現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ミドルサイズSUVのベストバイは!? ハリアー、エクストレイル、フォレスターを取り回し、使い勝手、燃費で採点

ここから本文です

ミドルサイズSUVのベストバイは!? ハリアー、エクストレイル、フォレスターを取り回し、使い勝手、燃費で採点

掲載 70
ミドルサイズSUVのベストバイは!?  ハリアー、エクストレイル、フォレスターを取り回し、使い勝手、燃費で採点

いま新車を買うなら人気のSUVが欲しい、という人は多いだろう。一方で、数あるモデルの中から自分にあった1台を探すのはなかなか難しい。気に入ったモデルが見つかり愛着が湧けば、細かな欠点など気にならなくなるものだが、機能性を重視して探す場合、そもそもどのモデルを選べばいいのか悩ましいところだ。そこで今回は、機能性重視という観点から、取り回し、使い勝手、燃費の3項目を基準に、売れ線モデルの「トヨタ ハリアー」、「日産 エクストレイル」、「スバル フォレスター」の3台をチェックしていきたい。

>>トヨタ ハリアーのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
>>日産 エクストレイルのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
>>スバル フォレスターのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

トヨタ「ハリアー」 ハイブリッドかガソリンか、買いのグレードはどれか?

ベストバイの選定にあたっては各項目について、1位:3点、2位:2点、3位:1点とし、合計得点でトップを決めることとする。条件を揃えるため、比較対象は基本的にAWD・純ガソリンのベーシックグレードで比較(ハリアー S/エクストレイル 20S、フォレスター・ツーリング)した。ただし、フォレスターのみベーシックグレードに純ガソリン車がないため、マイルドハイブリッド車を選んだ。それぞれの車両価格(税込)は、ハリアー:319万円、エクストレイル:248万2700円、フォレスター:293万7000円だ。

取り回しのしやすさはフォレスターに軍配
まずは、街乗りでの取り回しのしやすさをボディサイズ等からチェックしていく。ボディサイズはハリアーが全長4740mm×全幅1855mm×全高1660mm、エクストレイルが同4690mm×1820mm×1740mm、フォレスターが同4640mm×1815mm×1715mmで、ハリアーがやや大柄な印象。一方、小回り性能を左右する最小回転半径は、ハリアー5.5m、エクストレイル5.6m、フォレスター5.4mとフォレスターがリードする。ハリアーはボディサイズの割に小回りが効く方だが、ここ一発のUターンや小回りのしやすさは、1位:フォレスター(3点)、2位:ハリアー(2点)、3位:エクストレイル(1点)となる。

>>スバル フォレスターのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

各モデル使い勝手は十分だが、きめ細かな配慮でハリアーが優勢
次は使い勝手を見ていこう。この点、室内の収納スペースについては、各車ともセンターコンソールやドアポケットに大容量のカップホルダーを備えるなど必要最小限のものは揃っている。そこでさらに細かくみていくと、スマホの充電に必須のUSBポートはハリアーとフォレスターが前後席に2個ずつ装備するのに対し、エクストレイルは前席に1個のみ。さらに、ハリアーは1万3200円で「置くだけ充電」まで装備できる。よって日常よく使う装備・きめ細かさでは、1位:ハリアー(3点)、2位:フォレスター(2点)、3位:エクストレイル(1点)とする。

新世代エンジンを搭載したハリアーが燃費で有利
最後に燃費(WLTCモード)については、ハリアーが14.7km/L、エクストレイルが13.2km/L、フォレスターが14.0km/Lの順。新世代のダイナミックフォースエンジンを搭載するハリアーがマイルドハイブリッドのフォレスターを抑え、首位になった。

>>トヨタ ハリアーのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

なおガソリンは全モデルがレギュラーガソリンに対応する。そこで足元の店頭現金小売価格172.8円/Lをもとに月1000km走行した場合の年間の燃料代を算出してみた。その結果、ハリアーが14万1000円、エクストレイルが15万7200円、フォレスターが14万8000円となる。というわけで、1位:ハリアー(3点)、2位:フォレスター(2点)、3位:エクストレイル(1点)の順となった。

以上3項目から総合点は、1位:ハリアー(8点)、2位:フォレスター(7点)、3位:エクストレイル(3点)で、一番高額かつ直近デビューのハリアーが、僅差でフォレスターを抑えてベストバイを獲得という順当な結果となった。なおエクストレイルは今回の項目による比較ではやや不利な結果となったが、ベース価格が最も安価であることは大きな強みだ。基本設計の古さは否めない部分もあるが、エクストレイルは2022年中にフルモデルチェンジが予定されており、刷新された新型の登場にも期待したいところだ。

>>トヨタ ハリアーのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
>>日産 エクストレイルのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
>>スバル フォレスターのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

