現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ツウを唸らせる「素材」の良さ! 「安い方」のグレードに感動できるクルマ6選

ここから本文です

ツウを唸らせる「素材」の良さ! 「安い方」のグレードに感動できるクルマ6選

掲載 更新 10
ツウを唸らせる「素材」の良さ! 「安い方」のグレードに感動できるクルマ6選

 1番シンプルなグレードこそクルマの良さが本当にわかる!?

 建物やスポーツなどが代表的だが、なにごとも発展や応用をするにも土台や基本は非常に重要である。それはクルマも同じで、基本=ベーシックなグレードがいいクルマは、タイヤサイズを大きくする、サスペンションを固める、動力性能を上げるといった発展もしやすい。そこでここではベーシックなグレードも走りがいいクルマをピックアップしてみた。

キックスは4WD車なし! アコードは1グレードのみ! 割り切りすぎた「グレード構成」が残念なクルマたち

 1)トヨタ・ヤリス(1リッターガソリンモデル)

 コンパクトカーであるヤリスのベーシックグレードとなる1リッターエンジン搭載車は、高速道路や上り坂だと力不足を感じることもあるが、逆にそれ以外は1.5リッターガソリンや1.5リッターハイブリッドと大きな違いはなく、シャープな走りを楽しめる。

 トヨタパッソなどのコンパクトカーでも下のクラスとなるモデルよりは少々高いが、買い物などの街乗りがほとんどという人なら、ヤリスの1リッターエンジン搭載車を考える価値は十分ある。

 2)トヨタ GRヤリスRS

 ラリーをはじめとしたモータースポーツ参戦ベース車両としてトヨタが渾身の力を込めて開発したGRヤリスには、CVTとの組み合わせで1.5リッターNAエンジンを搭載するRSも設定される。

 GRヤリスは、RS以外のグレードでは、1.6リッターターボ+4WDというパワートレインを搭載しており、そのためプラットホームには車体前半がコンパクトカー用のTNGA-B、車体後半はミドルクラス用のTNGA-Cの合わせ技という余裕のあるものを使っている。

 好みもあるにせよ、パワーの小さいRSはクルマの能力の高さを余裕として使うという楽しみ方ができる。ひとつ注文を付けるならRSにもCVTだけでなく、レバー式のパーキングブレーキが付いたMT車が欲しい。

 3)トヨタ・カローラスポーツ

 現行カローラシリーズは、標準的なモデルでは「それなりの面白みもあるなかに、カローラらしく気を使うことなく乗れる」という乗り味を持つ、基本がしっかりしたクルマだ。そのため5ドアハッチバックとなるスポーツの最上級グレードは18インチタイヤを履き、オプションで電子制御ダンパーもされるという、グレードアップにもきちんと対応してくれる。

 そんなクルマだけにモアパワーを感じるのも事実で、GRヤリスの1.6リッターターボ+4WDのようなパワートレインを搭載したホットモデルが欲しくなるくらいだ。

 トップモデルの走りを支えるのは末端モデルがあってこそ!

 4)スバル・インプレッサ(1.6リッターモデル)

 インプレッサは車重が軽いわけでないため、1.6リッターエンジン搭載車だと高速道路の上り坂や追い越し加速などの際にパワー不足を感じることはある。しかし、この点以外はボディ剛性の高さなど、インプレッサが持つ基本性能は2リッターエンジン搭載車と変わらない。むしろ16インチタイヤ装着車の乗り心地は、17インチを履く2リッターエンジン搭載車よりも好ましいこともある。

 それでいてインプレッサの1.6リッターエンジン搭載車の価格は約200万からと、コンパクトカーとそれほど大差ないので、質を重視したクルマ選びをするなら候補に入れたい1台だ。

 5)スバル・レヴォーグ

 レヴォーグは電子制御ダンパーをはじめとした各部のモード切り替えにより、キャラクターを激変できるSTIスポーツが人気となっている。しかし、STIスポーツほどのモード切り替えを持たない中間グレードとなるGT-Hも、STIスポーツには及ばないものの、価格差などを考えれば満足できる仕上がりだ。

 また試したことがないため想像になるが、ベーシックなGTもタイヤがSTIスポーツとGT-Hの18インチから17インチにインチダウンされているので、乗り心地では有利になる可能性もあり、装備内容に納得できればGTを選ぶという手もある。同時にGT系はコンベンショナルなダンパーのため、サスペンションに手を加えたいという人にはSTIスポーツより向いているという点もGT系を選ぶ理由になるだろう。

 6)スズキ・アルト

 アルトは600kg台という軽さにより横風などに若干弱く、移動のための道具と割り切ったところもあるクルマながら、それ以外はキビキビと軽快に走るなど、燃費も素晴らしく運転も楽しめる。

 また、アルトはスポーツモデルとなるワークスのホットハッチらしい適度にピリリとした味があるところも魅力で、それもアルト自体のベースの良さが大きく貢献しているに違いない。

