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「ホンダドライバーとして鈴鹿は特別」WTCR参戦のシビックドライバーたちが日本戦へ意気込み

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「ホンダドライバーとして鈴鹿は特別」WTCR参戦のシビックドライバーたちが日本戦へ意気込み

 10月25~27日に、三重県の鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権と併催されるWTCR世界ツーリングカーカップ第8ラウンド『JVCケンウッド・レース・オブ・ジャパン』。ホンダのホームコースである鈴鹿でレースに挑むホンダ・シビック・タイプR・TCR使用チームのドライバーたちが、週末に向けて意気込みを語った。

 WTCRとしては2年目の開催となる鈴鹿ラウンドは、今季は日本から参戦する2台を含め、29台というマシンが参戦する。そのうち、シビックを走らせるのはオールインクルーシブ・ミュニッヒ・モータースポーツの2台、KCMGの2台、KCモータースポーツ・グループの1台という5台だ。

どうなるWTCR鈴鹿ラウンドの東コース開催。WTCC時代には見られなかったバトル勃発!?

「前戦の中国は僕たちにとっては災難のようなレースだったけれど、それは忘れて再度スタートを切るだけだよ」というのは、現在231ポイントを獲得しランキング2位につけているオールインクルーシブ・ミュニッヒ・モータースポーツのエステバン・グエリエリ。

「フルコースでのレースではないのは少し残念だけれど、東コースのツイスティなレイアウトは、ホンダ・シビック・タイプR・TCRに適していると思うんだ」

「鈴鹿はホンダのホームサーキットだし、僕にとって、いつもここに行くことを愛しているんだ。子どものころ、僕のヒーローであるアイルトン・セナがマクラーレン・ホンダをドライブして、素晴らしいリカバリーをしてチャンピオンを獲ったのをテレビで観ていたからね」

「だからホンダをドライブして、ここで勝つことができたら、自分にとって個人的にすごく大きな価値があるよ。同時に、ここでチャンピオン争いの望みを繋ぐことができればと思う」

 また、「鈴鹿は初めてテレビで観たときから、ずっとレースをしたかったサーキットだよ」というのは、チームメイトのネストール・ジロラミだ。

「中国ラウンドからチーム全体でハードに取り組んできて、予選にはチャンスがあると思う。そして、今回はコース長も短くなり、パッシングのチャンスが減ると思うので、予選は僅差であるとともに重要になるはずだ。エステバンがタイトルに近づけるように助けたいと思っているよ」

 そして、2018年の鈴鹿ラウンドで怪我から感動のレース復帰を果たしたKCMGのティアゴ・モンテイロも、鈴鹿に戻ることを楽しみにしているという。

「いつも最高の雰囲気がある日本に戻ることを楽しみにしているんだ。日本のファンは世界でも最も情熱的で、知識あるファンだからね。しかもホンダを代表するドライバーであるとき、日本ではとても名誉なことで、ファンからの愛はより大きくなるんだ。2015年のWTCCもてぎで優勝したときに、それは大きく感じたよ」とモンテイロ。

「昨年は僕の復帰レースで、素晴らしい反応をファンからもWTCRのみんなからももらうことができた。もちろん、鈴鹿は2012年にWTCCでチャンピオンを獲った場所でもある。鈴鹿はいろんな理由で、僕にとって特別な場所なんだ」

 また、KCMGのチームメイトであるアッティラ・タッシも「今年は僕にとってもチームにとっても勉強の年だけれど、これまでポルトガルでポールを獲れたり、中国でもいい週末を過ごせた。鈴鹿はレースをしたことはないけれど、ニュルブルクリンクやビリャレアルでも同じだったからね」と語っている。

「僕は今年の夏、KCMGの一員として富士24時間を戦って、素晴らしい時間を過ごすことができたんだ。今週、また日本に行くことを本当に楽しみにしているよ!」

 今回、WTCR日本ラウンドに参戦するホンダドライバーとして、KCモータースポーツ・グループから香港人ドライバーのジム・カ・トゥも参戦する。「チャンスをもらいレースをすることになり、本当に嬉しいよ。自分の経験を活かし、いい結果を残せるようにしたい」と意気込んだ。

 ホンダの母国レースで、好結果を残したいホンダ・シビック・タイプR・TCR勢。注目のWTCR日本ラウンドは10月25日から走行がスタートする。

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