株式会社BH AUCTIONは、和歌山県かつらぎ町の人気アウトドアショップ「Orange」とコラボレーションしたオークションを、日本最大級のネットオークションサービス「ヤフオク!」で、2023年1月16日(月)から22日(日)まで開催する。出品されているのは「Orange」を経営する池田道夫さんがコレクションしていた、アウトドアを感じさせるオシャレなヴィンテージカー(13台)だ。
農道のポルシェ「スバル サンバー」がFIRST MINI-Zになって登場、こりゃ即買いだね!
●文:月刊自家用車編集部
クロスオーバーSUVの元祖がオークションに登場!
「イーグル」は、革新的なメカニズムと優れたデザインを併せ持った「AMC」代表作の一つ。当個体はその「イーグル」の最上位グレード、1984年式の「リミテッド」モデルとなる。
この個体も購入時から一切手を加えておらず、パーツの交換等はされていない。ただ状態に関しては、四半世紀前の車両ということで、ボディ全体に多少のヤレが確認できる。しかし高いオリジナル度を保っている点に鑑みれば、多分に希少性を秘めた車両であると言えるだろう。
外装はウッドパネルをモールで囲ったカントリーライクなデザインとなっており、現代にはない当時の流行を感じさせる出立ちとなっている。
内装は外装に合わせてブラウンで統一。ダッシュボードとドアトリムにもウッドパネルがあしらわれ、ハンドルを握っていても「イーグル」が持つ密度の高い雰囲気を味わうことができるだろう。もちろんこれらのインテリアも高いオリジナル度が維持されている。
そして、クロスオーバーSUVの先駆けとして知られる 「イーグル」はその実用性の高さも魅力だ。その所以は「AMC」が当時保有していた「ジープ」ブランドの4WDシステムを採用した点にある。
そのため悪路走破性は高く、積雪の多い地域はもちろん、ハンティングからキャンプ、軽いレジャーにも気軽に使用できたため、当時から幅広い層に支持された。さらに当個体にはオプションのパートタイム式4WDを搭載しており、この利点がより強調されている。
搭載するミッションは3速AT。エンジンは115psを発生する直6OHV4.2リッターを搭載する。この個体は、マルチスパーク型点火システムを備え、ラジエーターも新しいものに交換されている。
注意したいのは、「AMC」という今はなきブランドの車両であるため、パーツの入手難度が高いと言う点だ。しかしこの車が持つ希少性とデザイン、そして優れた機能性はそれを凌駕するに十分な魅力となっている。
出典:BINGO ※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
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