ツインリンクもてぎで開催されているスーパーGT最終戦。GT500クラスは#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也)が驚異のコースレコードでポールポジションを獲得した。
気温22度、路面温度26度というコンディションでスタートした予選。上位8台を絞る15分間の予選Q1は、残り時間9分を切っても各車がピットでアタックの機を伺った。
フル参戦1年目での初タイトル獲得へ……100号車RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトン「日曜の結果が楽しみ」
まずコースインしていったのは、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生)。ついで#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹)、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(千代勝正)と、日産GT-R勢が相次いでコースインしていった。
残り時間7分を切ると、レクサスLC500勢やホンダNSX-GT勢も動き出し、最後までピットに残っていた#64 Epson Modulo NSX-GT(松浦孝亮)も残り6分10秒にコースインした。
各車が少しずつペースを上げながらタイヤのウォームアップを進めていき、残り時間3分を切る頃から本格的にアタックへ。まずは#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(高星明誠)がタイムを残していくが、ここで速さを見せたのは#100 RAYBRIG NSX-GT(ジェンソン・バトン)。1分36秒344を叩き出すと、そのままトップでQ1を終えた。このタイムは、昨年の予選で#23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)が記録したコースレコード(1分36秒316)に迫るものだ。
他のホンダNSX-GT勢も続々と好タイムをマーク。公式練習トップの#64 Epson Modulo NSX-GTがバトンと僅差の2番手、#8 ARTA NSX-GTの伊沢拓也も3番手に飛び込んだ。
レクサス勢は、#38 ZENT CERUMO LC500が4番手。タイトル争いをしている#1 KeePer TOM'S LC500(ニック・キャシディ)は7番手でQ2に駒を進めた。
一方、関口雄飛にタイトル獲得の可能性が残っている#36 au TOM’S LC500は、Q1を担当した中嶋一貴のアタックにミスがあり、まさかの15番手でQ1敗退を喫してしまった。
日産GT-R勢は#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-RのみがQ2進出となった。
予選Q2は、残り8分を切ったところで#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山哲)がコースイン。間隔をあけて#19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資)がピットを出ると、それに続くように続々と各車が今シーズン最後の予選アタックに向かった。
最初に全開アタックに向かったのは、#1 KeePer TOM'S LC500の平川亮。しかしその後方からは、#100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴がさらに速いセクタータイムを刻んだ。
まずフィニッシュラインを横切った平川は1分36秒234を記録し、コースレコードを更新したものの、それを凌駕する速さを見せたのがホンダNSX-GT勢。従来のコースレコードを0.8秒上回る1分35秒35秒550を叩き出した#8 ARTA NSX-GTの野尻智紀が、ポールポジションを獲得した。
#100 RAYBRIG NSX-GTの山本は、ポールポジション獲得はならなかったが予選2番手を確保。3番手には#64 Epson Modulo NSX-GTのベルトラン・バゲットが入った。
レクサス勢は#38 ZENT CERUMO LC500が4番手に食い込み、#17 KEIHIN NSX-GTの前に出たものの、#1 KeePer TOM'S LC500は最終的に6番手となった。
終わってみれば、前戦オートポリスと同じく予選トップ3をNSX-GT勢が独占する形に。#1 KeePer TOM'S LC500はチャンピオン獲得に向けてNSX-GT勢の厚い壁を破り、同ポイントで並ぶ#100 RAYBRIG NSX-GTの前に出なければならなくなった。
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