑亭
    やはりローレルは流れるウインカーがポイントだ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

456 . 9万円 948 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

17 . 6万円 1400 . 0万円

中古車を検索
日産 スカイラインの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

456 . 9万円 948 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

17 . 6万円 1400 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村