元MotoGPライダーのアンドレア・イアンノーネはGo Elevenと契約を結び、2024年シーズンのWSBK(スーパーバイク世界選手権)に参戦することになった。ドーピング違反により出場停止となっていたイアンノーネだが、レースシーンに復帰することが決まった格好だ。
イアンノーネはアプリリアから出走していた2019年MotoGPマレーシアGPで、禁止薬物となっているステロイド(筋肉増強剤)の陽性反応が検出されたことが問題となった。
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イアンノーネ自身はドーピングを否定していたため、疑惑と処分を巡る動きはCAS(スポーツ仲介裁判所)へと付託されることになった。そして最終的にはイアンノーネの訴えは認められず、WADA(世界アンチ・ドーピング機関)の求める4年間の出場停止処分が下された。
そのためイアンノーネはレース活動を行なうことができなくなっていたが、2024年についにその処分が解ける。motorsport.comでは8月の段階で彼がドゥカティ陣営のGo Elevenに加入しレースシーンへ復帰を果たす可能性を報じていたが、先日これが正式に発表された。
レースの表舞台に復帰することになったイアンノーネは、次のようにコメントを寄せている。
「長い間、僕はこの瞬間を待ってきたけど、僕が人生を過ごしてきたサーキットへやっと戻ることができる」
「ジジ・ダッリーニャ、パオロ・チアバッティ、クラウディオ・ドメニカリ、マルコ・ザンベネデッティ、そしてGO Elevenのチーム全員の信頼に感謝する。彼らのサポートのおかげで、僕は幼少期に抱いていた情熱を再び見つけることができた。そして機会を与えてくれたWSBKファミリーにも感謝している。本当にワクワクしているよ」
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