こんな記事も読まれています

新型ハイブリッドバスに乗れる!撮れる! 東急バス虹が丘営業所がGW中心に車庫公開
新型ハイブリッドバスに乗れる!撮れる! 東急バス虹が丘営業所がGW中心に車庫公開
乗りものニュース
柴田自動車とバンタンがコラボ、学生デザインのグッズ販売
柴田自動車とバンタンがコラボ、学生デザインのグッズ販売
レスポンス
ランドクルーザー250がついに正式発表。最廉価グレードは520万円から! 導入記念モデル“First Edition”も用意
ランドクルーザー250がついに正式発表。最廉価グレードは520万円から! 導入記念モデル“First Edition”も用意
月刊自家用車WEB
「我が家よりデカい」東名高速の「超巨大看板」が話題に!? “日本最大級”サイズになる納得の理由も 一体何が書かれているのか
「我が家よりデカい」東名高速の「超巨大看板」が話題に!? “日本最大級”サイズになる納得の理由も 一体何が書かれているのか
くるまのニュース
オービスで撮られたときにマスクやサングラスで「変装」してたらどうなる? 顔がわからなくても逃れることは基本不可能だった
オービスで撮られたときにマスクやサングラスで「変装」してたらどうなる? 顔がわからなくても逃れることは基本不可能だった
WEB CARTOP
「死者数だけが非常に多い」東京の交通事故“異常事態”なぜ? “ヤバイ事故”増加か
「死者数だけが非常に多い」東京の交通事故“異常事態”なぜ? “ヤバイ事故”増加か
乗りものニュース
最近、ナンバープレートで「30A」とか「5FH」というアルファベットを見かけます これってどういう意味ですか?
最近、ナンバープレートで「30A」とか「5FH」というアルファベットを見かけます これってどういう意味ですか?
Merkmal
うぉぉ勝ったぞヒロキさん!! 完全勝利で問題なしかに思えたが……もうちょいでマシン丸焦げ!?!? 一体唐津でなにがあったのよ!!
うぉぉ勝ったぞヒロキさん!! 完全勝利で問題なしかに思えたが……もうちょいでマシン丸焦げ!?!? 一体唐津でなにがあったのよ!!
ベストカーWeb
レクサスの小さな高級車「LBX」 想い詰まった式典開催! 東北から世界に羽ばたく
レクサスの小さな高級車「LBX」 想い詰まった式典開催! 東北から世界に羽ばたく
くるまのニュース
日産が新型「高級スポーティセダン」実車公開へ! 次期「スカイライン」か!? 「Vision Qe」中国初披露に
日産が新型「高級スポーティセダン」実車公開へ! 次期「スカイライン」か!? 「Vision Qe」中国初披露に
くるまのニュース
いつすればいいか説明できる? 車線変更の正しいタイミングとは
いつすればいいか説明できる? 車線変更の正しいタイミングとは
バイクのニュース
一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
レスポンス
ヨコハマタイヤ SUV/ピックアップトラック用ジオランダーA/T4を発表
ヨコハマタイヤ SUV/ピックアップトラック用ジオランダーA/T4を発表
Auto Prove
初代ソアラが大記録を樹立!! スープラにGT-R、NSXの戦いが熱い……最高速チャレンジをした「ヤタベ」激闘史
初代ソアラが大記録を樹立!! スープラにGT-R、NSXの戦いが熱い……最高速チャレンジをした「ヤタベ」激闘史
ベストカーWeb
三菱地所設計が可変的なシステムでシームレスな移動を可能にする次世代モビリティ計画「Passenger VTOL」を発表
三菱地所設計が可変的なシステムでシームレスな移動を可能にする次世代モビリティ計画「Passenger VTOL」を発表
@DIME
春爛漫の新潟に名車が集結…20世紀ミーティング2024春季「クラシックカー&バイクの集い」
春爛漫の新潟に名車が集結…20世紀ミーティング2024春季「クラシックカー&バイクの集い」
レスポンス
マツダ新型「最大・最上級セダン」世界初公開へ!? “流麗”ボディ&横一文字ライトが見えた! 噂の新型「マツダ6」中国で近日発表か
マツダ新型「最大・最上級セダン」世界初公開へ!? “流麗”ボディ&横一文字ライトが見えた! 噂の新型「マツダ6」中国で近日発表か
くるまのニュース
【MotoGP】苦戦するヤマハへの残留決めたクアルタラロ、24歳という若さも一因に? 31歳で移籍のマルケスが指摘「彼にはまだ時間が残されている」
【MotoGP】苦戦するヤマハへの残留決めたクアルタラロ、24歳という若さも一因に? 31歳で移籍のマルケスが指摘「彼にはまだ時間が残されている」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

10件
  • カローラもインプレッサも基本性能が良いので、廉価グレードでも十分満足できます。
  • ダイハツ製の1L積んでるヤリスがおすすめとかありえんわ
    あのエンジンは初代パッソ/ブーンの頃から使ってる古い物だしパワー無いし煩いしいい所が何も無い
    最新のトヨタ製1.5Lとの価格差がたったの15万なんだからヤリスのガソリンモデル買うなら1.5L一択だよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.1235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

83.9274.8万円

中古車を検索
ヤリスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

150.1235.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

83.9274.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村