GRに箱車の新たな選択肢
トヨタ・ガズー・レーシングが、噂されていた「GRカローラ」のプロトタイプを世界初公開した。
【画像】GRカローラとGRMNのモデル達【細部まで見る】 全99枚
GRは、トヨタのレース活動のいわば直系となるスポーツカー・ブランド。
そのラインナップには、フルチューン・コンプリートの「GRMN」、専用車/スポーツユニット搭載車の「GR」、スポーツコンバージョンの「GRスポーツ」という3カテゴリーが存在する。
GRカローラは、GRスープラ、GR 86、GRヤリスに継ぐ「GR」の新モデルだ。
5ドア・5人乗りの高性能な箱車として、日本市場では2022年後半の発売を予定しているという。
注目のパワートレインは、GRヤリスにも搭載された1.6L直3ターボをさらに強化して搭載(最高出力304ps)。リアエンドには、個性的な3本出しのエグゾーストパイプを確認できる。
トランスミッションは、iMT(6速マニュアル)を選んだ。
また、駆動方式は四輪駆動で、スポーツ4WDシステムとなる「GR-FOUR」を最適化して搭載している。
GRカローラ こだわりは?
GRカローラならではのこだわりポイントは、配置も調整したショートストロークのシフトレバー。
そして、ドリフト走行中の限界域のコントロール性を視野に、パーキングブレーキを手引き式としたことだろう。
ブレーキは対向キャリパー(前18インチアルミ対向4ポット/後16インチアルミ対向2ポット)を採用し、サーキット走行時の制動力も抜かりない。タイヤはミシュランのパイロット・スポーツ4だ。
車体構造は、カローラ・スポーツのホイールベースはそのままに、トレッドを大幅に拡大。フロントを60mm、リアを85mmワイド化し、コーナリング性能を追求した。
フロントバンパーのインテーク、フェンダーのエア・アウトレットは冷却性能・空力性能をアップデートした証だろう。
また、GRヤリスと同様に形状自由度の高い工法で成形したCFRP素材のルーフパネルを採用。剛性・軽量化への貢献が期待される。
GRカローラ スペック
GRカローラは、トヨタの元町工場GRファクトリーで生産。
現時点では日本仕様の価格は明らかになっていない。
今回の発表は北米トヨタが、フォーミュラドリフト開幕戦の前日に行ったもの。市販車をベースにした車両で競うこのドリフトシリーズには、GRカローラが参戦することも判明している。
北米仕様のGRカローラのスペック(目標値)は、下記のとおりだ。
北米仕様GRカローラ 主要諸元(開発目標値)
ボディサイズ:全長4410×全幅1850×全高1480mm
(ルーフ高は1455mm)
ホイールベース:2640mm
トレッド前:1590mm
トレッド後:1620mm
車両重量:1475kg
エンジン:1618cc直3ターボ(G16E-GTS)L
最高出力:304ps/6500rpm
最大トルク:37.7kg-m/3000-5550rpm
トランスミッション:6速マニュアル
駆動方式:電子制御多板クラッチ式4WD
差動装置:前後ともにトルセンLSD
サスペンション前:マクファーソンストラット式
サスペンション後:ダブルウィッシュボーン式
乗車定員:5名
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みんなのコメント
欲しいけど、さすがに買えない。
その他の車メーカーは作れる技術はあっても、経営陣、株主その他が市販化を許してくれない。