F1カナダGPに向けて、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はたとえペナルティポイント累積による出場停止危機があっても、アプローチは変わらないと語った。
フェルスタッペンは前戦スペインGPの終盤、ジョージ・ラッセル(メルセデス)とのポジション入れ替えをチームから指示されたあとに接触を引き起こした。この動きによってフェルスタッペンには10秒のタイムペナルティと、ペナルティポイント3点が加算された。
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その結果、フェルスタッペンの直近1年間のペナルティポイントの累積が11点となった。あと1点でも加わり、累計12点になると1戦出場停止の処分が下されてしまう状況だ。フェルスタッペンは少なくともこの状況が6月のカナダGPとオーストリアGPまでは続くことになる。
フェルスタッペンは些細なトラブルから出場停止となる危険性があるが、彼はレースへのアプローチは不変だとカナダGPに向けて語った。
「いや、何も変わらない。なんで僕が変えなければいけないんだ?」
メディアに対してフェルスタッペンはそう語った。
「仕方がない。僕は以前累積8ポイントだったけど、今はそれが11ポイントだ。手を引くことなんてできないよ。いつものようにレースをするだけだ。僕は自分のことを信じている」
またフェルスタッペンは自分が危険な状況に置かれてしまったことについて、公平かどうかを「考える必要はない」と語っている。
「でも同時に、人生は平等じゃない。僕はそのことについては心配していないんだ」
「ここにはレースをするために来ているし、僕は常に全力で、自分がすべきと思うレースをするつもりだ。それで次のレースに進んでいくんだ」
フェルスタッペンはスペインGPでのペナルティ対象となった動き自体は、改めて間違ったものだったと認めており、次のように語った。
「もちろん、以前も話したようにあの時の行動は間違ったものだった。あのコーナーで判断ミスがあったことは明らかだった。ただ、何故何故とあまりにも細かく考えすぎる必要はない。誰もが起きたことから学んで、前に進んでいくだけだよ」
「とにかく数周にわたってフラストレーションが溜まっていた。ストレートではハードタイヤでクラッシュ寸前だったし、ターン1に向けても追い込まれていた」
「それでチームからはポジションを明け渡すように言われたんだ。『理解できない』と思ったよ。そうやって多くのことがいっぺんにやってきていた」
「それまでは良いレースをしていたんだ。適切な戦略を実行していたし、少なくともレースでは他の誰よりも速いマクラーレンに少しプレッシャーをかけることができていた。でも、ただフラストレーションの溜まる結果だったよ」
なお、あるジャーナリストからはペナルティポイントの状況について、10月に累積ポイントが大きく減算される時を迎えるまで、話題になり続ける可能性が指摘された。これに対し、フェルスタッペンはこう答えた。
「あなたにとってはそうなのかもしれないけど、僕はそうじゃない。そのことについては考えていないよ」
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そのやり方がダメだと危険だということでペナルティを受けてるのに、ドライビングを変えない、何が問題なんだ?と、FIAは今年だけでも一度、選手権出場停止にすべき。そうでないと直らない。