2026年シーズンもF1のサポートイベントとして全14大会28レースで争われるFIA F2。3月6~8日の第1戦メルボルン(オーストラリア)で新たなシーズン開幕を控えるなか、ここでは2026年シーズンのFIA F2参戦ドライバー、そして新人ドライバーのエントリー状況をお届けする。
参戦チームの顔ぶれは2025年から変化はない。ただ、昨年『ハイテックTGR』として参戦した同チームはエントリーチーム名を『ハイテック』に改めている。これはあくまでエントリーネームからTOYOTA GAZOO Racing(TGR)の名称が外れただけのようで、ハイテックのオフィシャルサイトには引き続きタイトルスポンサーとしてTGRのロゴが掲載されている。
レッドブルのチーフデザイナーを務めたクレイグ・スキナーが離脱。20年にわたりチームに貢献
22名のドライバーラインアップのうち、フル参戦1年目の新人は11名。そのうち、ニコラ・ツォロフ(カンポス・レーシング/レッドブル育成)、マルティニウス・ステンスホーン(ロダン・モータースポーツ)、タサナポル・イントラフヴァサク(ARTグランプリ)、ローレンス・ファン・ホーペン(トライデント)の4名は昨年終盤戦にそれぞれスピット参戦し、すでにFIA F2の実戦を経験している。
なかでもツォロフはヤス・マリーナのスプリントレースで3位表彰台を獲得しており、今季F1に昇格したアービッド・リンドブラッドに続くレッドブル期待の若手として注目の存在だ。なお、前年まではレッドブル育成ドライバーが複数名FIA F2に参戦(2023年に至っては6台)していたが、オリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ)が2025年末でレッドブルの育成を離れたこともあり、開幕前時点で2026年FIA F2に参戦するレッドブル育成ドライバーはツォロフただひとりとなっている。
また2025年のFIA F3王者ラファエル・カマラ(インビクタ・レーシング/フェラーリ育成)、インディカーで9勝を記録し、キャデラックF1のテストドライバーを務めるコルトン・ハータ(ハイテック)、スポーツカーレースでキャリアを重ね、6年ぶりのシングルシーターレース参戦となるニコラス・バローネ(VAR)など、他カテゴリーで結果を残してきた強者たちのFIA F2デビューも楽しみなポイントだ。
特にカマラは、2024年王者ガブリエル・ボルトレート、2025年王者レオナルド・フォルナローリが経てきた『トライデントでFIA F3王者に輝き、インビクタでFIA F2デビューを果たす』という昨今の王道ルートを掴んでいる。ダラーラF2・2024シャシーのパッケージとなって以降のFIA F2のチームタイトルはインビクタ・レーシングが独占する状況が続いているだけに、十分にタイトル候補としてチェックしておきたい存在だ。
同じくインビクタ・レーシングから参戦するジョシュア・デュルクセンについても注目だ。これまでF1の育成プログラムと無縁のキャリアだったが、2年のAIXレーシング在籍時に4勝と12回の表彰台登壇を果たしたこともあり、2026年はメルセデスF1の開発ドライバーに就任した。FIA F2参戦3年目はメルセデスのサポートも受けつつチャンピオンチームからの参戦となるだけに、タイトルに最も近づくシーズンとなりそうだ。
そして、日本のモータースポーツファンにとっては参戦3年目となる宮田莉朋(ハイテック/TGR-DC)の活躍を楽しみにしたい。2025年はマシントラブル多発やストレートスピード不足のエンジンに終始悩まされるシーズンとなった。2026年はトラブルフリーでレースに挑み、これまでの2年間で培ったFIA F2での経験を生かせるシーズンとなることを期待したい。
2025年FIA F2は、2月17~19日のバルセロナ・プレシーズンテストを経て、F1と同じく3月6~8日にメルボルン(オーストラリア)で開幕を迎える。
■2026年FIA F2エントリーリスト(2月18日時点)
Car.No/Driver/Team/Program/Rookie
1/ラファエル・カマラ/インビクタ・レーシング/フェラーリ育成/◯
2/ジョシュア・デュルクセン/インビクタ・レーシング/メルセデスF1開発ドライバー/
3/宮田莉朋/ハイテック/TGR-DC/
4/コルトン・ハータ/ハイテック/キャデラックF1テストドライバー/◯
5/ノエル・レオン/カンポス・レーシング/–/◯
6/ニコラ・ツォロフ/カンポス・レーシング/レッドブル育成/◯
7/ディーノ・ベガノビッチ/ダムス・ルーカスオイル/フェラーリ育成/
8/ロマン・ビリンスキー/ダムス・ルーカスオイル/–/◯
9/ガブリエレ・ミニ/MPモータースポーツ/アルピーヌ育成/
10/オリバー・ゲーテ/MPモータースポーツ/–/
11/セバスチャン・モントーヤ/プレマ・レーシング/–/
12/マリ・ボヤ/プレマ・レーシング/アストンマーティン育成/◯
14/マルティニウス・ステンスホーン/ロダン・モータースポーツ/–/◯
15/アレクサンダー・ダン/ロダン・モータースポーツ/–/
16/クッシュ・マイニ/ARTグランプリ/アルピーヌ育成/
17/タサナポル・イントラフヴァサク/ARTグランプリ/–/◯
20/エマーソン・フィッティパルディJr./AIXレーシング/–/◯
21/キアン・シールズ/AIXレーシング/–/
22/ニコラス・バローネ/VAR/–/◯
23/ラファエル・ヴィラゴメス/VAR/–/
24/ローレンス・ファン・ホーペン/トライデント/–/◯
25/ジョン・ベネット/トライデント/–/
[オートスポーツweb 2026年02月18日]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ADUOによるPUアップデートが必要なのは1社だけ? メルセデス代表、今季F1の優遇措置に釘を刺す「勢力図に影響があれば失望する」
【MotoGP】勝利から半年遠ざかるドゥカティ、停滞の要因は何? ライバルの躍進、マシン性能……
MotoGPの市街地レース、安全には妥協なし! アレックス・マルケス「”壁”があれば、ライダーたちはレースをしないだろう」
アイルトン・セナ、インディカーテストの舞台裏。驚異の速さを当時のエンジニアが証言「あらゆる面で期待を裏切らなかった」
これがフォーミュラEの未来! 800馬力超えの四駆”モンスター”次世代車両『Gen4』正式お披露目
【日本攻略開始】軽「ラッコ」からPHEV、高級車「デンツァ」まで。2026年、BYDが仕掛ける“全方位EV革命”とは
【コメント欄で激論】「500万円以上には見えない」「見た目は良いが販売は厳しいのでは」…新型「CR-V」発売に関する記事が話題
スカイライン復活記念! おじさん感涙! 弟分の「ポールとポーラのラングレー」を知ってるか? いまこそ復活してほしいゾ!
自転車「ノールック車道飛び出し」増加? 警察の注意喚起にクルマ勢が賛同「後方確認して!」
NEXCOが「悪質事業者」の“社名”公表! 道路を壊す「身勝手業者」に「告発も考えます」 4年で“23回指導”も完全無視… 車限違反を繰り返す事業者への是正指導を公表
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?