現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マツダ「新型CX-5」まもなく登場! 3代目はまさかの「ディーゼル廃止」も!? 人気「ミドルSUV」の“次期”日本仕様はどうなるのか

ここから本文です

マツダ「新型CX-5」まもなく登場! 3代目はまさかの「ディーゼル廃止」も!? 人気「ミドルSUV」の“次期”日本仕様はどうなるのか

掲載 更新 103
マツダ「新型CX-5」まもなく登場! 3代目はまさかの「ディーゼル廃止」も!? 人気「ミドルSUV」の“次期”日本仕様はどうなるのか

■ディーゼル無しはヤバくない!?

 2025年7月10日、マツダは3代目となる新型「CX-5」を世界初公開しました。

【画像】超カッコいい! これが3代目のマツダ「新型CX-5」です! 画像で見る(30枚以上)

 本年末ごろには欧州市場へ投入され、日本でも2026年には注文が開始される予定です。

 新型CX-5の開発コンセプトは、新世代「エモーショナル・デイリーコンフォート」です。

 まず“エモーショナル”は、眺めて触れて乗ることで歓びと感動を提供するもので、マツダの魂動デザインや人馬一体の走りが具体的な内容となっています。

 また“デイリーコンフォート”は、多様なシーンでの快適な移動を提供することで、他性能と両立の難しかった領域をブレークスルーし、現行型から大きく向上させました。

 新型のボディサイズは全長4690mm×全幅1860mm×全高1695mm。現行型の全長4575mm×全幅1845mm×全高1690mmに対して、全長で115mm、全幅は15mm、全高は5mmの拡大となっています。

 ひとまわり大きくなった新型CX-5のデザインを、一言で表すなら「正常進化」という言葉がピッタリでしょう。

 スポーティかつエモーショナルなスタイルはそのままに、サイズアップで室内の居住性や使い勝手を大幅に改善させました。ボディ表面はシンプルながら、魂動デザインの匠の造形により、見るたびに美しく官能的な気持ちを呼び起こさせるデザインになっています。

 フロント・リアの灯火類は新しいデザインが採用されており、デイタイムランニングライトは、新世代ラージSUV「CX-60」や「CX-80」などの持っている雰囲気に近いです。

 室内は現行型から大きく雰囲気が変わりました。ナビゲーション画面が大型化しながらインパネ手前へ移動し、これまでナビの操作に使っていたコマンダーは廃止されています。ナビゲーション操作はタッチ画面方式へと変わりました。

 マツダといえば、ナビ画面をインパネ奥に置いて、運転時の視線移動を小さくするというのが大きなこだわりだったように思いますが、新型CX-5ではこのセオリーは大きく変えています。

 パワートレインには、待望のハイブリッド車が設定されることとなりました。

 ただし登場は少し遅れて2027年を予定しています。

 国内仕様は、2.5リッターガソリンと2.5リッターのマイルドハイブリッドの2種類となる見込みで、欧州ではマイルドハイブリッドのみを販売します。

 しかしながら、現行CX-5の国内販売比率はガソリン50:ディーゼル50という状態です。

 CX-5といえばディーゼルエンジンというイメージも強く、新型投入と同時に代名詞となるディーゼルエンジンが消えてしまうのは残念と思うユーザーも多いのではないでしょうか。

 現在のところ、ディーゼルエンジン廃止の方向性はかなり濃厚な状態なようです。新型モデルでは、新たなCX-5のカタチを表現しているのでしょうが、国内仕様だけでもディーゼルエンジンは残した方が良いと筆者(赤羽馬)は強く思います。

 マツダの国内販売における大きな武器であるディーゼルエンジンを、今後マツダはどのように扱っていくのでしょうか。

 現在も主力モデルであるCX-5の選択次第で、マツダディーゼルエンジンの未来を大きく左右することになることは、火を見るよりも明らかです。

 国内のマツダ販売店では、CX-5のディーゼルモデルが廃止されるのではないかという声を受け、現行型ディーゼルモデルへの駆け込み需要も増えているようです。

※ ※ ※

 果たしてユーザーが待ち望む次世代ディーゼルエンジンは、CX-5の心臓部に収まるのでしょうか。

 2025年10月開催の「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」では、新型CX-5国内仕様の続報が出てくるはずです。

 会場での「国内ディーゼル導入」という吉報を、心待ちにしましょう。(赤羽馬)

文:くるまのニュース 赤羽馬
【キャンペーン】第2・4金土日は7円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

