今シーズン開幕に向けたF1プレシーズンテストで、レーシングポイントが速さを見せている。昨年のメルセデスW10に瓜ふたつ、”ピンク・メルセデス”とも呼ばれるマシンRP20を登場させた彼らは、連日タイムシートの上位につけ、中団グループの上位を狙う有力候補のひとつであることは、もはや間違いないとも言われ始めている。
同チームのドライバーであるセルジオ・ペレスは、RP20がポジティブであるということについては、疑問を抱いていない。しかしながら、チームの立ち位置がどこになるのか、それについてはまだ分からないという。
■クビサがテスト後半初日の首位に。レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが2番手|F1プレシーズンテスト
このクルマは、これまでに乗ったF1マシンの中でもベストな1台だと思うか? そう尋ねられたペレスは、次のように語った。
「答えはイエスだと思う。このクルマは、シーズンをスタートさせる時点で言えば、僕のキャリアの中で最も堅実なパッケージだと思う」
「メルボルンでそれが正しいということが証明されることを願っている。でも、現時点でマシンはうまく機能している。良いモノも、そして良い兆候もあると思う。でも、メルボルンまでにまだやるべきことはたくさんある。可能な限りの準備を整えることができればいいね」
ペレス曰く、マシンに対する理解は、さらに深めていかなければならないという。しかしながらレーシングポイントは、これまでよりもしっかりと準備を整えた状態で、シーズン開幕を迎えられると感じているようだ。
「確かに、僕らはこれまで、しっかり準備ができていなかったと思う」
そう彼は語った。
「僕らは常に、シーズン後半に勢いを取り戻す傾向にある。力強い形でシーズンをスタートするのは、これが初めてだと思う」
テスト結果からすれば、今季のレーシングポイントは中団グループを争うだけでなく、フェラーリにさえ挑戦できるのではないか……そんな見方もある。しかしペレスは、自分たちの立ち位置はまだ分からないと語る。
「トップチームは依然として強いと思う」
そうペレスは言った。
「全員のポジションを把握するのは、現時点ではとても難しい」
「とはいえテストが終わるまでには、もう少し全体的な形が見えると思う。でも今、ラップタイムに目を向けてしまうと、それは時間を無駄にするだけだ。だからあと2日間、待ってみなきゃいけない。ロングランをする時、誰がどこにいるかを見てみて欲しい。そうすれば、もう少しわかりやすくなるはずだ」
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