>>トヨタ ハリアーの中古車相場をグラフで見る
>>日産 エクストレイルの中古車相場をグラフで見る
>>スバル フォレスターの中古車相場をグラフで見る

こんな記事も読まれています

ヨシムラSERTが転倒後に追い上げ優勝、3ART綿貫も3位。TSR、Étoileは無念のリタイア/EWC第1戦ル・マン24時間
ヨシムラSERTが転倒後に追い上げ優勝、3ART綿貫も3位。TSR、Étoileは無念のリタイア/EWC第1戦ル・マン24時間
AUTOSPORT web
ホンダの「V8スポーツカー」!? 500馬力超えの「FRマシン」! “NSX後継機”目された「HSV-010」とは
ホンダの「V8スポーツカー」!? 500馬力超えの「FRマシン」! “NSX後継機”目された「HSV-010」とは
くるまのニュース
アルファ・ロメオ 車名に "ケチ" つけた政治家へ苦言「名前より雇用守る努力をせよ」 中国企業に危機感
アルファ・ロメオ 車名に "ケチ" つけた政治家へ苦言「名前より雇用守る努力をせよ」 中国企業に危機感
AUTOCAR JAPAN
「彼は僕を見てさえいなかった」リカルド、接触時のストロールのオンボード映像を見て激怒/F1第5戦
「彼は僕を見てさえいなかった」リカルド、接触時のストロールのオンボード映像を見て激怒/F1第5戦
AUTOSPORT web
ハースのヒュルケンベルグが10位「最大限の結果を出した。重要な1点」小松代表は「完璧なレース」と喜ぶ/F1中国GP
ハースのヒュルケンベルグが10位「最大限の結果を出した。重要な1点」小松代表は「完璧なレース」と喜ぶ/F1中国GP
AUTOSPORT web
アロンソ「セーフティカーで戦略変更も、良いレースに。1周でいいからトップを走りたかったけどね」/F1中国GP
アロンソ「セーフティカーで戦略変更も、良いレースに。1周でいいからトップを走りたかったけどね」/F1中国GP
AUTOSPORT web
乗って納得の「ロープライス実力派」 ホンダWR-Vは背伸びしない、等身大のパートナー
乗って納得の「ロープライス実力派」 ホンダWR-Vは背伸びしない、等身大のパートナー
AUTOCAR JAPAN
ハミルトン「極端なセットアップ変更が、かつてないレベルのアンダーステアを引き起こした」メルセデス/F1中国GP
ハミルトン「極端なセットアップ変更が、かつてないレベルのアンダーステアを引き起こした」メルセデス/F1中国GP
AUTOSPORT web
経験を信じたWRTとリスクを避けたマンタイ。雨中のタイヤ選択がLMGT3上位の明暗分ける/WECイモラ
経験を信じたWRTとリスクを避けたマンタイ。雨中のタイヤ選択がLMGT3上位の明暗分ける/WECイモラ
AUTOSPORT web
レクサスが新たな「小さな高級車」展示! 全長4.2m級でも上質さ健在!? 「LBX」の実車見たユーザーの反響は? in 菅生
レクサスが新たな「小さな高級車」展示! 全長4.2m級でも上質さ健在!? 「LBX」の実車見たユーザーの反響は? in 菅生
くるまのニュース
【カーコーティング技術を住宅設備に】総合家庭用品メーカー「レック」と「KeePer技研」が共同企画した家庭用水まわりコーティング剤が販売開始
【カーコーティング技術を住宅設備に】総合家庭用品メーカー「レック」と「KeePer技研」が共同企画した家庭用水まわりコーティング剤が販売開始
driver@web
先行ピットインを決めたディクソンが逆転勝利。初参戦プルシェールは11位完走/インディカー第2戦
先行ピットインを決めたディクソンが逆転勝利。初参戦プルシェールは11位完走/インディカー第2戦
AUTOSPORT web
ランボルギーニと「ザ・ホワイトストライプス」が20年の時を経てコラボした理由とは? アナログからデジタルへ時代を超越した芸術作品でした!
ランボルギーニと「ザ・ホワイトストライプス」が20年の時を経てコラボした理由とは? アナログからデジタルへ時代を超越した芸術作品でした!
Auto Messe Web
併走するクルマへの目潰しでしかないのにナゼやる? 斜め後ろに「白色ライト」を点灯して走行するトラックは法令違反だった!!
併走するクルマへの目潰しでしかないのにナゼやる? 斜め後ろに「白色ライト」を点灯して走行するトラックは法令違反だった!!
WEB CARTOP
愛車の履歴書──Vol35. 益若つばささん(後編)
愛車の履歴書──Vol35. 益若つばささん(後編)
GQ JAPAN
ジャガーに新しい可能性を見た──新型F-PACE試乗記
ジャガーに新しい可能性を見た──新型F-PACE試乗記
GQ JAPAN
便利な「ドライブレコーダー」 まさかの「バッテリー上がり」招く可能性も!? 「駐車監視」の注意点とは
便利な「ドライブレコーダー」 まさかの「バッテリー上がり」招く可能性も!? 「駐車監視」の注意点とは
くるまのニュース
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
ホンダがフォーミュラEに参戦する可能性はあるのか? HRC渡辺社長「今は2026年からのF1再参戦が最優先……しかしGEN4は魅力的」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

70件
  • ハリアーを買う人がフォレスターならまだしも安いだけが取り柄の現行エクストレイルを買う?
  • ハリアー以外年式が古い
    対抗には、ならない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村