鈴鹿サーキットで行われたF1日本GPの予選で、アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィは11番手となり、惜しくもQ3進出を逃した。しかしレースでは、ジョビナッツィとチームメイトのキミ・ライコネンは共に最初の2スティントでペースを欠き、ポジションを落とすことになった。
彼らは最終的に14位と16位でフィニッシュ。ライコネンは、レースペースが本来あるべきレベルではなかったと認めている。
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夏休み明け以降、アルファロメオは低いパフォーマンスに悩まされている。ジョビナッツィはイタリアで9位、シンガポールで10位に入りポイントを獲得したものの、ライコネンは無得点レースが続いている。ただチーム代表のフレデリック・バスールは、予選ではまずまずのパフォーマンスを発揮できていることが、いくらかの励ましになると語る。
「パニックになる必要はない」
そうバスール代表はmotorsport.comに対して語った。
「毎回異なるシナリオになっている。もし予選で1秒遅れてしまえば、とても心配するだろう。でも、そうはなっていない。レースではマネジメントに苦労しているかもしれない。しかし、予選でのペースを見出すよりも、レースでのペースを見つけることの方が簡単なのだ」
「例えばスパ(ベルギーGP)では、ターン1を5番手で通過した。モンツァ(イタリアGP)ではQ3に進出できた。0.1秒の違いで、状況が完全に異なっているように感じてしまう……そのことには、常に注意すべきだ」
「おそらく我々は、予選では7~8番目のチームというポジションから、遅れてしまうことになった。でも、これは0.1秒の違いだ。おそらく0.1秒改善することができれば、もっと良い仕事ができるはずだ」
「鈴鹿の予選は問題なかった。中団グループの中にいたし、ルノーやレーシングポイントの前にいたんだ。アントニオは、Q3進出まで0.1秒というところにいた」
バスール代表は、チームがまだ、ピレリタイヤをレースでマネジメントする方法について、理解を進めている段階だと認める。
「何が悪いのかを知るのは難しい。我々はレースで一貫性を保つのに苦労しており、それが直近のレースでの問題だったと思う」
「鈴鹿でのレースの前半は、最悪な状況だった。まあ、“最悪”は少し言い過ぎかもしれないが、とても大変だったのは確かだ。しかしソフトタイヤを履いた最後のスティントでは、ペースを取り戻すことができた。非常に強力なスティントを戦ったんだが、既に手遅れだった」
「レースペースは1秒の遅れだった。ルノーは良い例だった。彼らは予選ではまるでダメだった。しかしレースでは、とても良い仕事をしたんだ。レーシングポイントも、予選では我々の後ろにいたのに、レースではずっと速くなったんだ」
「結論を導き出すのには慎重にならなければいけない。しかし純粋なペースの問題ではなく、異なるコンパウンドのタイヤを履いた時の一貫性に関する問題だと思う」
「コースのレイアウトや路面温度によって、正しい作動領域に入る時も、入らない時もあるんだ」
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