マルク・マルケス(ドゥカティ)は、MotoGPフランスGP初日にコースレコードを破り、今回も優勝候補であることをまざまざと見せつけた。
前戦スペインGPでは転倒を喫したマルケスは、慎重になる必要があるとしながらも、感触は良かったと語った。
■ヤマハのクアルタラロ、好調キープ。初日2番手で「前戦よりずっと良い状態。ポールポジションも狙える」
「僕たちに速さがあることに何の疑いもなかった。シーズンを通してそれを証明してきた」
「(ヘレス)テストですでに良い感触を得ていたし、今日も非常に良い感触で、快適だった」
「でも今日は金曜日だ。ポイントが獲得できるのは明日と日曜日だから、非常に慎重に、慎重にならなければならない。僕はすでに2回の日曜日でミスを犯してしまったからね」
天気予報では、決勝レースが行なわれる日曜日は雨が降る可能性があるとされているが、マルケスは問題ないと言い切った。
「全く心配していない。雨でも大丈夫だと思う。ドライコンディションで調子が良い時は、当然ドライコンディションの方がいいに決まっている。速さも兼ね備えているからね。ドライでうまくいかなくなったら、そのときは雨を求める。雨が降れば、みんながそのコンディションで走るわけだし、考える必要はない。今はまず、フロントロウに並ぶことが第一の目標だ」
FP1では2番手以下に0.5秒以上の差をつけたが、プラクティスでは少し状況が変わり、ヤマハの・ファビオ・クアルタラロが0.177秒差で2番手につけた。ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは3番手、ポイントリーダーのアレックス・マルケス(グレシーニ)は5番手だった。
マルケスは、最大のライバルはバニャイヤだと語った。
「今のところ、僕にとって最大のライバルはペッコ(バニャイヤ)だ。彼が金曜日に好成績を残せば、それは彼がトップに立つことを意味する。一方、クアルタラロはフランスが母国だし、失うものは何もない。リスクを負う余裕があり、実際にそうするだろう」
「ビニャーレス(マーベリック・ビニャーレス/テック3)もとても速いし、中古タイヤでも良かった。そしてアレックスは選手権のリーダーだ。トップになるとどんなに苦しくても、最終的にはそれを克服するんだ」
とはいえ、マルケスにとっては自分自身が最大の敵となるだろう。なぜなら今季、彼は転倒しなかったレースでは優勝しているからだ。
「準備しなければならない。ここでは誰もが優秀で、道を踏み外せば誰にでも負ける可能性がある。常に最大限の緊張感を持ちながら、慎重に走らなければならない。自分がすごく速いという感覚はないけれど、タイムはすごく速い。感覚よりもタイムで自分の限界を決めなければならない」
「もちろん僕は強い。でもあと0.5秒もマージンはない。明日はフロントロウが目標だ。ヘレスのクアルタラロのようなことがあると、ポールではなくなるんだ。でもそういうものだ。僕はプッシュするしハードに攻める。自信はあるけど、だからといってガードを緩めてはいけない」
マルケスは特に日曜日のレースに向けて、ドゥカティのバイクのどこに限界があるのかを理解できていないという。
「日曜日に2度の転倒があった。アメリカズGPでは”ピアノ”(縁石)を踏みすぎたこと、スペインGPではスリップストリームの中で、前に2台のマシンがいることに気づかなかったこと。ふたつのミスの原因は分かっているんだ」
「ドゥカティのバイクの限界は分かっているけど、このバイクは常にそれ以上のモノがあるようなんだ」
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