日本導入が待ち遠しい!新型EV「iX3」が目指した次世代のBMW
日本導入が待ち遠しい!新型EV「iX3」が目指した次世代のBMW
グーネット
普段使いからスポーツ走行まで!! アウディ A3スポーツバック/セダンに「クワトロモデル」追加
普段使いからスポーツ走行まで!! アウディ A3スポーツバック/セダンに「クワトロモデル」追加
ベストカーWeb
新車151万円! スズキ「“新”軽セダン」がスゴい! レザー調「高級内装」דメーカー初”のアイテム装着! リッター27km走れる最新「ラパン」何が変わった?
新車151万円! スズキ「“新”軽セダン」がスゴい! レザー調「高級内装」דメーカー初”のアイテム装着! リッター27km走れる最新「ラパン」何が変わった?
くるまのニュース
復活したホンダ ヴェゼルの「RS」。全高45mmダウンで得た、スポーツモデルとはまた違う気持ち良さ
復活したホンダ ヴェゼルの「RS」。全高45mmダウンで得た、スポーツモデルとはまた違う気持ち良さ
Webモーターマガジン
温泉地を走る「日本最古級の電車」! 空から見た「100歳超の長老」の雄姿も世代交代か
温泉地を走る「日本最古級の電車」! 空から見た「100歳超の長老」の雄姿も世代交代か
乗りものニュース
加工いらずで別次元の音へ! FOCAL/BEWITHのジムニー専用キットを徹底試聴
加工いらずで別次元の音へ! FOCAL/BEWITHのジムニー専用キットを徹底試聴
レスポンス
ヒョンデのハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N」がドライビングの愉しさを深化させるアップデートを敢行
ヒョンデのハイパフォーマンスEV「IONIQ 5 N」がドライビングの愉しさを深化させるアップデートを敢行
カー・アンド・ドライバー
Q1突破か、クラッシュか……ルクレール、扱いにくいマシンに「5番手で満足するのはつらいけど、それが現状」
Q1突破か、クラッシュか……ルクレール、扱いにくいマシンに「5番手で満足するのはつらいけど、それが現状」
motorsport.com 日本版
ドイツ潜水艦に「神棚」があった!? 日独をつないだ「過酷な作戦」 100年にわたる“水面下の交流”とは
ドイツ潜水艦に「神棚」があった!? 日独をつないだ「過酷な作戦」 100年にわたる“水面下の交流”とは
乗りものニュース
トヨタ新「5人乗りバン」発表! 全長4.2m“カクカクボディ”&「上質×広々インテリア」採用で実用性もバッチリ! 「リッター24キロ超え」も低燃費も魅力! 安全機能も進化の「プロボックス」最高級モデルとは?
トヨタ新「5人乗りバン」発表! 全長4.2m“カクカクボディ”&「上質×広々インテリア」採用で実用性もバッチリ! 「リッター24キロ超え」も低燃費も魅力! 安全機能も進化の「プロボックス」最高級モデルとは?
くるまのニュース
【イタリアとドイツのパトカー】イタリア警察は「マセラティ MCPura」ドイツは「シュコダ コディアック」を購入
【イタリアとドイツのパトカー】イタリア警察は「マセラティ MCPura」ドイツは「シュコダ コディアック」を購入
AutoBild Japan
「LEMOTTO」と「サンモリッツ」初のコラボ店舗、御在所SAに12月19日開店
「LEMOTTO」と「サンモリッツ」初のコラボ店舗、御在所SAに12月19日開店
レスポンス
メルセデスのウルフ代表、角田裕毅に謝罪「ユウキには申し訳ないことをした。あれは我々のミスだ」
メルセデスのウルフ代表、角田裕毅に謝罪「ユウキには申し訳ないことをした。あれは我々のミスだ」
motorsport.com 日本版
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
乗りものニュース
2025年《冬》注目モデル購入情報『新型デリカD:5』
2025年《冬》注目モデル購入情報『新型デリカD:5』
グーネット
7年ぶり全面刷新! レクサス新型「“4ドア”セダン」に反響多数! 340馬力超え×高性能4WDの「スポーティモデル」もアリ! 美麗な「8代目」豪州ESが話題に
7年ぶり全面刷新! レクサス新型「“4ドア”セダン」に反響多数! 340馬力超え×高性能4WDの「スポーティモデル」もアリ! 美麗な「8代目」豪州ESが話題に
くるまのニュース
マクラーレン、ノリスのタイトルのためチームオーダー発令へ。ピアストリ「簡単な決断ではないが、チームで話し合う」
マクラーレン、ノリスのタイトルのためチームオーダー発令へ。ピアストリ「簡単な決断ではないが、チームで話し合う」
AUTOSPORT web
福岡モビリティショーにEVキャンピングカー「T-01」登場…Carstayが描く「動く拠点」の未来
福岡モビリティショーにEVキャンピングカー「T-01」登場…Carstayが描く「動く拠点」の未来
レスポンス

みんなのコメント

103件
  • fal********
    現行のCX5に乗ってます。
    昨日、現モデルの新しい見積もりと残クレの案内だけが郵送で送られてきました。
    かなり失礼だと思いました。
    マツダは営業の質がな、、、
  • kawayan
    どのメーカーもEVに振りすぎ。内燃機の開発も大切。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

281 . 1万円 413 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

37 . 0万円 436 . 8万円

中古車を検索
マツダ CX-5の買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

281 . 1万円 413 . 3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

37 . 0万円 436 . 8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村