スーパースポーツバイクでレースのように走行
スーパースポーツとは、レースシーンをルーツに持つ市販モーターサイクルの頂点に位置づけられるカテゴリーです。
【画像】公道でもサーキット走行のフィーリング! 国産「スーパースポーツ」3台を写真で見る(34枚)
製品は公道走行を前提としながらも、空力性能を追求したフルカウルや高出力エンジン、電子制御サスペンションなどを惜しみなく搭載。レース直系のフィーリングを体験できる点に特色があります。
そんなスポーツバイクには大型や中型など、さまざまなモデルが展開されています。どのようなモデルがあるのでしょうか。
まず紹介するのはホンダ「CBR1000RR-R」です。
CBR1000RR-Rは「トータルコントロール」をコンセプトとしてきた「CBR」シリーズの最新型で、「サーキットで本領を発揮する」として2020年に登場しました。2024年3月には仕様変更を受けています。
外観はウイングレットと新設計カウルが生むダウンフォースにより高速域での安定性と軽快な旋回性を両立。グランプリレッドを基調としたレーシングテイストが目を引きます。
パワーユニットは999cc水冷直列4気筒。カムタイミング最適化や圧縮比向上により中速加速性能が向上しました。
2モーター式スロットルバイワイヤが2気筒ごとに独立制御をおこない、スロットル開度微調整時でも滑らかなトルクを提供します。
電子制御面ではライディングモードのパラメータが再設定され、体重入力に応じプリロード推奨値を示す機能も追加。
車体サイズは全長2100mm×全幅740mm×全高1140mmで、ホイールベース1450mm。軽量化を進めたフレームとクランクシャフト形状見直しが鋭いレスポンスを支えます。
価格は248万6000円(税込、以下同)。上級のSP仕様ではオーリンズ電子制御サスペンションやブレンボ製キャリパーが備わり、価格は284万9000円です。
ヤマハとカワサキによるスーパースポーツバイクの進化
2台目はヤマハのミドルサイズモデル「YZF-R3」です。
320cc水冷直列二気筒を搭載し、10代から20代を主軸に幅広く支持されています。2025年4月発売の新型では、シリーズ最新のシャープなボディラインと滑らかな空力特性を手に入れました。
足付き性向上のためシートとサイドカバーをスリム化し、小柄なライダーでも安心感を得られる設計です。
エンジンは高回転域まで伸びやかに吹け上がり、日常域での扱いやすさも重視。アシスト&スリッパークラッチ採用によりレバー操作荷重を低減し、シフトダウン時の挙動を穏やかにしています。
さらにスマートフォンアプリ「Y-Connect」に対応し、走行ログやメンテナンス時期を手元で管理可能。USB-A電源ソケットも標準装備され、通勤通学からツーリングまで実用面が強化されました。
また新色には、見る角度で色調が変わる独特な仕様のマットパールホワイトも採用しています。
車体は全長2090mm×全幅735mm×全高1140mmで、ホイールベース1380mm。価格は72万6000円。ブルー、マットダークグレーを含む全3色が用意されます。
最後に紹介するのはレース由来の空力と先進装備を継承し、世界スーパーバイク選手権で幾度も王座を獲得した経験を持つカワサキの「Ninja ZX-10R」です。
2025年モデルは熟成を重ねたプラットフォームを踏襲し、カラー&グラフィックの変更のみながら、存在感をさらに際立たせました。
特徴的なウイングレット一体型カウルはダウンフォースを生み、高速域で前輪接地感を確保。ラムエアインテークや空冷式オイルクーラーはレースからフィードバックされた構造でエンジン性能を支えます。
水冷998cc直列4気筒エンジンは203psを発揮し、電子制御クルーズコントロールやスマートフォン連携TFTメーターなど快適装備も充実。
特別仕様のKRTエディションではライムグリーン×エボニーにイエローとブラックのラインを配し、ワークスマシンZX-10RRのカラーリングを再現。標準仕様はメタリックフラットスパークブラック×エボニーで精悍さを強調します。
車体サイズは全長2085mm×全幅750mm×全高1185mmで、ホイールベース1450mm。価格は240万9000円で二仕様共通です。
※ ※ ※
各メーカーのスーパースポーツバイクは、いずれも自社のレーシングDNAを市販車に注ぎ込み、動力性能と扱いやすさを高水準で両立させています。
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みんなのコメント
いやいや、200馬力、300キロのバイクが誰でも買える。
腕とお金があるライダーには今が一番いい時代。