インディアナポリス・モーター・スピードウェイで第106回インディ500の予選が行なわれた。22日の予選2日目はポールポジションが争われ、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が史上最速でポールシッターとなった。佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング with RWR)は10番手で決勝に進むことになった。
2022年のインディ500は予選1日目に13番手以下のグリッドが決定。2日目はまずトップ12人による予選が行なわれ、その上位6人がポールポジションを決する“ファイアストンファスト6”へ進むフォーマットになっている。
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トップ12に残ったのはいずれも実力者ばかり。日本人ドライバーの佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシングwith RWR)は初日を12番手とギリギリながら通過し、トップ12予選へ臨んだ。
ただ佐藤はトップ12予選のアテンプトでは速度が伸びなかった。平均231.670mphで、最終的に10番手。ポールポジションを決するファイアストンファスト6へは進めずに予選を終えた。
その他、元F1ドライバーのロマン・グロージャン(アンドレッティ・オートスポート)が9番手で予選を終了。2018年のインディ500勝者であるウィル・パワー(チーム・ペンスキー)も11番手でファスト6入りを逃した。
■ファスト6はディクソンが驚異的速さでPP
ポールポジションを争うファイアストンファスト6へ進んだのは、ディクソン、リナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)、アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)、マーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ)、エド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)、トニー・カナーン(チップ・ガナッシ)らだ。
カナーンから順番にアテンプトを行ない、2021年のインディ500で2位となったパロウが、平均233.499mphを記録して暫定トップに立った。
ヴィーケイはこれを上回ることができず3番手にとどまり、最後にディクソンがアテンプトに向かい、パロウを上回れるかに注目が集まった。
そのアテンプトでディクソンは、1周目に234.437mph、2周目に234.162mph、3周目233.859mph、4周目に233.726mphを記録して、平均速度では234.046mphをマーク。パロウに0.5mph以上の差をつけて、ファスト6最速となり、ポールポジションを獲得した。
これは最速ポールポジション記録を塗り替えるもので、ディクソンは昨年に続く2年連続のポールポジション獲得でもある。2番手に並んだのはパロウ。昨年2位の悔しさを糧に優勝を狙う。
第106回インディ500は、5月29日(日)に決勝が行なわれる。
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